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神保健城さん個展「散歩日和」に行ってきました

3月6日に、原宿のデザイン・フェスタ・ギャラリーさんで開催された、
神保健城さんの個展「散歩日和」に行ってきました。

神保さんといえば、昨年、デザイン・フェスタ・ギャラリーさんの
開催された、「神保健城展」を取材させて頂き、
その時初めてお会いしたのですが、その日は、あいにくの雨で、
神保さんは熱を出しておいでで、ぼうっとしながらの中、お話を伺い、
最後は、傘を持っていないので、駅まで傘をさして送ってもらったという、
とんでもない思い出がありまして、そのせつは、大変失礼致しました。
そんなこともあって、今回は晴れたらいいな~と思っていたら、
とてもよく晴れましたので、ほっとしました。

入り口前で、ばったり、神保さんに会いました!
お互い「あれ・・そうだよね?きっと・・・」とぎこちなく、
一瞬さぐりあいながら声をかけるのは、昨年と同じだったような気がします。
「ずいぶん、雰囲気変わりましたね?」
そうなんです、髪をばっさり切ったのです。よくわかりましたね?!
といっても、わたしは神保さんが、お会いした1年前とどこか変ったのか、
さっぱりわかりませんでした。ただ、個展に関しては、昨年は油絵だったのが、
今年は水彩画だとお聞きしていたので、とっても楽しみです!

思っていたより広い空間で、四方の壁のうち、3方に展示されていました。
絵と絵の間が均等に距離があって、落ち着いて観れます。
白い机があって、ポストカードや作品集も置いてありました。

「昨年と、全然雰囲気違いますね!」
「そうですね、ここは広いんですよ」

デザインフェスタギャラリーの一階の中でも、何部屋かに分かれていて、
そのうち一番広い展示室だったようです。中庭に出てお茶も飲めるので、
あとで、お茶をしましょう!さて、一枚一枚観ていきますね。

こちら、井の頭公園だそうです。乳母車を押してる女性がいます。
へえ、神保さんも子育て中のお母さんを描くんだなぁと純粋に思いました。

ベンチに腰掛けている人の背中が色がにじんでいます。
薄紫というか、ピンクというか、この色のにじみが素敵です!
それにしても、この背中は、印象的です。

こちらのすべり台も、井の頭公園にあるんだそうです。
黄色いすべり台というのが、はつらつ、元気さ、やんちゃさがでていますね。

お父さんでしょうか?まだ若いのかな?頼りなげで、それでいて、
一緒に成長していく途中のよう。この背中の紫色もにじんでいて、ツボです*

今回の個展DMになった絵です。西荻窪の平和通りだそうです。

半袖のピンクの背中がにじんでいる。もう~またしてもツボです*
若いカップルでしょうか?しゃがんでいるのは?
お花屋さんの店頭で、鉢植えでも選んでいるのでしょうか。
この濃い紫色のにじみも素敵です*

スターバックスの絵ですね。こちら、実際にスタバで働いている方が観て、
「この絵のポストカードは無いんですか?」と尋ねられたそうな。
ポストカードあったら欲しかったんでしょうね*なんだか、嬉しいです。

ひとりではなく、ふたりで飲み物を飲んでいます。かたわらには、犬も一緒。
背中はにじむ紫色ですが、表情は明るそうです。

「たそがれ」という題名の絵。こちらは井の頭公園。
神保さん曰く「行くと落ち着くんです」 
この絵は、ちょっと目が離せませんでした。

ピンク紫のにじむ背中。青いズボン。傍らにバック。
ベンチの端がこころなしか、にじんでぼやけている?
背中が印象的な絵が続きましたが、
背中に、その人の日常が詰まっているのかな、と感じました。
寂しくて、ここにきたのか。悲しくて、ここにいるのか。
人恋しくて、はたまた、迷っていて?それとも単に休憩か。
一気に、自分がこの絵の中に入るような、
なんともいえない感覚になりました。

西荻窪にあったお花屋さんだそうです。
しゃがむ、丸い、青い背中。
自転車の向こうから、犬がこちらを見ています。
お花屋さんって、お花が好きで、買って渡したい人がいて、
家に飾りたいと思うから求めに行く場所なのは、わかっています。
でも、誰にもあげる人は無く、じぶんしかいないひとりの家に、
花を買って持ち帰る気までは起こらなくて、でも、なんとなく、
見ていたいときもあるんです。そういうのは、だめでしょうか。
花の香りに立ち止まりたい時もあるんです。なんだか、自分がだぶります。

この青い背中は、なにを思ってみているのかな。
誰のことを思ってみているのかな。
花さん、花さん、どうか、そっと。このまま居てもいいですか。

一目見て、お母さんだなと思いました。
神保さんに聞いてみると、やはり、お母さんだとのこと。
「慈しむ人」という絵です。
こう、ちょっと自分から見下ろす感じ、横斜めなのがいいですね。
子供のときから、見てきたはずの、母親の背中なのに、
ふっと、小さく、か細くみえるときがあります。それは、自分が大人になり、
同時に、母親も、年を重ねた、ということになります。

どうしても、母親というのは子供にとって、いっとき、距離をおきたくなるもので、
うざったく思ったり、面倒に思ったりもするんです。でも何故か、大きくなって
親が自分を生んでくれた年頃になると、わかること、見えてくるものがあって。

こんな我侭な子供で申し訳なかったなと。
母は母なりに苦労して悩んで育ててくれたんだよなと。
最近ようやく、母と手紙を交わしたり、誕生日プレゼントを渡すようになりました。
母はとても喜んでくれて。なんでもっと早くこうしなかったんだろう。
今更ながら思います。そんなことがあったばかりなので、この絵を見て

「神保さんも、そろそろ、
 お母さんをもっと労わろう、結婚して安心させてあげたい、
 楽させてあげようとか思う年代になってきたってことですか?」

と訊くと、そうですねえ、と笑ってらっしゃいました。

「うちの母は、植物が大好きで、フラワーアレンジメントをやってるんです。
 僕の絵の大ファンで、一番最初に見てくれるのが母親です。
 7つ年上の兄がいるんですが、兄も応援してくれるので、ありがたいです」

なんとなく、わかる気がします!
わたしは12歳年の離れた妹がいるので、赤ちゃんの時もお世話したし
幼稚園の送り迎えも、小学校中学校高校の入学卒業式も行きました。
妹が結婚して出産して母親になった今でさえも、ちっちゃこい幼稚園の頃の、
おぶって一緒に公園で遊んだ妹のままで見てしまいます。
目に入れても痛くない。可愛くて可愛くて仕方ないんです。
親にとって、子供って、そういうものなんでしょうね。
母親と一緒にトマトやきゅうりを植えて育てた、懐かしい思い出もよみがえりました。

「すれちがい」
こちらも、井の頭公園だそうです。なかなか思うように描けず、
何度も描き直したそうです。わたしは思わず、この絵を観て
「あらまあ。そろそろ、出会いがあるかもしれませんよ」
と言ってしまいました*

ちょっと、わかりづらいかもしれませんね。
女性は、ワイン色のような赤色の服で、
背を向けている男性は、紫ピンクの服なんです。
やはりにじんでいる感じが、とても素敵です。
このふたつの色は、実際は、とても綺麗で、鮮やかです。

