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2009年2月20日 (金)

第40回練馬区民美術展に行って来ました

2009年始まって、もう2月。今回、今年最初の取材になります。
家のタネ(不動産)のほうの取材&原稿&イラスト作成のため、
篭って締め切りに追われる日々でございまして、
(1月は2週間ほど、長期御宿休暇をとってしまったこともあり)
アート取材は3月まで無理かなあと思っていました。

しかし、お世話になっている、版画家の森裕貴さんから、
「練馬区立美術館でやってる区民展に出品したよ」とご連絡を頂いたのです。
森さんは、昨年も39回目の練馬区民美術展に参加され、
その時は努力賞を受賞、ちてなも鑑賞に行ってきました。
その後、4月に東京都美術館で日本版画協会展に版画作品を展示し、
ちてなも鑑賞&拝見させて頂いたのですが、
今年も、練馬の区立美術館で開催される区民展に参加されたそうです。
一年、時間の経つのが早い・・・!☆

ちてなの不動産の取材先が、練馬区立美術館と目と鼻の先だったものですから
打ち合わせも一緒に出来るということで、打ち合わせの日に合わせて
鑑賞に行ってきました。

このとき、森さんから、事前に展示会情報をお寄せ頂いていて、
「作品を撮影するの忘れてしまった、後日撮ってきます」とメールが。
「森さんの作品だけ、行った時に撮ってきましょうか」とお訊きしたところ
「美術館の方には、わかるように話しておきました」と了承頂けたそうなので、
森さんの作品だけ、鑑賞して撮って帰ってくるつもりでした。

第40回になる練馬区民美術展、今回は、出品総数251点。
洋画185点、日本画23点、彫刻7点、工芸36点。
森さんの版画は「洋画部門」になるようです。
(油彩画、水彩画、版画、パステル画などがこちら。
 日本画は、水墨画などを含むようです。パンフレットより)

練馬区に在住・在勤・在学の方々から11月に公募したもので、
練馬区民の皆さんが日ごろの創作活動を発表する場として
1968年から開催しており、毎年幅広い年齢層の方々から
作品が寄せられているそうです。

こちらは、一階のカフェですね。ちょっとした休憩に良さそうです。

ありました~♪ 一番右。森裕貴さんの版画「CITY NOISE」!
今年は「教育委員会賞」を受賞したそうです。おめでとうございます!

以下、森裕貴さんからのメッセージです。
「創作志向として和紙での版画作品に傾斜してゆきますが
 木版は自身の原点でもあり今後も作り続けます」

今後も、森さんの木版画をどこかで見ることができるかもしれませんね!
是非、どこかで個展を開催されたら、いいのになあと思います☆

ちょっと写真が暗いですかね、すみません。
実物は、もっと明るいんです。
見た瞬間に「ぱーーーっ☆」と鮮やかで明るくて、
わたしは、見てるだけで嬉しくなってきました。
なんか、こう、
生まれてくる聞こえてくるどんないろんなものも
吸収しながら乗り越えながら自分のものにできそうな気がする。
人間は、それだけたくましいんだよって感じました。

森さんの作品の写真を撮ろうと、美術館の方に話しにいったところ
「聞いてます、どうぞどうぞ」と言われ、
「他の方の作品とか、写らないように気をつけますね」
と先にことわったところ、
「いえいえ、大丈夫ですよ。お話しお伺いしてますから、
 作品など、好きなように撮って頂いて構いません」
とのこと。

えっ?!いいの?!著作権とか、大丈夫なんですか?!
笑顔で大丈夫です、どうぞ、いろいろ撮ってくださいと御了承頂けたので、
お言葉に甘えて、あちこち撮ってきちゃいました*

こちらは、洋画(版画)と、日本画、工芸部門フロアーでした。

水墨画って、そういえば、ちゃんと見たことありませんでしたし、
この大きさがずらっと並んでいるのも凄いですね。

お隣のフロアー。いやあ~たくさんの絵が飾ってあって、よりどりみどり♪

いろーんな季節が、一挙に楽しめちゃう!!(喜*)

あの、鼻をほじっている男の人の絵が凄いインパクトでした!(喜*)
その隣の隣の隣が、花の後ろに裸婦の絵! かなり印象に残りましたよ。
だって、鼻をほじってる男の方のすぐ側に、裸婦がいるんですよ。
なんかもう現実じゃ絶対考えられないじゃないですか。
この絵を並べるのはいったい、どうやったんでしょうね。
皆さんで来た順、運んだ順に展示でしょうか???
どなたに展示の順番の決定権あるのか分かりませんが
狙ってる狙ってないに関わらず、展示した並びに偶然生まれだす
イントネーションみたいな空気が面白いですね。
観光地巡りで、一筋大通りから違うところに入ると
どんないいものに巡り会えるかしらというどきどき感♪

はい、彫刻部門ですね。こういう後頭部、大好きです♪触りたくなっちゃう。
誰か、絶壁頭を作ってくれませんかねえ。ちてな、絶壁頭が好きなのですが・・・。
あと、小道具で是非眼鏡をかけてもらいたいなあ(完全な、趣味ですw)

鳥さん!(かな?)可愛い~♪こんにちはあ~♪
自分も手を(翼を)広げて挨拶する気分(やっほ~♪とか。笑)

こちらの鳥さんも可愛いです。隣にある木彫りのお坊さん(?)の一段は
なんともいえない、不思議なオーラを出してました。
目を反らしちゃいけないような、見たら離れられないような・・・。

フロアーを移りますよ。こちらは油彩画などでしょうか。まあ、入った途端、
広い広い、そして、壁という壁に、絵が絵が絵が絵が、何処までも~!!!

