2008年10月10日 (金)

皆さんの投稿レポート 貴志勉さん「貴志勉 陶展 土のしごと」

「皆さまからの投稿レポート」第7回目は、
2008年10月4日から19日(日)まで開催される、
貴志勉さんの「貴志勉 陶展 土のしごと 」です。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆

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「貴志勉 陶展 土のしごと」 貴志勉さんより。
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今回の開催会場は、高松市上天神町にある、
国道バイパスから一筋入った住宅街。昔農家だった家の納屋を改造した
ギャラリー「展示工房:納屋De手仕事 やまもと」です。

一年おきでたぶん4回目になるかなと思います。
6月のガラス張りのギャラリーと対照的な雰囲気です。

今回のDMが、こちらなんですが
このDMにあった、きっと訳の分からない画像の作品が、こちらの花器です。

がんばったのが、こちらのシリーズ。高さ50cm位まであるものです。

お気に入りは、この、掛け花入れです。小さい方で10cm程です。
ステンレス線のおかげで、僅かな振動や風にゆらゆら揺れて可愛いんです。
(自画自賛!)

実は、グループ展も控えており、一度考えていたものを作り直したり、
ちょっとしたスランプでもありました。そんなときに限って
プリンターが寿命になったりパソコンが壊れ、田舎の悲劇で、
一部のメジャーな会社の現物機種にしかお目にかかれず、
買いたい機種を求め必死でネット通販で探し、ドキドキで
メーカーを信じて購入したりと、ドタバタ続きでした。

そんなこととは関係なく、時はやってきて、始まった個展でしたが、
今回、サブタイトル「土のしごと」とし、音のする器シリーズをはじめ、
使って楽しい、話が始まる、そんな器の新作を展示しました。

イナカでこっそりやってる展覧会が、画像付きで公開できるなんて
10年、15年前には考えられなかったことです。
凄い時代になったものです。ありがとうございます。

会期は、10月19日(日)まで開催中です。
是非、お立ち寄り、ご鑑賞下さい。皆様のお越しを、お待ちしております。

■納屋De手仕事 展示工房 やまもと
  高松市上天神町445 電話・Fax 087-867-5689

●ちてなの感想●

貴志勉さん、どうもありがとうございます。
貴志さんには、6月に「四角の器展」で投稿レポートを頂き、
今回2回目になりますが、同じ年で、4ヵ月後に違うコンセプトで
個展を開催、というのも、凄いことだなあと思います!

6月の時は、四角い器たちが、光に当たって、その光が反射したり、
影を落とす中で、個々それぞれが、四つ角と四方ぐるりと供え持つ違う表情を
初夏の爽やかさとともに、清々しく照らして見せてくれたイメージが大きかったのですが、

今回は、展示会場が納屋を改造したギャラリーで、
踏んだら木のきしむ音が聴こえてきそうな、
木の匂いに包まれているような感覚が想像できるギャラリーのようです。

深い赤くて黒い、濃い茶色の木の床、壁、テーブルの中から、
貴志さんが土から作った器たちが、或いはキノコ、或いはエゾゴマナ、
或いはクズの花、或いは楓のように、ひとつの森の中に生きる植物のように。
なんとなく、目には見えない根っこが生えていて、このギャラリーさんに
繋がっているような、もしくは、このギャラリーさんから生えてるような感じがしました。

野原や森を歩き、気付かなかった花や草と出会い
草や土、葉の匂いをいっぱい吸い込んで、さわさわと風の音、
揺れる木々の葉の擦れる音、土や木肌を這う小さな命を耳に、
短い秋を感じられる、そんなひととき。

どんな音がするのか、どんな手触りなのか、どんな重たさなのか。
どんな冷たさ、温かさなのか。自分の掌に、どのくらいおさまるものなのか。
どんなふうに、目の前で、それは動いているのか。
ひとつひとつ触れることはできない、感じられないのが、
インターネットの歯痒いところであります。
そして、インターネットでは、ある程度止めて留めておくことができます。
何度も見ることができます、何度も振り返る事ができます。
でも、生きている、ということは、変わり続けるということです。
一分一秒、二度と同じ瞬間に戻らない、ということです。

そして、だからこそ、感じることの大切さが身に染みます。

まるい!・・・まるい・・・まる・・・たまらなく、触りたい!うう~(笑*)