恋愛に限らず、わたしたちは、常に、誰かと出会い、すれちがい、別れます。
互いの背中を見ることは無いかもしれませんが、いつか見るとき、
見られるときがあるかもしれません。その時、少しでも、
前よりちょっぴり大きくなったかなと思ってもらえたら、嬉しいなあ。

こちらは吉祥寺にあるビルだそうです。
実際は高い建物があったそうですが、描かなかったそうです。
手前に、誰も座っていない椅子とテーブルがありますが、
ひとりで座る彼は、そう、悲しそうでもありません。

逆に嬉しそうに見えますね。彼女とデートで待ち合わせかな?*
でもミネラルウォーターのペットボトル持ってるから、ひとりかな?
でも余裕があるような感じがします。想像すると面白いです。
ピンクの洋服がまた可愛い。なんとなく、星の王子様みたいです。

再び、井の頭公園。ベンチには2人で並んで座っています。
彼は、ひとりで歩いています。鴨もほよほよ、歩いています。

しかし、今回、全般的に、背中のにじみ具合がたまらないです。
それにしても、たくさんの人がこの日本、この地球で生きているのに、
全く知らない、知り合わない人もたくさんいるのです。
知ってる人は、たったの一握りです。
わたしのことを知らない人も同じように、たくさんいる。
いろんな人生が、すごく身近にあるのに、まったくかかわらない人のほうが多い。
不思議ですね。わたしたちが知っている、見えている、
わかっていると思っていることなんて、たかが知れているのかもしれません。

こちらは、江ノ島だそうです。
神保さんが、海を描くと、こうなるんですねー。
あの水平線に、この先何が見えてくるか。その景色も人それぞれですね。
わたしは、ちょっと荒波の海のほうが好きです。
ごうごうざざんと、うねりをあげて、誰も近寄れないような。
風を受けながらその波打ち際を歩くのが好きです。
海は、いろいろなものが流れ着くところだから。
悲しみ、苦しみ、迷い、痛み、傷。すべてを呑み込んで沈んでゆくところ。
穏やかな波の下で、長い時間をかけて昇華されてゆく。
そうして、果てない時間の後に、またひとつ、生まれてゆく。
なんか、いろんなことが、ちっぽけに思えてきます。
なにかを失う、手放すことで、初めて、またひとつ得るのでしょうか。

江ノ島の近くにある神社だそうです。階段と、真っ赤な鳥居。
悩んだ背中も、寂しい背中も、次のステップに進むということかな。

いや~!なんか、全体的に「背中」が印象深かったです!
神保さん、そろそろ結婚したいのかな?(失礼*)

というわけで、中庭で、お茶ターイム!1年ぶりに、お話を伺ってきました!

「今回、『散歩日和』という展示会名にしましたが、
 散歩をすると、穏やかな、いい気持ちになりますよね。
 太陽がまぶしくて、一瞬一瞬が、かけがえがない。
 自分は、五体満足に生まれて、ここまで大きくなって
 恵まれている、とてもしあわせだと思います。

 今回、水彩にしたのは、前回の個展の作風と変える為。
 水彩だと、やさしい感じが出やすい。
 緑が多くて、癒されるという感想も頂きました。
 絵になって、自分自身、初めて気付く。
 そういう、自然の大切さを改めて、認識したような気がします」

確かに、作品は、緑が多かったです。
わたしたちは、普段、多くのものを見ているはずなんですが、
意識していないことが多く、見ているようで、見ていない。見えてない。
こうして神保さんが描いた絵を観ることによって、
植物やお花などを、「自然だ。緑だ」と意識し、癒されたのかもしれません。

ただ、わたしは、自然溢れる公園や街角を歩くひとりの主人公を
客観的に「絵の中の人」と思えず、どうしても自分を重ねてしまうので、
今回、背中が多かったのが、とても気になったので、訊いてみました。

「暗いニュースも多く、大事なものをなくしてしまうこともある。
 でも、何気ない、日常の、ひとつひとつが、ありがたい。
 そんな恵まれた環境の中で、背中を描くというのは、
 自分の中の色々な悩みを表しているのかなと思います。
 自分をさらけ出すのは、ちょっとこわい。
 絵って、正直だから、嘘がつけない。
 かっこつければ、スグにばれる。むずかしいです」

うわー。それって、文章や写真も同じだと思いますよ。
わたしだって、自分をさらけ出すのはこわいし、
気を抜けば写真も文章もへろへろになる。
わたしは、神保さんの絵は、神保さんなりの、
等身大の想いがでているんじゃないかなと思いました。

ひとりで公園のベンチに佇むピンク紫の背中や
花屋の前でしゃがむ、青い背中には、じんときました。
でも、ひとりの時間というのは実は貴重で大切なんだと思います。
ひとり、自分で自分に問う、向き合う、自分を離れてみつめてみる。
こだわりや、しがらみを放す。からっぽになる。無になる。
この時間が無ければ、人は成長しないんじゃないかと思います。

「最初、音楽かかっていなかったんです。でも、静か過ぎて。
 それで、以前から好きで、よく聴いている、
 ササマユウコさんのCDを急遽かけたんです。
 自分も心地よかったですし、予想以上に好評でした」

そう!そうなんです!
ササマユウコさんのCD(『Peace and Quiet』)がかかっていたのですが、
これがすっごく、絵とあっていて、原宿の喧騒の中、
一歩入って、ここだけは違っていました。
清らかな空気に変わり、白い四方の壁に反射されて、音楽が耳といわず
肌や髪の毛、手指、爪の先から静かに浸透してきたような気がします。

絵の中の主人公になっている自分が、いつのまにか、
その主人公の自分を高いところから見下ろしているような感覚にもなりました。
わたしは、なんにもしてあげられないけど、空気のような透明な存在だけど、
あなたの歩く道を、姿を、見守っているよ。そばにいるよ。
いったい誰に向けて思っているのか。誰に対しての思いなのか?

わたしは、神保さんの絵を観ながら、自分で自分を見たのかもしれません。
自分の背中はみることができません。でも、自分のやったことは、
いつか近い将来、振り返ってみることができます。
自分の行き先を決めるのはいつだって自分。だから、自分のしてきたことを、
恥ずかしいと笑いながらも懐かしく見ることができるよう、生きていきたい。
そんなふうに導かれる、絵と音楽でした。

「実は、前回の個展が終わってから、この一年、今までの中で、
 一番自信が無くて、個展を開くまで、不安でいっぱいでした」

「ええ?そうなんですか?!意外です!」

「なんで、自分は絵を描いているのか。
 何故、展示を繰り返しているのか。考えてしまいました。
 ちてなさんは、いつもいつも、取材レポートをたくさん書いていますよね。
 まるで作家さんみたいです。なんで、ちてなさんは、書いているんですか?」

予想外の質問です。いつもたずねる方なので、驚きました。
こういうことって、実は、わかっているんだけど、
たまに揺らいだりするものなんですよね。何度もそういう壁を乗り越えるうちに、
自分の中で強くはっきりとしていくんじゃないでしょうかね。

