クラフト縁、にこにこネットのちてなです。
花信風さんで開催されている、「モラ展」を
にゃんぎょうの幹佳菜子さんと一緒に、鑑賞してきました。
今回、コレクターさんのコレクション展ということで、
取材(撮影)無しだったのですが、携帯カメラならいいわよと
花信風さんからお許し頂いたので、携帯カメラで
数枚撮って参りました。本格的な取材レポートではない
ミニ版ですが、ご紹介させていただきますね。
えーーーまず、初めて「モラ」を拝見しましたが
兎に角「凄い…!」の一言に尽きます!
見るまでははっきりいって、漠然としてて、よくわかりませんでした。
でも一目見て驚愕。
モラとは、パナマ共和国のクナ族の女性の手芸・刺繍です。

昔、クナ族は服を纏わず、日頃から、ボディペイントをたしなんでいたそうです。
そのボディペイントの感性や技術などが、そのまま布に縫いつけ胸当て、
日頃着るお洋服として、今現在残る、「モラ」となったそうです。
クナ族の女性達は、子どもの時から、祖母や母がそうしたように、
朝日が昇れば目覚め、日が暮れれば寝る生活の中で、
当たり前のように布を裂き、重ねながら、長さを均等に測るでもなく、
下書き無しで切って縫い付ける(まつって)いくそうです。
親から子へ受け継がれていくモラ。
モラが上手だと、いいお嫁さんになれると言われているそうです。
見ると、鋭角の三角模様が目につきますが、その三角も、
上手にまつれないかただと、まるっこくなってしまうのだそうです。

花信風さんでは、製作途中の作品が見せてもらえます。
そうか、こうやって重ねているのかと驚きます。
実際に手にとって、日にかざしてすかしてみたりもしました。
まったくの対照ではないけれども、ちょっとずつ色や
こまいところなんかは微妙に違っても、
色の補色関係などを誰に教わったわけでもなく
生まれ持った、備わったものとして
どこをどうあけると、どこにくるか、迷うことなく
バランスよく配置し、切り抜いたものなどは満遍なく
別のところで使うなど、工夫されています。
モラには、観光用に売るものと、普段、自分達が着る
身につける洋服と二通りあるそうです。
だいたいが、胸の部分と背中の部分とで対になっていて、
展示されているように、取り外しが可能なようです。

その緻密でぎっしりとした縫い目に、息を飲み、
ほんとうに全部手でまつっていったのか
見てるだけで、非常に気が遠くなるようなものもあれば、
ちょっと不器用な方もいたのでしょうか。
中には、縫いがおおらかな、ざっぱりとしたモラもありました。
そういうのを見ると、逆にほっとします*
柄としては、抽象的なもの、幾何学的模様などもありますが、
動物や虫、魚など、自分達の身の回りにいる生き物が
モチーフになっていることも多いようです。
また、目を見張る、その独特な色鮮やかな色彩は、
パナマという国の風土、強い日差しの下で暮らす彼女達の習慣として、
生きていくための、理に叶った色なのかもしれませんね。

知らなかったのですが、日本でも、モラのお教室や、
実際に作ってる方も多いそうです。
花信風さんで開催している「モラ展」の
コレクターさんも、実際に現地で習い、作っているのだとか。
花信風さんの「モラ展」は、18日(土)までです。
まだ見ていない。見てみたいという方、是非どうぞ!必見です☆
●花信風 11:00~17:00
http://homepage2.nifty.com/kashinfu/
埼玉県所沢市旭町1-9 tel 050-3417-5437
所沢駅より徒歩6分
●幹さんのブログの写真のほうが鮮明です(^-^;)こちらもどうぞ* |