貴志さん、このたびは、どうもありがとうございました(^0^)/☆

⇒ 今回、ご投稿いただいたのは・・・
   貴志勉さんです!ありがとうございました☆*

  ■貴志勉・Studio・P 
    http://www.d3.dion.ne.jp/~walama/p/index.htm


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2008年10月 3日 (金)

皆さんの投稿レポート【佐薙陽子 My Favorite Fantasy】

「皆さまからの投稿レポート」第6回目は、
2008年9月11日~17日に開催された、
佐薙陽子さんの「My Favorite Fantasy」です。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆

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「My Favorite Fantasy」 佐薙陽子さんより。
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クラフト縁、にこにこネットのみなさん、こんにちは!
クラフト縁で絵画の作家登録をさせていただいている佐薙陽子と申します。
9月11日から17日まで、吉祥寺のリベストギャラリーで個展を開きましたので、
そのご報告をしたいと思います。

去年の誕生日に絵を仕事にしたいと思い立ち、
このたびはじめての個展 ”My Favorite Fantasy” を開催しました。
1年間描きためた作品約20点は、主に透明水彩絵具を使い、
インスピレーションをもとに得たイメージを形にしました。


(“Give me a Rose”・・・初めて描いた心象的な絵です。)


(“透徹”・・・透明でおだやかな瞳に強い意志を込めました。)

現在はまだ絵とは関係ない仕事についているため、
二重生活のような感じでなかなか大変ですが、友人、知人をはじめとする
たくさんの方に観ていただくことができ、とても良い経験になりました。


(みなさんからいただいたお花・・・ありがとうございます。)


(夜12時までライトアップして頂きました。日替わりで毎日違う絵を飾りました。)

通りに面したガラス張りのギャラリーだったため、
通りすがりの方の目に触れることも多く、様々なご意見・ご感想をちょうだいするなかで、
自分の絵を新しい角度からみることもでき、新鮮な思いがしました。


(ポストカード、Tシャツ、タンブラー、ブックカバーなど)


(“きらきら”・・・Tシャツやブックカバーにプリントしたものも販売しました。 )

特にうれしかったのは、お客様の一人からイラストの掲載を依頼されたことと、
私が以前絵を習っていた先生から、なんとお祝いに原画をいただいたことです。


(“Spring Whistle”・・・掲載を依頼された作品。)

来年以降も作品数がたまり次第、
個展を開いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
今後は、書籍の装画・挿絵やカレンダーに挑戦してみたいので、
勇気をだして営業? もがんばりたいです。
ホームページもご覧ください→アトリエ・レインボウ http://www.yokosanagi.com


(“虹のまち”・・・個展に来てくださった方たちに人気が高かった作品。)


●ちてなの感想●

佐薙さん、まずは、初個展、おめでとうございました!
そして、お疲れ様でした!
そんな記念すべき、初個展での投稿レポート、ありがとうございます☆

まず率直に思ったのが、絵の仕事をしたいと思い立って1年で
個展を開催したというのが、凄いなあと思いました。

一年で描き溜めて。
想像するに、凄まじいパワーとエネルギーだったのではないかな、と。
わかりませんが、きっと、もう、夢中だったのでしょうかね? 

絵を描く。作品を生みだしていくことは、
楽しくて、面白くて、やりがいがあって、幸せ。なことなんだと思います。
でも、必ずといっていいほど、苦しみがやってくる。
辛くて、しんどくて、逃げ出したくなる。
なんでこんなことやってるんだっけと、壁にぶつかって、
悩んだり自問自答するとき、とどのつまり
「やっぱり、好きだからなのかな」 と、思うのかも知れません。
それがお金を頂く、依頼された締め切りのある仕事であっても、
お金を頂かない、趣味のものであっても、描いている方は同じ「人」です。

そして、やっぱり、絵を見て何かを思ったり、語ってくれたり、
投げかけてくれる、返してくれるのも、誰でもない、「人」なんですよね。

佐薙陽子さん。全然関係無いのですが、わたしの妹も「陽子」なんです。
太陽の光や恵は、いつもあると当たり前だと思いがちです、
時に暑過ぎると、うらめしかったりもします。
でも、光の当たらない場所や、光の入らない暗い闇を知ると
光のありがたさが、身に染みることがあります。
そして、光の存在と同時に自身の存在が映る、影も、
自分の位置によって、時に後ろに伸び、時に前を行きます。