絵も文章も、自分で表したものを、自分で見る、客観的に向き合う作業。
じゃないでしょうかね。わたしは、このレポートを描くことで、
作家さんや、何処かの誰かに喜んでもらえたら本望。
そして、いろんな方の作品を観ることで、自分では知りえない、
人の一生の中の一瞬を感じているような気がします。
作品を通して、人を知ることで、自分自身を照らし出してみる。
自分はどうなんだろうと追求したい、自分をもっと知りたいと思っている。
あとは、単純に、観ること、感じること、書くことが好きだからです*

「個展を見に来てくれる人は、20代、30代の若い方が多く、
 感受性豊かな方が多いので、いろいろな感想やお話しが聞けるのが嬉しいです。
 自分の作品を観た方から、どんな反応が返ってくるのか。
 作品を通して、コミュニケーションが取れるのが面白いですね」

みてると、若い女性や外国の方など、結構、感想を話されていってましたね。
感想ノートも書いてくださる方が多かったように見えます。
(やっぱり、英語は喋れないとダメですね。つくづくそう思いました。。。)

「自分は絵を制作する環境に恵まれているなと思います。
 グランマモーゼスのようにいてください、と言われることがあります。
 グランマモーゼスは、リウマチで手が不自由な中、
 75歳で本格的に絵を始め、101歳で亡くなるまで、
 1000点以上絵を描いた方です。ずっと農業をしてきたので、
 農村の人々や風景を描いた絵が多く、とても素朴なんですよ」

知りませんでした。物事を始めるのに、早い遅い、年齢は関係ないんですね。
神保さんは、昨年の取材の時は、モディリアーニにならないで、と言われたと
話してらっしゃいましたが、わたしは、神保さんは、誰でもない、
神保さんのまま、そのままで描き続けていって欲しいなと思います。

「自分も28歳になりました。今は、無事、個展ができて、ほんとによかった。
 まっしろです。また来年、個展をやりたいと考えていますが、
 どうなるかはわかりません。今は空っぽです。ゆっくり考えようと思います」

肩の荷が下りたような、安堵感でほっとしている様子の神保さん。
そうですよ、またゆっくり考えればいいんです。まずは、のんびりしてください。
と言いながら、すっかりまったりと話し込んでしまいました。

「絵を描いていると、いろんな人と出会いがあります。別れもあります。
 でも、これからも、自分のペースを大事にして描いていきたいです。
 絵を描くって、どれが正解か決まっていない、答えが一つじゃないから。
 日々、精進、勉強ですね」

わたしが28歳のとき、今と全く違う生き方をしていました。
その時はその時で現状に満足してはいましたが
自分の好きなことってなんだろう?自分の人生って何だろう?
そんなこと考えたこともありませんでした。
今思えば、随分勿体無かったなと思います。

でも、その時があったから、今があるんですけどね。
だから、まだ、28歳の神保さんが、毎年1回個展をしていることが
凄いと思いますし、まだまだもっともっと悩んでもらいたいです。

わたしは神保さんの個展は、ずっと見続けていきたいなと思っています。
たとえ、どんな作風に変わっていったとしても、
なんとなく、あるがままを受け止めるというか、見守るというか、
その時その時の、神保さんの作品を観ていければと思っています。

いつか神保さんも結婚をし、子供を持ち、父親になるときがあるでしょう。
いろいろなこともあるでしょう。壁や挫折を感じることもあるかもしれない。
時には、描けない、描かなくなる時期もあるでしょう。
描きたくない時は描かないで、また描きたくなったら、描けばよくて、
個展をするときは、また呼んでくれればいい。

同時に、わたしも、同じように、年をとり、いろんなことを、考え悩む。
神保さんは、神保さんという時間を生き、わたしはわたしという時間を生きる。
それは、皆さんもおなじこと。誰にもわからないし、誰も知らない。

だけれども、個展という特別な、限られた空間の中で、
ひとつひとつ、一枚一枚の絵を通して、一瞬でも、繋がる時がある。
そのとき、そのとき、初めて観る、感じる思いが生まれる瞬間。
これは、個展を、実際に、その場所で観ないと生まれてはこない。

描き手が、心をこめてあらわしたものを、
わたしも心から、まっさらな状態で観る時。
わたしは、絵の中を旅する。絵の中を巡る。絵の中を泳ぐ。
そして埋もれている、忘れ去られた自分が揺り起こされる。
この感覚を、とても大切にしたい。
大切にできるのが、神保さんの個展なのかなと思っています。

自分を大切にして生きる、ということ。
それは、自分を知って、自分の満ち欠けにあった、
生き方(活き方)を導き出すこと。この法則は人は教えてくれない。
自分で気付くしか無い。そして、自分にしか適応しない。
周りの全てが、先生であり、教材であり、同志であったりする。
みんなどこかで、酢だのタコだの、いろいろある。
でも昨日悩んだことも、今日やったことも、全部明日の自分に繋がる。
いつも同じだと思っていた、当たり前な風景でも、
見方一つで、少しずつ何かが必ず変わってく。ほんとだよ。

「これからどんな絵が、僕のなかから生まれてくるのか、
 次は、どんな画風の個展になるのか、
 今は、まったくイメージは固まっていませんが、
 ゆっくり時間をかけて、自分なりのペースで描いていこうと思います。
 今日は、ちてなさんに観に来てもらえてよかったです。
 どうもありがとうございました。嬉しかったです」

わたしも、嬉しいですよ~☆ なんか取材というより、
一年に一回、こころの避暑地に来たような気分です。
神保さんの速度で、やりたいこと、できることを、やっていってください!

次の神保さんの個展まで、もっともっと、
感じる土壌を豊かに広げていきたいです。そして、また一年後、
個展で神保さんの作品に会えるのを楽しみにしています。
神保健城さん、どうもありがとうございました!

~~おまけ~~

この日、神保さんは、5時から、お客様が来るとのことでした。
中庭で、その方と、ハイネケンを飲むのだとか。
ハイネケン?! え??ここ、お酒飲めるの??
飲めるそうです!ワインなんかもあるそうです!(勿論有料ですが)
ついつい、お酒好き(だけど、最近は全く飲んでいない。
オーナーが飲まない人なので。つまらん。。)の、ちてな、
ハイネケンに釣られ「わたしもお邪魔していいですか?!」と
ハイネケンを飲みたいがために、便乗残留することに(笑*)

こうして、いらっしゃったお客さまと、3人でハイネケン飲みながら、
中庭でいろいろ喋り倒しました。この方が、
「少年山賊団」の宇佐美まどかさんでした。
どこかで聞いたことあるなと思ったら、蒼猫さんから聞いたことありました!
井の頭公園で有名なんですよね!はじめましてで、いきなり酒盛り~♪
いえーい~♪(嬉*)宇佐美さんは若くてべっぴんさんで可愛くて、声も綺麗で、
ちてな、一気にテンション高くなりましたにゃ~♪(はい、ただの親父ですw)
いやあ、若い(2人とも20代)方とお話しできるって、めちゃんこ楽しかったです☆

あとできいたんですが、蒼猫さんは、今度、4月に
銀座ミレージャギャラリーさんで「We Love Cats展」に参加されるんですが、
そのとき、宇佐美さんが、パーティーでゲストして参上されるんだとか?!
これは面白い偶然(笑)これって、その時のための、顔合わせ?w