振り返っても絵がある!!(当たり前か*)

まだ奥にもあるよ~!ありすぎだ~!撮りながら興奮してきました!
思わず、誰かの腕が写ってしまいました、ごめんなさい;。

あー!白猫ちゃんの隣に裸婦さんがいるよ!
ちてな、裸婦の絵に見慣れてないので、すぐさま目が行っちゃう。
どきどき・・・。

いやあ、それにしても、普段、こんなに、これだけの大きさの絵を、
一同に見ることが無いので、こんなに大きな絵を、皆さん、描かれて、
たいそうなことだなあと感心してしまいます。

牛、牛、牛~! 年女としては、欠かせません(笑)すぐさま反応♪

ふーん。なんでしょうね、こう、皆さん、同じ課題じゃないのは当然で
似てるようで全く似てない、重なること無い、混ざること無い絵が
隣同士、上下同士、誰が何処に展示されるとか、
わかって描いてるわけじゃないのに、自然と一体になって、
各々が邪魔せず、でしゃばらず、自分の持分を出しているというのが、
見てて楽しいし感心します。

う~ん☆ なんか呼び止められる絵ってありますね!
振り返っちゃうとか、近寄っちゃう。
遠くから見ても、音や日差しが感じられる。

滞在時間は、30分くらいだったと思います。
(このあと、取材の打ち合わせが入っていたので
 閉館ギリギリ30分前に行ったのです)
わたしが「いつもの鑑賞本気モード」で見たら、とてもとても、
1日でも見終わらないでしょうね。あ~もっとよく見たいという絵も多かった。
最後のほうは、写真撮るのが楽しくなってました。

これだけの人が絵を描いて、発表しているのを見ると、
自分もいつか大きな絵を描いて展示したいなという気になるから不思議。

絵を描くということは、おそらく、その人の持つ体力であり、気力であり、
その人が、今、できることであり、今まで続け重ねつとめてきたものからなる、
表現のひとつなのかなあと思いました。

わたし達は、きっと、おそらく「普通の暮らし」をしているのだと思う。
「非日常的」なことも「刺激的な冒険劇」も「ロマンチックなロマンス」も、
そうそうたやすく転がってはいない。
でも「普通」「こんなものよ」とやり過ごしながら、
皆、人には言えないことを多かれ少なかれ胸に抱え受け止めながら
日々を賢明に、もしくは流れるまま生きていたりする。

うまくなったねって褒められたくて描いてる人も当然いるだろう。
誰かに見てもらいたくて、描いてる人も当然いるだろう。
今の自分を見つめたくて、描いてる人も当然いるだろう。
見た人がどんなことを思うか、こればかりは、わからない。

どんなことを考えても、思っても、日常をどう切り取り、
線を引き、色を重ね、光を差し、影覆うとも、ひとり一人、
その人自身から生まれた色は、画面に放たれた途端に
ひとつの「物語」になるのだと思う。
あなたからわたしへ。わたしからあなたへ。

絵だってびっくりじゃないかな。
だっていつも、描いてる人としか向き合っていないから、
自分を描いてくれた、たったひとりの元から離れて、
見てくれる大勢の人を毎日向かえ、
壁伝いに今まで見たこと無い、
たくさんのいろーんな顔の他の絵を見ることができる。
絵にしても、舞踏会に来たみたいだよね。
壁の花じゃないよ! もっとよく見て!
って、絵だって、頑張っちゃうかも。背筋張っちゃうかも。
それって、やっぱり、ちょっと嬉しいかも。

いろんな人の絵が、集められて飾られている。
それを見ることが出来た時間。

「お父さん元気かな」 「お母さんどうしてるかな」
「あそこの家の花壇の花が咲いてたな」
「石焼き芋やさんがまだ走ってたな」 「姪っ子は鼻たらしてないかな」
なんてことないことさえも、とっても大事で愛おしく感じてきました。

ちょっぴり
「自分だったら、どんな絵を描くんだろう」
知りたくなってきました。
そして
「練馬区民だったら、出品できるのに」とも思いました。
残念(笑)

このような美術展は、とてもいいなと思いました。
なんだろうなあ。この絵の数だけ人生があって、皆生きてるんだよなって。
凄く当たり前なことなんだけど。忘れそうになることあるけど。
自分と同じ年代の人も、まだまだ若い方も、親くらいの年代の方も、
もっともっとご年配の方も。生きてる。わたしも生きなくちゃ。
生きててよかったって思える時間を過ごしたいな。
見てるうちに、勇気と元気とやる気が湧いてきました。

森さんにお声かけてもらってなかったら、来てなかったと思います。
森裕貴さん、どうもありがとうございます!

そして、撮影させて頂いた、練馬区立美術館さま、ありがとうございました☆


●練馬区立美術館
  http://www.city.nerima.tokyo.jp/museum/
  練馬区貫井1-36-16 TEL 03-3577-1821
  西武池袋線 中村橋駅下車 徒歩3分
  中村橋駅改札をでて左に進み、
  最初の角を左に曲がって150m先の右側

●森裕貴さん HIROKI工房
 http://geocities.yahoo.co.jp/gl/mmmm150519

●森さんの和紙版画作品が、只今、こちらで展示されています!
 http://report.2525.net/2009/02/post-e192.html


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