これから、たくさんの出会いがあると思います。
いろんな光を見て、受けて、吸収して、
眩しいほどに憧れて、これからも進んでいくことでしょう。
佐薙さんが、もし、光が一筋も見えない闇に
おちいるようなことがあったとしても、
たくさんどれだけ時間がかかっても、全然かまわない。

自分の中に、光があるということだけは、忘れないでいて欲しいなと思います。
そして、佐薙さんの光を、絵を通して、いろんな方に見て頂き、
お届けする、繋がっていけたら、すごく素敵だろうなあと思います。

佐薙陽子さん、これからも、頑張ってくださいね!
このたびは、どうもありがとうございました(^0^)/☆

⇒ 今回、ご投稿いただいたのは・・・
   佐薙陽子さんです!ありがとうございました☆*

  ■アトリエ・レインボウ
     http://www.yokosanagi.com

  ■佐薙陽子 略歴
    東京大学法学部卒業
    2005年    辻野典代先生(大調和会所属)に師事。
    2008年9月  吉祥寺リベストギャラリーにて個展"My Favorite Fantasy"を開催。
    2009年3月  「NEW Illustrators FILE2009」(ART BOX発行)に掲載予定。
    日本イラストレーター協会会員


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2008年8月 1日 (金)

皆さんの投稿レポート【神山歩 絵画展 ~ようこそ、いらっしゃいませ~】

「皆さまからの投稿レポート」第5回目は、
2008年7月14日~23日に開催された、
神山歩さんの「神山歩 絵画展 ~ようこそ、いらっしゃいませ~」です。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆

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「神山歩 絵画展 ~ようこそ、いらっしゃいませ~」神山歩さんより。
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こんな展示会になりました。
美容室での展示、というのは、はたから聞けば新鮮に感じられると思います。
作品展示に必要なのは、飾る場所。大きい作品、小さい作品それぞれですが、
通常のギャラリーとなると机を出したり、組んだりとセッティングが難しいです。

もちろん美容室さんなので、シャンプー台や、ミラーの棚、
小物収納の棚など、色々な台があります。
私はそこにあれやこれやとばかりに、沢山置いていきました!



言い遅れてしまいましたが、私の作品は「木版画」と「絵本」を中心として制作しています。
常に物語がぽんぽんと頭の中であふれていくので、それを絵に描いていく、制作工程が多いです。

色はめいっぱいに使います。
テーマはなんの気なしに出てくるものなので、その日の気分によって様々。
食べ物が好きなので、いつも食べものがモチーフな絵になってしまいます(笑)

シンプルなお店を、遠慮なく絵で溢れかえらせてみたいと感じ、沢山飾らせていただきました。
結果、絵の明るさをより際立たせてくれて、お店に居る自分まで明るくなれる展示になりました。



学生が展示をするということ。

美術を志す学生であれば、在学中1度や2度は、作品展示を行うこととなります。
その中で、作品を作る苦しさ、楽しさを味わう。

こんなに準備には時間がかかるものなのか、とか、
他人に聞いて教えてもらったり、自分で毎晩寝ないで考えたり。
作家になる人はこんな気持ちを味わっていたのか。とか。
そんながむしゃらな経験をするものなのです。

そんな中で、絵を他人に客観的に見てもらったり、新しい出会いを得たり、
作品展を通じて、新しい何かを得ていくのだと私は思います。

こちらの美容室さんは、学生の私たちに対して
そのような場を作ろうと行動してくださいました。素敵な出会いに感謝。

そして、次は私も、頑張る学生に「頑張れ!」とチャンスを与えてあげられるような
そんな人になりたいなぁ。と思わせてくれた、素敵な展覧会でした。

●ちてなの感想●

こちらは、個展のDM画像です。
ちてなは、神山さんがクラフト縁で作家登録くださり、
この個展のご案内をご投稿いただいたときから
「美容室で個展って変わってる~!!」と注目していました。

メールでも、神山さんはとても素直で人柄のいいお嬢さんだということがわかり、
版画作品なのに、色がたくさん使われていて版画じゃないみたい、
可愛い・・・観てみたい!!そう思っていました。

ところが、調度折りしも、カラーセラピー受講期間と重なり、
授業が午後二時からだったので、行けなかったのです。
ほんとに残念でした。頂いた、レポートやお写真を観て
なんていうんでしょうねえ。青春の光というか、眩しさを感じました。

「あああ~~!!!行けばよかった!!!」
後悔しきりです。。。(泣)