結局、閉店後も、ドトールに移動して喋りまくり、随分遅くまで楽しんじゃいました。
神保さん曰く「ちてなさんと、こんなにいろいろ話すことになるとは思わなかった」
ほんとですね(笑) ほとんど、ガールズトーク(?)だったような気もしますがw
宇佐美さん、今度、また喋り倒しましょう~☆
神保さん、お疲れ様でした! (お疲れのところ、すみませんでした;)

2008-3-20 カテゴリ
ギャラリーたまごの工房「高円寺裏通り猫展」に行ってきました

2月22日に、高円寺の猫の額さんで、
琴坂映理さんの個展「猫の宝島探検隊」の取材に行ってきたのですが、
この日、ふらっとギャラリーたまごの工房さんに寄ったんです。
そしたら、とっても素敵で面白くて楽しかったんです!!
写真も撮らせて頂いたので、ご紹介させて頂きますね~♪
今回は、取材レポートというよりは、散策アートレポートになります。
日記みたく時系列になっておりますので、(しかも長い;。)気軽にお楽しみ下さい。

1、たまごの工房さん 前編

もともと、この日は、午後2時に猫の額さんに行く予定で、
1時頃、高円寺に付き、ちょっと寄ってみようか・・・という軽い気持ちでした。
南口を出て、線路に沿ってまっすぐ「アイ商店街」を進みます。
左折の道2本過ぎて、右側にゴジラ屋さん、左に古着屋さんを見たら左折。
呉服屋さんの目の前です。ちゃっちゃか歩けば5分かからないかもしれません。
いやー、予想以上に近くて、ビックリしました!
いつも、南口を出て、信号を渡って花屋で左に曲がり、
パル商店街→ルック商店街を、ずんずか真っ直ぐ行っていたので盲点でしたね~。
この、花屋を曲がらないで、まっすぐ行けばよかったのかあ。お目目きらきら。

この日は、「高円寺裏通り猫展」が開催されていました。
あれ~!!思っていた以上に、すっきりしていて、よさげ♪
なんだー!きてよかったじゃん☆ここで、もうときめき指数アップ。
そこに、女性の方が・・・。「工房の富永さんですか?」
「いえ、参加している作家です、これを作ってるんですよ」

Kuuさんという、作家さんで、猫の陶器を作ってらっしゃるそうです!!
この棚いっぱいに、作品が!!!「かっ、可愛い~☆」
もう一目見て、気に入りました。やばい!どうしよう!これから取材なのに!

まずは、ご挨拶してお名刺をお渡しし、記念に撮らせて下さい~♪と
承諾を頂き、必死になって撮りまくりました。
取材の時間が迫っていますし、もうこないと思ったので、
これを逃すともう二度と見れないかも・・・という心境で。

もう大汗かきまくりでした。この日は、ぽかぽか小春日和で良い天気で
暑いくらいだったのです。いや~それにしても、なんで、こんなに、
可愛いものが作れるんでしょう♪♪ただただ、すごい*

極めつけは、こちら。

こちら、はしおきだそうですが、可愛い~!!めちゃ可愛い~*

はっ!!見て下さい!!ブリッジしますよ~**(大喜☆)**

もう、わたしのハートわしづかみ。お土産&記念にお持ち帰りさせて頂きました。
だって、こんなに、可愛くてお茶目なの、はじめてですもん~♪
るんるん♪でゲットさせて頂きました*(ちなみに、Sの緑の子です)

このあと、女性のお客様がきました。どこかで見たことあるなと思ったら、
猫の額さんでグループ展などに参加されている、
猫作家さんの岡田順子さんでした!わ~☆こんにちは~♪♪
以前、お名刺交換させて頂いたのですが、岡田さんは、にこにこネットの
レポートなどを見て下さってるそうで、ほんとにありがとうございます!
しかも、今、開催中の「高円寺裏通り猫展」に参加されているそうで!

壁と棚にずら~っと並んでいます!

猫の顔のコースター。使うのが勿体無いですよね。ふにふに*

ふふふ。上目遣いがいいですよ~*もふもふ♪

あ、全部、上目遣いだったんですね。このほむほむ感がたまりません*

なんか、皆して同じ方向見てるのが、面白いです*
この日、急いでいたので、あとから考えると、全然見れてなかったんですよね。
岡田さんの作品、もっとのんびり一個一個観ればよかった。。。
きっと「あ!この子、すごく好き☆」という子に出会えるかもしれない。
そのときは、是非、クローズアップしたいです♪

岡田さんから
「今日も取材?」「はい、これから猫の額さん行くんです」
「今日は、猫の日だよ!猫の額さんで何かプレゼントもらえるかもよ」
「えっ!そうなんですか?!」
2月22日は猫の日。にゃんにゃんにゃんこの日。すっかり忘れてました。
たまごの工房さんでも、猫の日記念プレゼントを頂戴しました。
さとうみよさんの、切り絵のしおりでした。うわ~ありがとうございます!

たまごの工房の富永さんにはお会いできませんでしたが、
Kuuさんに会えて、可愛い作品を観ることができたので、
すっごく、ほくほくでした!
猫の日のプレゼントやお茶までご馳走になり、
もっとゆっくりしたかったのですが、今日はこれにて。
またどこかでお会いできますように!これからも、頑張って下さいね!

Kuuさんのご活躍、期待していま~~す♪♪


2、えほんやるすばんばんするかいしゃ編

たまごの工房さんでの至福のひとときを胸に、さて、二時が迫っております。
急げ~!大汗かきながら、戻ることなく、まっすぐ歩き出します。
多分、パル商店街と平行して歩いているはず。
どこかで左に曲がればいいやと思い、ずんずん歩く。
不動産屋さんを左折し、セブンイレブンを見る。
高円寺って、一本違う道に入っても面白いお店が多いですね。
もっとゆっくり、来ようと思いつつ、右に入る道に、「占」の看板を発見。むむ。
吸い寄せられるように、ほよほよよと細い道に入ったら「cafe百音さん」を発見!
あー!なんか聞いたことあるぞ??確か、以前取材させて頂いた、
森裕貴さんが、こちらで展示会をしたとお話しされていたような。
へ~☆ここだったんだー!!嬉しい発見。あいてはいませんでしたが。
占いの場所を見た後、振り返ると、狭い階段を発見。うにゃ?
えほんやるすばんばんするかいしゃ」と看板に書いてあります。
え・ほ・ん・や・・・??古本屋で絵本屋さんらしい・・・??

猫の額さんで取材しなくちゃいけないのに。だめです。上がってしまいました。
ぎしぎしと。上に果たして人はいるのか?上がってもよかったのだろうか?
上がる途中で気がつきました。でも、もう後戻りできません。
目に入った面白いものを確認するまでは、先に進めない性質なのかも知れません。
上がってみると。屋根裏部屋のようなきゅっとした空間に四方ぐるりと、本・本・本!!

