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純画廊 セサルコルネホ展 に行ってきました
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7月9日、銀座でギャラリー散策した時に、DMを見て一目ぼれした、
銀座の奥野ビル2階にある 「純画廊」 さんで開催された、
「セサルコルネホ展」 に行ってきました!

これが、そのDM。コレなんだろう?! 
ぱっとみ、何だかわかりませんでしょ?
もう見てスグにむくむくと好奇心が湧いてきました。
おもしろそー! 是非観に行きたい! 行く気満々でした♪

純画廊さんといえば、2007年11月に、版画家水口かよこさんの個展を取材
させて頂いた
のが初めてで、
実は、オーナーの内藤純子さんにお会いするのも、その時以来なのです。
内藤さん、お久しぶりです~! お会いできて嬉しい~!!
もう、里帰りした娘が、久方ぶりに会う母親にあれも話したい、これも話したい
お土産話が山ほどあるよの心境で、たくさんお話しできて、
ほんと楽しかったし、ありがたかったです! 背筋がシャンとしました☆

さて、「セサルコルネホ展」 です。
セサルコルネホとは、作家さんのお名前でした。
ペルー生まれの彫刻家。ニューヨーク、ロンドンなどで活動中。
この日、作家さんはいらっしゃらなかったので、
内藤さんとお話しながら、好きなだけ、気が済むまで、まったり観てきました!

この手の形のブロンズ 「Open Architecture」 は、前に来たときも、
純画廊さんにあって観てたものでした。とても存在感あります。

DMにあった作品です。
「Sculpting the Canvas I」 と 「Sculpting the Canvas Ⅱ」。
前に立ってみると、大きいんです。神々しくもあります。

固唾を飲んで見守る・・・というか、立ちすくむというか、
凄いことだけは伝わってくるのですが、
これがいったい何なのか、計り知れなくて、どうしたらよいのか、
口をあけてまじまじと観ることしかできなかったのですが、

純画廊の内藤さんが

「セサルに、これなあに? って訊いたら、彼はこれを、絵画だっていうのよ」

「絵画・・・ですか?」

えええ?? 確かに、赤色や紫色の下地は平面だけど、
この白い造形物は半立体じゃないの?? と思っていると、

「触ってみてください。大丈夫、どんどん触って」

内藤さんから、触っていいと言われて、びっくり!
触ってはいけないものだと思ってましたので。
おそるおそる触ってみると・・・固い! 思っていたより頑丈!
もっと柔らかくて、軽い、繊維かと思ってたので意外!

「これ、綱引きの綱みたい・・・」 と、答えると、
「これはね、キャンバスなの。絵を描くキャンバス。
 だから、絵画なんですって」 と、笑顔の内藤さん。

でえええーーっ?! 驚きました!!

彼は、これを肩にかついで飛行機に乗ってやってきて、
空港の荷物検査で 『それは売り物ですか?』 と訊かれて
『子供のおもちゃです』 のようなことを言って通過し、
純画廊さんに来てから、この状態にして展示。
つい先日は、下に落っこちてしまったけど、
もう1度組みなおして展示再開。
・・・だから、ぜんぜん、触っても平気なのと内藤さん。

作家さんが作った作品って、唯一無二のものだから、
個展で展示として飾っている間、壊されたら困るから、
あんまり触っていいってこと無いと思うんですが、
セサルコルネホさんの、この作品は違うんですね。驚きました!

キャンバスをひたすら手で裂いて千切って・・・
キャンパスの枠に色をつけて。へし曲げて。
だから 「絵画」 という・・・なんで・・・
なんで、そんなたいそう大変そうな、めんどくさそうな事を、
そんな面白そうに、そして、ほんとうに、こんな面白いものになって・・・。
うまく言葉で表せなくてもどかしいですが、”唖然” としつつ
すごーい、そんな発想、全然浮かばないよと、頬がゆるんでしまいます。

それにしても、この作品は、前から見ても、
左右、上下、どこから観ても何にでも観えます。
人の姿のようにも、顔のようにも、お面のようにも、仏のようにも。

「絵画」 と聞くと、一般的に、描いている人が、何某かを表現したい、
観せたい、観てもらいたくて、描いているのだと思うのです。
観た人は、それを観て、そうか、これはきっとこういうことなのかなと、
それぞれが思いを馳せたり、衝撃を受けたり、
余韻を楽しんだり、あくまで受動的だと思うんです。
でも、この作品は、それだけじゃないような気がしました。

わたしたちが目にする、外側じゃなくて、人の、中側、細胞組織みたい。

すごく、こんがらがって、道は険しそうだけど、
目指すところは、ひとつなのでしょうか。それとも、みんな、別々なのか。
観れば観るほど、いろんな発見があって、面白い!!!