皆さん、やっぱり、しのごのいわず、観たいものは観るべきですね(しゅん。。)
この、美容室空間と、とてもあってて、
素足で歩きたくなるような、清々しさですよね。

神山さあ~ん! また展示会に参加されるときは、教えてください!
神山歩さんの、今後のご活躍、楽しみに応援しています!
どうもありがとうございました☆

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★作家略歴
 1987年 千葉県に生まれる
 2008年 多摩美術大学絵画学科版画専攻4年 在学中
 <展示>
 '05~'07 グループ展など多数
 '07   「CAFE*てん」(三鷹/CAFE DE LHOTSE)
 '08   「ふたりの木版画展」(新宿/ギャラリーkirari)


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皆さんの投稿レポート【キムラクニヒコ ミニミニ展】

「皆さまからの投稿レポート」第4回目は、
2008年7月1日~13日に高円寺の、too-tickiミニギャラリースペースで開催された、
キムラクニヒコさんの「キムラクニヒコ ミニミニ展」です。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆

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「キムラクニヒコ ミニミニ展」キムラクニヒコさんより。
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(写真提供/片庭珠実さん Too-tickiの入り口から覗いたミニギャラリー)

7月1日(火)から13日(日)にかけての二週間、
Too-ticki(東京・高円寺)にてミニ個展を開きました。
Too-tickiのミニギャラリーは、およそ一畳分の小さなスペースです。
狭さに関しては、都内随一と言えましょう。
観に来てくれた画家仲間の一人は「なんて不自由な空間なんだ!」
とこの一畳の宇宙で叫んでおりました。でも、歴としたギャラリーなのであります。

「不自由さ」こそは、たまらなく良いのであります。
困難に立ち向かって喜ぶのが、アーティストです。
与えられた課題で満足していてはなりません。
ぶち当たる困難とは、自分で見つけた課題のことであります。

ぼくは「小さなデッサンで、この小さな空間を埋め尽くす」という戦略で挑みました。
壁一面にパステル画を中心に飾り付けました。
しかし、後になって気づいたのです、残されたままの平面を。
それは天井でありました。
無垢な天井は、悲しげにぼくを見下ろしていたのであります。
展示も終わる頃、「よし、次は天井だ…」と密かに思いました。
(天井にも飾って良いのかしら? ぼくはそこに「yes」と書きたい)。
次回もやります。2009年の春と秋の二回です。詳細は後日告知いたしたいと存じます。

この個性的なミニギャラリーは、いつも予約でいっぱいの人気だそうです。
展示のチャンスをくださったToo-tickiのオーナー様とスタッフ方々に心から感謝いたします。
そして、さまざまな素敵な出会いに心から感謝いたします。

文責/キムラクニヒコ
2008/7/29

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●ちてなの感想●

こちらは、個展のDM画像です。この作品は、とても印象に残っています。

個展のDM及び、案内では、以下のようにご紹介されていました。
「170cm×80cmのミニギャラリーに於きまして、
 ナイーブアート風のパステル画(ポストカードサイズ)を
 中心に展示いたします。これらは大作のためのデッサンでもあります。」

実は、わたし、too-tickiさんに行った時に、キムラさんの個展が開催されていて、
すっと入って観てました。too-tickiさんも、おっしゃってましたが、
とってもふんわりとしたやさしいパステル画で癒される作品でした。
「ナイーブアート風のパステル画」と御自身で説明されてましたが
まさに、そのとおりだなと思います。誰の心にもある
(…どんな映像かは、人によって違うと思いますけれど)
落ち着ける、無心でいられる、自分に立ち返ることができる理想のようなものが
キムラさんの絵を観ることによって、呼び起こされそうな気がします。

梯子は、現実と夢や希望、空想、非現実の世界への移動手段とも取れるかもしれません。
目に見えることも、見えないことも、わたしたちは、幾らでも、イマジネーション、
想像をかき立て、身も心も預けることができます。
雲の上は、どうなっているんでしょうか。
私たちの未来、将来はどうなっているんでしょうか。
ちょっと覗いてみたい。でも簡単には覗けない。
そう、私たちは、自力で作りあげていくしかないのです。
だからこそ、空は広くて青くて深くて、雲はどこまでも、白くて柔らかいものだと。。。