「うわ~~~~♪♪♪」(←心の声)

360度、本・本・本~♪♪
青いビーチの波打ち際を駆け巡って、そのままダイブしたくなる気分!!!
もう、目がらんらん☆またもや、ときめき指数アップです!(喜*)
しかもね、しかもね、
「片付けが苦手な(得意じゃない)ので、
 お探しの本がある場合は、お声をかけて下さい」みたいな内容の、
ただし書きが貼ってあったんです。惚れた!
ええ人や~~~ここの店主さん、きっとええ人や~~~(涙*)

振りかえると、店主さんがいらっしゃいました!
まだ若い男性の方です。おとなしそうな真面目そうな方です。
ご挨拶してお名刺お渡ししてきましたが、
古本屋さんで、絵本屋さん。この空間と、この店主さん。
取材したいいい~~~!って言うか、また絶対こなくちゃ~~~(泣*)

「すみません、きょう、このあと取材なんです。
 またきますので、是非、取材させてください!」とかなんとか
ハイテンションでご挨拶して後ろ髪引かれながら下界に降り立ちましたが、

はう~。今日って、絶対、いい日だわん♪もうご満悦が2回もあってしまった。
残念ながら、ハイテンション過ぎて、写真撮るの忘れてしまいました。
ごめんなさい。今度、取材した時に、撮ってきますね。


3、猫の額さん編

はい、大汗かきかき、猫の額さんに行き、琴坂さんの取材をしてきました。
もうほんと、まったりと、のんびりしちゃいましたねー。
すると、さきほど、たまごの工房さんでお会いした、
岡田順子さんが猫の額さんにいらっしゃいました!

「あら、また会いましたね!」2人爆笑。

取材も終わり、記念にお買物をしたところ、猫の額さんから
「猫の日」のプレゼントを頂きました。
木村さんの飼ってる猫ちゃんのカードと、猫の額さんのシールです♪
わーいわーい♪ありがとうございま~す☆

そういえば・・・わたしが、琴坂さんの作品などを見て
「あ♪」「はうはう♪」「ほえっ♪」「ふゆゆ~♪」
「すふすふっ(鼻の穴をすぴすぴ開いて、ふんふん匂いを嗅ぐような様)」など、
ひとり上機嫌で悦にひたりながら観ていたら、岡田さんと琴坂さんに
「なんか面白い反応してますね」みたいなことを言われた気がします。

確か、森裕貴さんの取材の時に初ご対面した、前田さん他皆さんからも
「なんでそんなに、いちいち驚いてるの?!」「面白すぎる!」
とわたしのリアクションに、どっと笑いが起こっていたような気がします。
・・・・わたしって、面白いのかな?(笑)


4、蜻蛉玉ばぶるすさん編

多分、5時くらいだったと思います、猫の額さんを出たのは。
この日、接骨院に行く予定があったのです。
高円寺駅前6時15分のバスに乗る予定です。わたしの頭の中では、
このあと、高円寺書林さんにデザートを食べに行く気満々でした。
おデザを食べて、ゆっくりしてからバスに乗って行くつもりでいました。
途中、蜻蛉玉ばぶるすさんに寄りました。
店長の星野さんがいらしたので、ご挨拶。
新しく展示スペースを設けたそうで、拝見したところ、
そこには、さとうみよさんの切り絵が飾ってありました!!!

「えー!凄いじゃないですか!さとうみよさんの!!」
「そうなんですよ、今、たった今、いらしたんですよ!」

是非、ばぶるすさんで、ご覧ください。さとうみよさんの切り絵、
すっごく素敵でした。蛙さんなんですが、森羅万象な感じです。
それから、色々話して、Kuuさんのはしおきをお見せしたりしてたら、
Too-ticki(トゥーティッキ) さんに作品を置いているという
作家さんがいらっしゃって、なんでも、こちらで蜻蛉玉を作るんだとか?
お名刺をお渡しして、ご挨拶し、そこで店を出ると、

・・・時計は5時45分。げっ!!!時間経つの早すぎ!!
まだ5時半くらいかと思ってたのに!!
10分くらいしか喋ってない感覚だったのになー;。
しかも、バスの時間まであと30分!・・・バス停までの往復考えると、
これでは、のんびりおデザは食べられない!頑張って急いでもギリギリ。
焦って行くほうが失礼だよなあ。ゆっくりしたいもんなあ。。
泣く泣く、高円寺書林さんでのデザートタイムは却下となりました。
ぐすん。。。ああ、食べる気満々でいたのになあ。。がっくし。。。
こうなったら、ちょこっとまた、たまごの工房さん寄ろうかな。
夕方遅くには、工房の富永さん、お帰りになるってKuuさんも話してたし。
よし、行ってみよう。こうして、高円寺書林さんには行かず、
再び、たまごの工房さんに行くのでした。
(高円寺書林さん、ごめんなさい。
 また機会があれば、寄ります!デザートを食べに!w)

5、たまごの工房さん 後編

多分、5時55分には、到着したはず。たまごの工房さんに行くと、
たまごのおねえさん・富永さんがいらっしゃいました!
わ~はじめまして~♪嬉しい初ご対面です*
Kuuさんは、なんと、猫の額さんに行かれたそうな。
あらら!入れ違いだよ☆なんか、みんな、同じようなところを、
グルグルグルグル回っているような気がする~☆
こうなったら、猫作家さんセンサーつけませんか?w
どこにいるか、一目でわかるという優れもの(笑)

写真撮影のご承諾を頂けたので、他の作家さん
(全員は撮れませんでした、ごめんなさい)の作品も撮ってきました。

ひめにゃん♪さんも参加されてたんですねー!
はっきりとした色調。バッジは観てるとわくわくします。
今年、取材させていただく予定なので、楽しみです~♪

こちらは、タナベサオリさんという作家さん。なんか、こう、青い目だったり、
ピンク色だったり、丸い曲線だったり、三日月だったり、素敵~*

さとうみよさんの切り絵のポストカードが棚にずらり。

こちらが、さとうみよさんの切り絵作品。
そういえば、以前、取材させて頂いた、同じ切り絵の己夢さんも
ばぶるすさんも絶賛の、とても有名な作家さんですよね。
かなり精力的に活動されてらっしゃるなあという印象があります。

その、己夢さんの切り絵作品。よく考えたら、同じ展示会で
お2人の作品を観るのは、初めてかもしれません!
さとうみよさんは、凛とした力強さで、目に見えない流れが漂っている感じ、
己夢さんは、しなやかな柔らかい流れが香ってくる感じ。同じ切り絵でも
タイプが違う作家さんの作品を同じ場所で観ることができて、嬉しいです!

こちら己夢さんの作品。もううう~すごい、可愛い!!(喜*)
青い鳥さんが頭にいて、お手手には、クローバー。
お目目とほっぺがピンクで、くりんくりんのお花と額もピンク色。
背景は春色黄緑。可愛い~~♪どれも可愛い!
思わず、同じ姿勢をとってしまう、三十路過ぎ女性(おばはん)ですが、お許しを*

あと、この2作品も、ひかれました。やまねこさんという作家さん。
目・・・やっぱり目ですね。目がいいと思います。特に二枚目のは、
なんかむくれてるみたいだけど可愛い。憎めない。撫でたくなる。

すごく、気になったのが、こちら。この、丸いの、好き~!!
(わかりやすく、2枚をくっつけています)
黒猫のぬいぐるみも可愛いですが、紫ピンクのまるっこいのが、たまらない*
下の木の台(?)にもピンクや水色でマークが書いてあって、可愛い!

たまごの工房の富永さんとずっと喋っていて、
面白くてとってもいい方なんだなあというのが、わかりました*
皆さんから「たまごのおねえさん」と呼ばれているのもわかる気がします。
お茶を頂きながら、えほんやるすばんばんするかいしゃさんや、
ゑいじうさんのお話しなんかも聞かせていただいて、嬉しかったです!