うーん。はりつけられてるみたいにも観えてきちゃうし、
人が楽器を演奏してるようにも観えてくるから不思議。
皆さんは、何に観えますか? 何って決めるのも勿体無いですね。

ちてなが観てる間も、女性の方が多かったかな。
何人も若い方が観にいらして、作品の前でただずんでいました。
内藤さんに促されて、おそるおそる触り、驚く・・・。
ついさっき、わたしがしたことが、そのままリフレインです。
皆さん、きっと、想像と違って、しかも、想像を超えていたから、
新鮮な驚きに、何をどうしようもなく、ただただ、見入る、という感じ。

あ、上を見上げたら、天井の端にもありましたよ! こちらは緑色です! 
なんとんなく、始祖鳥みたいな、羽ばたく鳥のように観えるし、
ペガサスにも観えます。背中に乗れそうな。

下から見ると、密林のジャングル、高い木の上にいる、オラウータンみたい♪

いかんいかん、こっちからだと、
宇宙遊泳している、宇宙飛行士にも見えてきました♪
これらの作品は、是非、いろんな場所に置いてみたいですね。
普通の街中、学校、公園、自然のある場所、海峡、お寺、遊園地とか。
バスの中、高速道路の街路樹、鉄道博物館、国会議事堂にも置いてみたいかも!
どこにどんな風においても、ちょうどしっくりくるような置き方、位置になって、
その景色に溶け込みそうな気がする♪

なんか、なんとなく、人種問わず、食べる為、生きる為に民族大移動しながら、
大地を切り開き、何とか生き抜いて子孫を増やしてきた、わたし達の祖先みたい・・・。

そうそう、芳名帳の脇に、過去の作品展の写真があって、
2006年にロンドンの街中や駅などに置いて撮った写真がありました。
少しパラパラと見ただけですが、とても大きくて、
ほんとうに 「そこに存在しているもの」 として、
わたし達と同じ、日も当たり、風も受け流し、音や匂い溢れる中を
見過ごせない、目が離せない感じがありました。

ドローイング作品もありました。緻密でまったく無駄が無くて。
椅子がくっついて、支えあって、ひとつの樹になっているみたい。

「Place of Encounter」
こちらの作品も、以前観たことがありました。
なんか、自然と神が一体化したみたい。生きてて動いているみたい。
(どの角度も良かったので、角度違いを全部載せちゃいます)

ここで、セサルコルネホさんのご紹介を。

CESAR CORNEJO(セサル コルネホ)

1966     ペルー、リマ市に生まれる
1983-1989 リカルドパルマ大学建築学科卒業
1992-1995 リカルドパルマ大学彫刻担当講師として勤務
1996      文部省奨学金留学生として来日
1996-1998 東京芸術大学美術学部彫刻科研究生
1998-2000 東京芸術大学大学院修士課程修了
2000-2002 東京芸術大学大学院博士課程修了

2000年、東京芸術大学が作品買い上げ、外国人として初めてだそうです。
現在 南フロリダ大学教授

彫刻は、今にも動き出しそう。使命を持って全国を航海する船乗りさんみたい。
キャンバスの絵画は、観ている私達に、声をかけ、投げかけ、問いかけ、
どこかに誘って連れ出してくれそうです。
私達が行った先に、何を見るのか、何が待っているのか。
何を見出すことが出来るのか、それは、まったく、わからない。

でも、今日という尊い日をむやみに置き去りにしないで、
生きるための知恵と勇気を忘れなければ、
どんな姿になっても、どんな環境になっても、
例え、複雑に絡んで明日が見えなくなったとしても
いずれ過渡なものは淘汰され、シンプルに明日が見えてきて、
やがて受け止める日が、きっと、来るような気がする。

こちらは、「アムレット」 という、ペルーのお守りだそうです。
こちらも、セサルコルネホさんの作品。
ふたつだけ、芳名帳の所に並んでたのに気付き、
DMと一緒に並べて撮ろうとしたところ、
内藤さんが他のアムレットも出して見せてくださったのです。
普通はこんなに並べることはないそうです!
うわうわ、ラッキーでした! どれも可愛い~♪

あなた、どれが好き? と訊かれて答えたのが、内藤さんと一緒でした。
とっても、うれしい~♪♪(喜*)

ちてなは、この日、純画廊の内藤純子さんに会えて
お話が出来たのが嬉しかったのと、
観たかった作品をたっぷりゆっくり堪能できて
写真を撮ってても尽きなくて楽しくて、とっても大満足でした!

またいつか、セサルコルネホさんの作品、会いに行きたいです♪

素敵な展示会を、どうもありがとうございました~☆


●CESAR CORNEJO(セサル コルネホ)さんのHP  http://www.cesarcornejo.com/

●純画廊  http://members.edogawa.home.ne.jp/g-jun/
 東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル2F
 TEL/FAX 03-3564-8230 11:00~18:00
 東京メトロ「銀座一丁目」「京橋」より徒歩2分

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