キムラさんには、メールでもお伝えしたのですが、わたしが、この個展を観て
思った感想は、あの小さな空間が、とっても広く感じた、ということです。

さすがに、天井までは見てませんでした、気がつきませんでしたが(笑)
狭さなど、どこ吹く風で、空気が澄んで、あの場所だけ高く高くなった気がしました。

また展示会をされるそうで。今後、油彩にも挑戦されるとお聞きしました。
更なる、ご活躍、楽しみにしています。

⇒今回、ご投稿いただいたのは・・・
  キムラクニヒコさんです!ありがとうございました☆

  ■絵描きキムラクニヒコのホームページ NO MOSS
    http://www.kimukuni.net/


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2008年6月19日 (木)

皆さんからの投稿レポート【四角の器展 貴志勉~土のしごと~】

2008年より新企画「皆さんからの投稿レポート」が誕生しました。
このコーナーでは、ご案内を掲載したけれども、ちてなが取材に行けなかった
展示会の模様を作家さん、ギャラリーさんから直接、感想&お写真をお寄せ頂き、
ちてなの感想とともに、そのレポートをご紹介するコーナーです。

第3回目は、
2008年6月13日~22日に88GALLERYさんで開催された、
香川県の陶芸家、貴志勉さんの「四角の器展 貴志勉~土のしごと~」です。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆
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「四角の器展 貴志勉~土のしごと~」貴志勉さんより。
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~~ ちてな ~~
最初、個展の案内DMには、以下のような紹介がされていました。
「金属的な光沢や石のようなシャープな形状にこだわり、
 土という柔らかい素材とは対極的な質感を持つ作品を追求。
 今回のテーマもその仕事の延長上にある「四角」。
 広い意味での「四角」を表現。
 大皿・花器から、小物はマグカップ・酒盃まで、
 夏に向かって風鈴や素麺のための器も。
 日常の器約150点を展示販売いたします。」

確かに、陶芸=土、陶芸といえば、丸いフォルムの器や壷、
お料理やお菓子などを並べる為のお皿などで、
使いやすくて飾りたくなるような、そういうものを想像します。

普段、あまり「金属的なシャープな形状」の陶芸作品を
意識して見たことがありませんでした。
土なのに、「土という柔らかい素材とは対極的な質感を追求。」
って、どういうことなんだろう。漠然とわかりませんでした。
わたしには、まだまだ難しい~~。
今回、写真を10点頂戴しましたので、拝見していこうと思います。

~~ 貴志さん ~~
「四角の器」というサブテーマでの個展です。
会場は香川県丸亀市の郊外
香川県丸亀市飯野町東二339-1 88STAGE内にあります、
88GALLERYさんです。http://www.88net.jp/

全体の雰囲気とギャラリーのガラス張りの明るい雰囲気が気に入り
初めてここでやることになりました。

殆んどが今回の為に作った新作ばかりで、
形が四角、アクセントに四角、模様に四角、で花器・食器をいろいろです。

夏用に「冷やしうどん」「素麺」の(どちらもサヌキ名産なんです)器。
風鈴も(写真では判りにくいですが、下から見るとちょっと四角になってるんです)

どうしてもロクロよりもタタラ造り(板造り)が多くなり
時間も手間もかかりエライ目にあいましたが、
白地に鉄絵の線文や斜めにした板状の花入れなど
新しい展開はかなり気に入っております」

●ちてなの感想●
貴志さん、お忙しいところ、ご投稿お寄せ頂き、どうもありがとうございます!

実際に見に行っていませんので、お写真と頂いた文章から見た感想です。

まず、ほんとうに明るくて綺麗で爽快感のあるギャラリーさんでしたね。
飾られた作品達も、嬉しかったんじゃないでしょうか*
あと、150点って、やっぱり多いですね!
これは展示するのも、写真撮るのも大変だったんじゃないかと思います*

今回、四角というテーマだったそうですが、
あまりそこに意識はいかず見てしまいました。
そういえば、お花だって全部形が違うし、尖ったようなものもあれば
開きっぱなしもあれば、閉じているような、うつむき加減のものもあります。
白地にシンプルな線画は可愛いですし、焦げたような鉄板みたいな花器や
ひし形のような背の高い花器、黒くて四角い花器、思わず下はどうなってるんだろうと
裏返したくなるような、ダースベーダーのデスマスクみたいな上が大きい器。
そうめんの汁いれでしょうか?涼しそうな黒い瓶など、ほんと、見てて楽しい!