とっても楽しくてまったりしてしまい、・・・・・気が付いたら、もう6時30分でした。
がびーーーーーーーーん!!!15分のバスとっくにいってしもたーーー!

心の中で焦りながら(接骨院7時までなのに、間に合わない・・;;。。)
今度、また、ゆっくり取材させてください*とご挨拶してあとにしましたが、
教訓。取材の日は、接骨院の予定はもう入れない。
取材での出会いなど、ゆっくりまったり余韻を楽しみたいから・・・。。。
(接骨院は混んでいたので、少し遅れても大丈夫でした。ほっ。。。)

最後に、展示でいいなあ~♪と思って、気になっていた猫の絵があります。
なんと、あとで聞いてわかったのですが、たまごのおねえさん、
富永さんの作品でした。絵を描く時は、「Yocchan」なんだそうです!
そんな、Yocchanさんの作品をご紹介して終わりにしたいと思います。

小さい額絵をまとめてみました。こういうフラットな感じで、だけど、
目が行く色、色のにじみ、気持ちよい余白、こういうのって好きです。

この絵、すごい好き!(喜*)ワイン好きなので(笑*)
3匹目の表情がいいw 観ててうれしくなる絵って、素敵ですよね♪

ちょこっと嬉しくて。ちょこっと楽しくて。
そんなちょこっとがありがたい、そんなちょこっとが、とても、しあわせ。
きょうは、もう、いろんな楽しいこと、おもしろいことが沢山ありました。
やっぱり、作家さんやギャラリー、お店の方と会ってお話しできるのは、
嬉しいことです。出会いって、かけがえのないものですね。

たまごの工房の富永さん、どうもありがとうございました☆


■Galleryたまごの工房
http://tamagonokobo.com/
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3-60-6
TEL&FAX:03-3313-8829 JR高円寺駅南口より徒歩4分

2008-3-15 カテゴリ
琴坂映理さん個展「猫の宝島探検隊」に行ってきました

2月22日(金)は、高円寺の猫の額さんで開催された、
琴坂映理さんの個展「猫の宝島探検隊」に行ってきました!

琴坂さんは、昨年の「ひなまつり~五人展~和猫絵巻」ではじめて鑑賞、
取材させて頂いたのですが、琴坂さんご自身の個展というのは、
今回が初めてなんだそうです!うきうきでレッツ・ゴ~♪♪

それにしても、凄い作品量です!絵も立体作品もポストカードもあって、
ストラップ、コースター、バッジ、キーホルダー、シールなど盛り沢山!
初個展と思えません・・・和猫絵巻展のときも、たくさんありましたもんね。
看板や、プリントなど、細かいところまで作ってあって、さすがです。

このバッジは可愛いですね。猫ちゃんの頭の上の石の色と
猫ちゃんの色柄とで、どれがいいかな~と選び迷っちゃいました♪
よくよく聞いたら、誕生石なんだそうです。わたしが買ったのは、
1月(ガーネット)2月(アメジスト)9月(サファイヤ)
11月(シリトン)と選んで買っておりました。気付いていなかったのに、
自分の誕生石をちゃんと選んでて、よかったです*

さて、まず、絵画作品を観ていきますね~♪

なんか、ちょっとずつ増えているのが、面白いですw

猫の、見上げる視線、姿勢って好きです。
そしてなだらかな後姿、腰まわりが、たまりません♪

そうそう、Tシャツもあったんですよ。これって、展示会やイベントのとき
着たらいいでしょうね~♪

イラストちっくなタッチと、原画タッチと、
すっきりタッチとあって、趣味で選ぶのにぬかりなし!って感じです*

今回の個展では「猫の宝島探検隊」という題名の通り、
探検隊の2人(2匹・キジトラのショウ、スポットのグレ)が
猫仲間の間で噂になってる、伝説の島「トパゾン島」を探検する
という物語になっていて、絵と、立体と、両方で
ストーリーが楽しめるようになっていました。

すごい描き込まれてますね~!
島には、綺麗な石がたくさん生えていて、この工房では、
希望すれば、その石を装飾品にしてもらえるようです。
また、その石から人間国とトパゾン島の行き来ができるそうな。
手前右の猫がななめにかけている、赤紫色の石がとっても素敵!
この色いいなあ~!!!一目で好きになりました。
あと棚の一番上にある、入れ物の蓋も紫色(濃い目)なんですよ。
この色もいいな~♪♪と、えらいピンポイントで目がらんらんです*

これもまたすごいですね~!トパゾン島の宮殿でボスと豪華な晩餐会(?)
赤いスカーフが、ショウで、青スカーフが、グレ。
それにしても壁の柄とか、後ろの赤い壁の色柄とか、
とっても地中海っぽいですよね。

海の中に棲む「海猫(うみねこ)」の「テペシエ姫」。
なんとも、魚が可愛い。あと、水底がカラフルで素敵だw

これが、その、あちこち生えてる石に棲む「石猫」。
この石は、猫さんのお家なのね。
う~ん。振り返り猫のなだらか腰がい~い♪(嬉*)

これも石猫。この絵と同じものが立体作品で作られていて、
絵と見比べるのも、楽しかったです。こう、ちょこっと、
後ろから見える顔を出してる小さな猫たちがいいんですよねーw
こちらの石は「ガーデンクオーツ(庭園水晶)」。
水晶の中に森が閉じ込められているそうです!

この緑色、綺麗なんですよー。上のお花のつる加減といい、
下の太い、蕨みたいな蔓といい、あと、緑の四角い石が、
なんともかんとも、寒天に見えてしょうがなくて、美味しそうで(喜*)
こちらは「フローライト(蛍石)」といい、
紫外線を当てると蛍のように光る石なんだそうです。

はい、この絵好きです~!!!猫が嬉しそうなのが嬉しいw
下の黒いちび猫がめんこい!!!そして、石の赤紫色が好き♪
この石は、ガーネットで、またたび効果があるらしい・・・(なるほどねw)
ガーネットは、柘榴(ざくろ)石と言い、
柘榴のような結晶形で様々な色を見せるんだとか。

そもそも、トパゾン島が何処にあるのかわからない。そのため、
トパゾン島に棲む猫たちが、ときどき空に舞い上がって
風に乗り降ってくるらしいという話を聞きつけ、待機する。
そこへ、降って来る猫達がいたので、挨拶し、日本の猫缶や
キャットフードと引き換えに、空中散歩で連れってもらうことになった。
「いえ~い!たのっしいいぃいいい~☆」という声が聞こえてきそう。
海に大きなイカとタコがいるのが、ちょっと怖いですが・・・。
この海の青色がめちゃめちゃ綺麗で、いい色ですね!!!
あの赤紫色についで、好きな色ですよ*

海辺に居るのは、海猫の女王様。王座の石は、セレスタイト。
天青石といい、天の空色という意味の名前だそうです。
ところで、女王様の首飾りをお手手でちょちょいといじっている
グレがツボですw あと、後ろの色とりどりの蔓植物が好きですわ~♪

いや~。なんてのどかなんでしょうか。海には海猫、傍らには、石猫。
空には飛んでる猫たち、そして桜の木にしなだれる猫たち。
これを極楽といわずして、なんといいましょうか。

