クラフト縁展「はじめまして、こんにちは。」静明さん
クラフト縁展「はじめまして、こんにちは。」のご報告レポートです。
今回は、京都の陶芸家「静明」の「車田将宜」さん。
クラフト縁では作家登録いただき、「作家さんのお店ぽるる」での出品販売や、
以前、グループ展での投稿レポードなどいただき、お世話になっている作家さんです。
クラフト縁展は東京銀座で開催ですので、京都は遠いかなあと思ったのですが
お声をかけたら、参加いただけるとのこと!
しかも、搬入も搬出も郵送だろうと思っていたら、
搬出(最終日)は、わざわざ京都から夜行バスで来て下さったのです!
ほんとうに嬉しかったです、どうもありがとうございました!
以下、DM画像と、自己紹介です。
現在、京都で作陶活動しております、静明です。
本名は車田将宜といいます。「静明」の雅号は住んでいる地名からと
陶芸家ではほとんど使われていない為、使用しています。
今回はたくさんの作家の方がおられますので
DMの作品の感じで他も揃えて、統一感のある展示にしようと思っています。
18日の最終日に在廊を予定しております。皆様のご高覧お待ちしております。
(自己紹介ここまで)
入口入ってすぐ、一番下の棚です。
静明さんは、是非、入口入ってスグの下の棚に展示いただこうと
最初から決めてました。展示数は、7種類で、在庫数含めて23品でしたが、
ちてな、初めて郵送いただいた作品を、自分で展示するという作業をしたので
もたもたと時間がかかってしまいましたが、提出いただいた作品リストに
絵を描いて頂くなど、わかりやすくイメージを伝えてくださったおかげで、
自然に、スムーズに展示できて助かりました。
やはり、入口入ってスグに、このようなどっしりと大き目の陶器の壷を展示できて、
嬉しかったですねえ。作品をはじめて目にして、展示を終えた率直な感想は、
よくやった、静明さん!ありがとう!でした(笑)
結果として、小物~中物の作品展示が多かった中で、
まとまりがあって、すっきりしていて、よかったと思います☆
「紅輾彩唐草文化壷」
白い光沢のある、下がすぼまる形の壷に、藍色のハート型のような
唐草模様がほどこしてあります。シンプルですよね。
歴史博物館とか、郷土館に展示してあるみたいです。
「紅輾彩唐虫花文壷」
こちらが、DMの壷ですね、好きです~♪
深い緑色に、紫色のお花と蜻蛉かな?の絵柄です。
ちてな自身が、ピンクっぽい紫と、ふかーい青緑色が好きなので、
もううっとりです♪ 吸い込まれそうな、ひとつになりそうな、
静かに溢れ万物を流し受け入れ循環する、湧き出る泉のような。
「紅輾彩菖蒲花瓶」
白い地に、菖蒲の絵です。下にたまるようなU字型フォルムで、
思わず、支えたくなる、触れたくなる形ですね。
菖蒲もとても好きなので、うっとり~♪
綺麗で美しい中に、ここに咲いて立っていますという、威厳が感じられるような。
真ん中を、紫緑色の壷にして、挟むように、白地の壷と花瓶を展示。
時折、両端を入れ替えてみたりして。
この、琵琶箸置きは、てろっとした光沢が、すべすべで美しく、
ひと目で、気に入り、ちてなが、実家のお土産に、購入させて頂きました。
ありがとうございます♪♪♪
こちらの棚には、奥より、フリーカップ、マグカップ、汲み出しを展示。
フリーカップは、背が高く、何にでも使いやすそうです。
色も白地に、縦に葉っぱの柄で、シンプルであきのこないデザイン。
冷たい麦茶とか、あいそうですよね。ジンライムもいいかな。
サイダー入れて、丸いオレンジ透明のガラスのマドラー入れたいな♪
汲み出し。白地に、紫の花柄で、金茶と紫の2色の柄が下と間に。
好きですよー。なんだろう、かっちりかたいけど品がある。
下に置くお皿は漆の丸いのがいいかなあ。それとも、麻の四角いコースターかなあ。
税理士さんとか、司法書士さんとかの事務所で出て来たりして!(妄想ですw)
ほうじ茶とか、昆布茶とか飲みたいですね~♪
超個人的趣向としては、下の紫と金茶の四角い柄を、なだらかなラインにしたら
どうなるのかな~って思いました。凡人が余計な好き勝手言ってすみません*
このマグカップは、目に留まり、立ち止まって眺め、はたまた手にとってご覧になる方、
多かったですよお。何か魅かれるものがあるんでしょうね。ちてなもその1人。
これは、何の柄(何の実?)なんだろうと、腰をかがめ、
いつまで見てても、ちっとも飽きません。色が深くてねー、落ち着くのです♪
参加作家のとんぼ玉の木内志のぶさんも、おっしゃってましたが、
この、途中のぽこっと一筋のライン、そして、指に持つところが
かくかくかくっと、節になってるところとか、お気に入りポイントです♪
静明さん、京都在住ですが、北海道の大学を出られ、社会人を経験してから、
改めて陶芸の勉強をされて、今現在に至っているそうです。
描く絵や出される色が独特で、今回、見事にカラーが統一されていて
シンプルな色と形との対比が素敵でした。
水墨画なども勉強されていて、今後、どんな作品を創られるのか、楽しみです。
初ご対面させて頂きましたが、線の細い雅やかな雰囲気。眼力のある、澄んだ瞳。
お召しになってるTシャツの柄で、作家さん皆さんで談笑しましたね。
同年代ということで、がんばってほしい~って応援しちゃいます。
参加されている、同じ陶芸で、静岡のねんどこ 岡本みつおさんと
最終日、ご対面できて、ふたりでいろいろ陶芸のお話しをされていたのを見て、
ほんと嬉しかったです。そう、是非とも、おふたりにはお話して欲しかったので!
陶芸といっても、まったく別の異なる創り手さん
(静明さんは、古典、伝統的な形の中に、絵や色に目が行き、味わう。
ねんどこさんは、まさに、形。粘土の子供が、歩いて遊んで微笑んで奏でている)
なので、出会いや刺激や感じるものとなって、次の創作に繋がる、
何かしらのきっかけにればいいなあと思います。
お土産の京都のバームクーヘン、とっても美味しかったです!
静明さん、どうもありがとうございました!
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