よく、四角い部屋を丸く掃くという言葉がありますが、
隅々まで見ているようで、多分、どこか見落としているような部分も
あるかもしれない、そんなおっちょこちょいな部分も含めて、
いつも見ているくせに、見ていなかった、また違う発見をしてみたり、
角度によって、何度も行きつ戻りつ、表情と出会う。
面を楽しむことができるのは、嬉しいことだと思います。

使うために作られた器だとしたら、お花を活けたとき、
お料理を盛ったとき、おつゆをさしたとき、洗って仕舞うとき、
使う前に、これなら、これにしよう♪と、適材適所を見つけてあげられるのは、
好きな証拠、長続きの秘訣かもしれませんね。
視覚だけでなく、触った感触や、持った重み、ざらつき、滑らかさ、
アイコンタクトしやすいかどうか(笑)など、
自然に打ち解けあうまでも楽しそうです。

水色の四角い、ちょっと上が破けているような花器(?)に、
魚のような模様と、水草かつるのような模様が入っているものがあって、
さながら、そこが、立体水槽もしくは自分が水中にいて、
泳ぐ魚を魅入っている感じがします。
器は使うためのものなのでしょうが、器に使われる自分、
空想させられる自分というのも嫌いじゃないです。そんなゆとりも、実は憧れです。
なんか、ちょっと変な感想になってしまいましたが、
いつか実際にこの目で見てみたい、手にとってみたい。
ほんとに、そう思いました。

貴志勉さん、これからも、創作活動、頑張ってください!
このたびは、どうもありがとうございました(^0^)/☆

⇒ 今回、ご投稿いただいたのは・・・
  貴志勉さんです!ありがとうございました☆*

  ■貴志勉・Studio・P 
    http://www.d3.dion.ne.jp/~walama/p/index.htm


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2008年2月20日 (水)

皆さんからの投稿レポート【苫米地正樹 白と黒の世界・ギャラリー澄光さん】

2008年より新企画「皆さんからの投稿レポート」が誕生しました。
このコーナーでは、ご案内を掲載したけれども、
ちてなが取材に行けなかった展示会の模様を
作家さん、ギャラリーさんから直接、感想&お写真を
お寄せ頂き、そのレポートをご紹介するコーナーです。

第二回目は、
2008年2月5日~18日にギャラリー澄光さんで開催された、
「苫米地正樹 白と黒の世界」です。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆
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「苫米地正樹 白と黒の世界」ギャラリー澄光さんより。
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2008年2月5日(火)~18日(月)まで、
東京都世田谷区奥沢にある、ギャラリー澄光で開催しました、
四日市の若手陶芸作家・苫米地正樹(とまべちまさき)さんの個展になります。
ギャラリー澄光の今年最初の展示でもあり、
苫米地さんの、色々な技法を取り入れたさりげない装飾、
白と黒・モノトーンの中にぬくもりとやさしさを感じる器たちが
ギャラリーの中に広がっていきました。
 

●苫米地正樹さんの思い入れ●

今回、初の東京での個展で、
今一番自分のカラーのある作品を展示しました。
基本は、白と黒のモノトーンが好きなので、
それをベースに物作りをしています。
白と黒でも色々な白と黒があるとおもいます。
例えば、土、釉薬、窯の焚き方それぞれ色々な白と黒があります。
その限界に挑戦していきたいとおもっています。
東京の人たちに、苫米地正樹の作品を少しでも、買っていただくために、
買いやすいお値打ちな作品もご用意いたしました。

●ギャラリー澄光さんより●

苫米地さんの作品は、モノトーンの中にもどこか
あたたかさやぬくもりを感じられる作品で、とても軽く、
イッチン掛けによるさりげない装飾の 凹凸が、
手触りに立体感や面白さを感じさせてくれます。

日々のライフスタイルに
ちょっとアートを取り入れてみるきっかけにピッタリの器やカップです。
『シンプルだけど変化がある。』
そんな印象を受けています。

展覧会を見に来て下さったお客様より
黄色の花束をいただき、苫米地さんの花器に生けてみました。
花と花器がお互いに良さを引き出しているようで、
花を選ばない、どんなお花もよく魅せてくれる、、、
それはきっと苫米地さんの器も同じなのだと思いました。


●ちてなの感想●
ギャラリー澄光さん、苫米地正樹さん、お忙しいところ、
ご丁寧にご投稿お寄せ頂き、どうもありがとうございます!