展示の上のほうに飾ってあった、この3点、とっても素敵です。
琴坂さんは、現在、飼ってる猫が4匹、外猫も4匹いて、
今回、この猫たちをモデルに絵を描いたそうです。

この指輪の絵を描いた時に、もともと、原石が好きで、
その好きな原石を使って、フィギュアを作ってみたら・・・と
猫の額の木村さんからもご提案があったこともあり、
今回、このストーリーになったそうです。

これが、その、原石猫フィギュア。絵にあわせて33対作成し、
初日からとても人気で、わたしが取材に行ったときには、
こんなに少なくなってしまっていました・・・!!
(あってもほとんど売約済みでしたね)

「原石は、卸販売で、ちまちまと買いました。
 普段だったら買わない石も、個展で使うからと
 買えたことが嬉しかったですし、その石を生かして
 制作できて面白かったです。原石は普段持って歩けないですからね」

「この地図とかも作ったんですけど、子供さんが見てくださって、
 ほんとに、あるんだー?!と目を輝かせてたので、
 ほんとにあるんですよー☆と、お伝えしましたが、
 うそというか、フィクションの世界ですよね。
 どんな面白いフィクションの世界を楽しんでもらおうか、考えるのが楽しいです。
 もともと、西洋のもの、洋風なもの、航海とか、地中海とか、地層とか、
 化学、鉱物などが好きなので、原石と、猫と、地図やら、
 100%好きなものを作ることが出来て楽しかったです」

「絵を観ながら、ジオラマを動かして
 遊んでもらいたかったのですが、ほとんどが売れてしまいました」
と琴坂さん。

確かに、今、石ブームですが、原石だけを買うことって
滅多に無いと思いますし、大きすぎる原石は買えない。
それが、ちょうどよい手頃な大きさの自然の形で、
そこにあうように、猫のフィギュアが一緒に居る。
この組み合わせというのは、なかなかいいアイディアだなあと思いました。
猫好きな方も、石好きな方も、風水やスピリチュアルないろんな癒しに
興味ある方にも、喜ばれるものですよね。人気あるのが頷けました。

この、中が透明な不思議なのは、人造テレビ石だそうです。
初めて知った!!中の、細長い繊維状の結晶が平行にくっついていて、
下にあるものが映し出されて、浮き上がって見えるようです。
グラスファイバーと同じ性質なんですね!
他にも、たくさん可愛いものがありましたので、ずら~っ!とご紹介。

観てるととっても迷いますよー。猫で選ぼうか、石で選ぼうかで・・・。
石の意味(財運が上がるとか、仕事のお守りになる、とか)まで考えちゃうと、
困ってしまいますね。この日いらしてたお客様もかなり迷っておいででした*

特徴があって面白いものをまとめてみました。
上左:海猫と魚が一緒のは、猫が目の色が違ってこってますね!
上右:たこが!!たこがいる~!!(喜*)
下左:上の猫ちゃんのなんともいえない表情が・・・w
下右:3匹の微妙な位置関係と、この得体の知れない形は・・??w

「これからも猫の色んな面白い瞬間を絵にしていきたいし、
 トパゾンももっともっと作り込んで、まるで本当にある島のようにしたいですね。
 絵本も作ってみたいです」

おお~☆楽しみです!確かに、今回限りでは勿体無い、
次回に続けばいいのにと思ったので、嬉しいです*
次はどんな物語で、どんな猫ちゃん、どんな石になるんでしょうか。
絵本も興味深いです♪

そんな琴坂さんですが、今年の10月に、猫の額さんで、
和猫メンバーの皆様(菅野ゆうさん、おおやぎえいこさん、篠原知子さん)と、
 『和猫絵巻 紅葉の乱』を開催されるそうです。(10/10~10/22)
こちらは、がらりと変わって和の猫ちゃん、新作だそうです!楽しみです!
皆さん、是非、いらしてくださいね~☆

ところで、これだけ、いろいろな原石がありますが、
どの石が一番お好きなんですか?と、琴坂さんに、きいてみました。

「原石で好きなのは、やはり、ガーデンクオーツ。水晶です。
 水晶に始まり、水晶に終わるとよくいいます。
 原石には、いろんな景色があるんです。
 加工された磨かれた石ではなく、原石ならではの、
 いろんな支柱があって、それが、ミニチュアワールド、
 盆栽みたいな、結晶の景色をみることができるんです。
 私は、この景色が大好きなんです。
 水晶という鉱物の中に、別のものが入っていたり、錆が入ったりする。
 それが、まるで、風景が閉じ込められているようなんです」

「水晶の中には、水が入っていたりすることもあるんですよ。
 この水は、何百年何万年前の水で、
 そのことを考えたら、これだけで太古の浪漫です。
 原石というのは、1年やそこらでこんな形になるものじゃないですからね」

お話を伺っていて、なんとなくピンと来たのは、猫たちにとっても、
このトパゾン島は、宝島だけれども、琴坂さんにとっても、
原石というのは、限りなく、宝島のような存在なのかなと思いました。

原石の中に在る、そこでしか見えない、見ることができない、
偶然の産物が生んだ、時間とともに閉じ込められた、結晶の景色。
原石の中では、ただただ、永遠であり、無限です。

くるくると変る猫の瞳のように、原石の中でも、その景色は
刻一刻と、見る時によって変わることがある。
宝島で宝物を、いかに、発見できるかどうかは、
原石を目にして、自分がそこに、どんな景色を見ることができるか、
なのかなと感じました。

石と言っても、今回の琴坂さんの場合、原石、
鉱物ですから、形が整えられた磨かれたものとは違います。
生まれてきてから、今まで、石には石なりの時間と歴史が刻まれ、
同じ種類であっても色も形も中の結晶の仕方もまったく違い、
同じものはひとつとありません。

琴坂さんが好きな、原石と、猫と、
わくわくするようなフィクションの宝島探検の世界。
海を渡って、空を舞い、地図は遥か、羅針盤は回る。
とびきり不思議な、見たことも無いものと出会いながら、
あなたが見つけることができる、たったひとつのお気に入り、
あなただけの宝物を探す旅は、いつでもすぐそばに、
わたしたちの身近にあるものなのかもしれません。

いや~!今回は、楽しすぎて、ほんと、
遊びに行って、まったりと和んできてしまいました*

琴坂映理さん、素敵な楽しい個展を、どうもありがとうございました!


●琴坂映理さん 「EriN's Room~空想の時間」
 http://www5e.biglobe.ne.jp/%7Eerin/

●猫雑貨&猫ギャラリー 猫の額
 http://www6.speednet.ne.jp/~nekojarasi/
〒166-0003  東京都杉並区高円寺3-20-11 1階
TEL&FAX:03-3317-3115  OPEN:am12:00~pm8:00 木曜定休
ACCESS:丸の内線新高円寺駅より徒歩2分/JR高円寺駅南口より徒歩9分
詳しい地図はこちら
 http://www6.speednet.ne.jp/%7Enekojarasi/hpdeta/newpage18.html

2008-3- 7 カテゴリ
ギルドアートスペース游 川村千夏 水彩画展「重奏」~森の響き~ に行ってきました

2月13日(水)は、南青山にある、ギルドアートスペース游さんで開催された、
川村千夏さんの水彩画展「重奏」~森の響き~ の取材に行ってきました!