実際に見に行っていないので、
お写真と頂いた文章から見た感想ですが、
日々使う器や、お茶碗、お皿そのものを、
白と黒2色で考えるということをしたことが無かったので、
改めて、ギャラリーの中に、白と黒色の器が並ぶという光景に
いざ自分が立った時、どこからどのように視線が行くのか、
またどこから手にとって見たいと思うのか、謎であり、
楽しみでもあり、興味深いものがあります。

普段からどうしても、色味のあるものに目が行ってしまうので
あえて、まじまじと白と黒を意識したことがありませんでした。
陶芸というだけでも、広くて難しいのに、
その中で白と黒に絞り込んだというのが凄いな~と思います。

まだまだ「白と黒の中にも、いろいろな白と黒がある」
ということにすら、気がついていない段階ですが、
お客様がお持ち下さったお花を生けたら
花器と、お花、それぞれが調和しあうような、
調理したお食事を盛り付けた時に、美味しそうに見えたり、
お野菜や食材とともに見える、器の白と黒が綺麗に見えて
「食べるのが勿体無いなあ」と思えたり、
お部屋のどこかに飾った時に、無意識に目が求めてしまうような、
手にとって触りたくなるような、そんな白色、黒色なら
素敵じゃないかなあと、わたしは思いました。

普段、あまりにも、使っている食器に無頓着なので、
今度からは、お食事に行ったり、ショップに行った時は
使われている食器や飾られている器にも、
もっと感心を持って見てみようと思いました。
同時に、どんなことを考えて作られているのかなというのも
想像してみたいと思います。

苫米地正樹さん、これからも、創作活動、頑張ってください!
このたびは、どうもありがとうございました(^0^)/☆


⇒ 今回、ご投稿いただいたのは・・・
  ギャラリー澄光さんです!ありがとうございました☆*

  ■ギャラリー澄光
  http://www5a.biglobe.ne.jp/~choukou/
  東京都世田谷区奥沢4-27-12 TEL&FAX 03-3748-2781
  東急東横線自由が丘駅南口下車(ロータリーとは逆方面出口)徒歩7分
  目黒線奥沢駅南口下車 駅前(駅前京樽の横路地を入って、4軒目)
  地図 http://www5a.biglobe.ne.jp/~choukou/images/map/map_index.html


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2008年2月18日 (月)

投稿レポート/Studio-Argaliさん 「カワイイ・zakka・マーケット」

2008年より新企画「皆さんからの投稿レポート」が誕生しました。
このコーナーでは、ご案内を掲載したけれども、
ちてなが取材に行けなかった、あの、展示会、どうなったんだろう・・・
と、終わってしまった、気になる展示会の模様を、作家さん、
ギャラリーさんから直接、感想&お写真をお寄せ頂き、
そのレポートをご紹介、皆さんで一緒に楽しもう!というコーナーです。

はえある、第一回は、
2008年2月1日~3日に開催された「カワイイ・zakka・マーケット」
に参加された、Studio-Argali(スタジオ アルガリ)さんからのレポートです。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆
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「カワイイ・zakka・マーケット」イベント参加報告。
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2月1日(金)~3日(日)まで、新宿デザインセンターOZONで開催の
「カワイイ・zakka・マーケット」に参加しました。
大きなイベントの参加は初めて。
期待とちょっとだけ不安を抱えて初日を迎えました。
4~7階のフロアーに別れ、
総勢50組の手作りカワイイ雑貨が盛りだくさんの楽しいイベント。

他の出展者さんはというと、
銅を素材としたお鍋などの調理器具やアクセサリーを作る作家さん、
フランスのアンティークの布で作ったバッグなどの作家さんetc…
手作りの温もりのある素敵な作品ばかり。

そしてStudio-Argaliは、
フェルティングニードルと原毛で制作した動物たち&雑貨、
手織りのマフラー&クッションを出品。
最近は、原毛で作る動物たちがメインですが、
もともとは7年位前から機織教室に通っているので織物の方が最初。
教室の先生からたまたま材料となる原毛をいただいたのが
きっかけで原毛動物の制作を始めました。

既存の木製3段棚を使ってディスプレイ。
上段は、Animal Box やJute bagの雑貨系を中心に、
個展時に制作した『仕立屋』(ハリネズミ)、
新作の『プレゼント』(ヒツジ)、『草原の少女』などを展示。

こちらは、Animal Box…手作りのフェルトボックスの蓋に
様々な動物たちがのっている小物入れ。
写真は、『シロクマと魚』『キツネとお花』


Jute bagは、麻袋の中に入ったちっちゃな動物たち。
麻袋はフェルティングニードルで描いたニンジンやリンゴ、
肉球など絵柄入り(写真前列)。
他に水玉模様やボーダー柄(後列)もあります。
バッグや車の中などにぶら提げてゆらゆらと…。

こちらは『草原の少女』。初めて制作したお人形です。
大好きな写真集にあった民族衣装を身に着け、
あどけない表情の中に自然の中で生きる強さを秘めた女の子…
をモデルにしました。いつかは挑戦してみたいなと思っていて
ようやくその気になって何とか完成。
このシリーズもこれから制作していきたいと思っています。

『プレゼント』(ヒツジ)。個展の時に制作した編物ヒツジの連作。
バレンタインデーも近いので、ヒツジちゃんが思いを寄せる彼に
マフラーを編んでいるという作品です。
グリーンの毛糸も手紡ぎの糸を使っています。

中段は、Felt Animalを中心に。針金を芯材にして作った様々な動物たちです。

北極(?)コーナーでは、シロクマ、アザラシ、ペンギンの親子、
空飛ぶペンギンまで…他にもわんこ、ロバ、ヤギ、カバなど
様々な動物たちが登場です。

こちらは、『恋文』(ヤギの郵便屋さん)という作品。
青い鳥が大切な手紙を郵便屋さんに託そうとしているところ。
でもヤギさんの好物は…紙…食べないでね!

下段は、お散歩用のミニバッグと織物作品のマフラーとクッション。
お散歩バッグはお財布と携帯電話を入れるのにちょうどいい位の大きさ。
絵柄のバケツや手提げの部分に原毛の動物たちが入っちゃいました。
マフラーは原毛を手紡ぎしたよこ糸を使って織っています。
黄色とグリーンのマフラーは草木染めの糸を使って優しい色の仕上がり。
クッションカバーも手織りの布で作ってみました。

以上です。

昨年小さなカフェで個展を開催できましたが、
もっと色々な方にも作品を見ていただきたいと思い、
今回初めて大きなイベントに参加させていただきました。
あいにくのお天気でしたが、2日目の土曜日には
たくさんの方にお越しいただいて終日大賑わいの楽しい一日でした。
最終日の大雪の中でも思った以上にお客様がいらっしゃって
驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。

これからの制作の参考になるような感想や励ましのお言葉を
色々といただけてとても充実したイベントとなりました。
また他の出展者の方とも色々とお話が出来たことは、
ものづくりをしている者同士の情報交換や
作品作りについての思いなどを聞けて
とても勉強になりましたし、励みにもなりました。
まだまだ方向性が定まらず自分なりに試行錯誤で
作品制作をしている最中ですが、
これからも多くの方に作品を見ていただきたい、
そして心に残るような作品を作っていきたいと
改めて感じられるイベントとなりました。

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●ちてなの感想●
Studio-Argaliさん、展示会に参加して
創作、準備、お片付けなどお忙しいところ、
ご丁寧にご投稿お寄せ頂き、どうもありがとうございます!

昨年の、カフェで開催された初個展のDMを見たときから、
そして、サイトで作品を拝見した時から
「可愛いな~*」と思ってみてました。
また、とても丁寧に創られているな~と感じていました。

今回、
■もともとは7年位前から機織教室に通っているので織物の方が最初。
 教室の先生からたまたま材料となる原毛をいただいたのが
 きっかけで原毛動物の制作を始めました。

・・・ということを初めてお聞きし、
そういう出会い(きっかけ)もあるんだな~!と
新鮮に驚き、嬉しく感じました。
機織りというと、前回の
「花信風さん」の取材レポートで風千さんが機織りをしていた・・・
というのをお聞きしていたので、続いてる!と、ひとり感激していました*

雪が降って寒くて大変な天候でしたが、
Studio-Argaliさんにとって、たくさんのお客様や、作家さんとお会い出来て、
いい経験になられたようで、とてもよかったです。
これからもご活動楽しみにしていますよ!
ありがとうございました(^0^)/☆

⇒ 今回、ご投稿いただいたのは・・・
 Studio-Argali(スタジオ アルガリ)さんです!ありがとうございました☆
 下の画像を押すと、HPに飛びますので、
 皆さん、どうぞ遊びに行って見て下さいね*

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