川村千夏さんのことは、存じ上げなかったのですが、
ギルドアートスペース游の、木戸晴久さんから素敵な年賀状をいただき、
また、木戸さんの額入りの蓮の花のお写真などプレゼント頂き、
そのときに、川村さんの個展のDMも拝見。紫色の幻想的な色使いに
とっても魅かれ、わくわくで行ってきました。

ドアを開けると、目の前に、急な階段がおでまし!
でもなんとも、木のいい香りがします!さ~進んで行きますよ♪
既に、どなたかのお話声が聞こえてきてます。

う~ん♪緑の匂いというんでしょうか。香ってきそうです。

階段の上がり口で、既に、降りたり上がったり近づいたり遠ざかってみたり。
ここだけで充分「春らしい、緑の洗礼」を受けた気になりました。
この階段部分は、過去のグループ展に出された旧作だそうです。

植物の枝の向きが日に向って伸びてる感じで生きてる気がします。
普段何気なく見ているはずのお野菜なども、こんなに嬉しくなるような
緑色だったっけ?と思ってしまいます。思わず、くんくんと鼻を近づけたい。

うわ~!壁にたくさんかかっています!気分が高揚してきます!
木戸さんと、川村さんと初ご対面でご挨拶♪
まず、「ギルドアートスペース游」の木戸さんからお話し伺ってきました。
ギャラリーとしては、一昨年の7月にOPENしたばかりだそうです。

「自分の世界で勝負する人、絵を描く人、作家さんなどは、
 作品を見ていただくことが一番だと思いますが、
 作品が欲しいと思われる方が求めやすい価格帯のものを展示の構成として
 考えていただくよう、強制ではありませんが、お願いしています」

「作家さんのオリジナルの世界は勿論ですが、
 私のほうでもミニ額を集めています。
 作家さんの方向性に合わせて、お好きな額を選んでいいただき、
 その額を使って何点か作品作りをしていただいています。
 これは、皆さんから面白いと好評いただいてます。
 作品サイズも小さくお求めやすいので、来てくださった方に、
 こういうものもあるんだ、と楽しんで頂けるよう、この狭い空間に
 いっぱいの盛り沢山感を味わって満足して帰って頂きたい。
 観たなあ~☆という、充実感を演出できるよう、つとめています」

確かに!1階から階段を上がって、上がりきると、かくかくとした壁つたいに、
たくさんの絵がぐるり飾られていて、まるで、温室にいるみたい!
狭いといっても、ちゃんと椅子もあるので、のんびり見てしまいます。

「グラフィックデザインの仕事をしていますが、
 もともとは、高校生の時から美術部で油絵を描いていました。
 作家になりたいとも思いましたが、いざ、絵でやっていこうと考えた時、
 自分の描写力、デッサン力などの技術もさることながら、
 自分の内面から湧き出る、モチーフ、テーマなどの、
 制作活動を続けられるだけの、湧き上がる創作意欲が
 果たして自分にはあるのだろうか。やっていけるだろうか疑問でした。
 この頃、デザインというものに目が行きました。
 デザインというのは、販売の為、カタログやパンフレットなど
 見せるためなど、目的が最初にある。
 はじめに枠ありき、で、その枠の中で、どうデザインをしていくか。
 この世界なら、制作を続けられるんじゃないか。
 枠があったほうが、自分をいかせるんじゃないか、そう思ったんです」

木戸さんのお話を伺いながら、それで、額を集めて、
作家さんに薦めているんだー!と、気がつきました。

「その後、ずっとデザインの仕事をしていますが、それでも
 なにかを作りたい、表現活動をしたいと、いつも思っていました。
 カメラで写真を撮るのが好きなので、散歩がてら植物など
 自然の造形を撮っていたのですが、ある時オリジナルの写真を
 第一印象にしたがって加工をし自分の感覚に近付けたところ
 やっと表現手段に出会えたという思いがしました。
 自分では、フォトイラストレーションとよんでいます」

「例えば、見た風景を、これいいなと思って写真を撮ってみても、
 実は電線やいろんなものが写っていて、こんなだったっけ?
 そうでもなかったということがあります。
 主観を交えて見ているんですね。もともと電線や他のものもあったのに、
 見えていたのに、見ないでいた。見たいものだけ見ているんです」

木戸さんのお話を伺っていて思ったのは、わたしも経験ありますが、
パソコンで、撮った写真の色調などを変えていくと、赤くなったり、
紫になったりして、随分雰囲気が変わって面白かったりします。
そのくらいしか知らなかったので、写真を加工する表現方法について
今回初めてお話し伺えて、嬉しかったです!!

「実は、この青山の地には、30年近く住んでいます。
 近くに緑が多く、美術館もあって気に入っています。
 数年前のリフォームを機会に仕事場を、
 展示にも使える全面杉材のミニスペースとしました。
 うまく使っていただけたらと思います」

この日は、次から次へと、お客様がいらしてまして、
皆さん、とっても喜んでて、嬉しそうに、
川村さんとご歓談されているのが印象的でした。
わたしもそうなんですが、皆さん、たくさん展示されている絵に
「うわ~♪」とうっとり満喫し、どれを買おうかしらと選び迷ってました。

このミニスペースは、一度見てはまる方ははまると思いますね。
癖になります。いつまででも、まったりと見れる、
木戸さんや作家さんともお話しできる寛げる空間です。

川村千夏さんは、多摩美術大学の染織デザイン科を卒業し、
テキスタイル関連会社の企画で勤めたあと、
フリーの図案家を経て、イラストレーターとして、
2004年から個展などを開催しているそうです。

「染織というのは、いっぱい工程を重ねて作りあげていくので大変でした。
 絵は工程はあっても、ダイレクトにでますから。
 でも、離れてしまった今となっては、やりたいとも思いますね。
 2000年くらいから、イラストレーターとして挿絵のお仕事をしたり、
 童画や雑誌、植物画のお仕事をしています」

この日、そのたくさんいらしたお客様の中に、
日本児童文芸家協会の浜野木碧さんがいらしてました。
わたしは、初ご対面なのですが、
なんでもグループ展に参加したときに、浜野木さんが
川村さんの作品ファイルをご覧になり、
「この方なら、安心して任せられる!」と声をかけたんだそうです。

「子供部屋の絵を見て、光の加減を描くのが上手だなと思いました。
 他にも、池袋アーティストガーデンの絵本の絵や、
 詩のサロン『すすき』でも、皆さんから大評判でした」
と川村さんを大絶賛の浜野木さん!

「来年6月に、すずき出版から、
 『こどものくに タンポポ版』という絵本を出版予定です。
 文章は私、浜野木碧が。挿絵を川村さんに描いてもらいます。
 皆さん、是非、楽しみにしてて下さいね!」

おおおお~!川村さん、おめでとうございます☆
来年、たぶん、すぐですね* 発売されたら是非お知らせ下さい♪
ちなみに、浜野木さんは、こちらの小さな額絵をお求めになられました。

これは、わたしもいいと思いました*
木戸さんも、一目見てすぐ「いいね」とおっしゃったそうです*
さすが、お目が高い(喜)額とまたあってて、可愛いんですよね。

「水性インクで描いているんですが、グリーンを中心に植物画を描いています。
 季節感を大事にしながら描いていきたいと思っています。
 木戸さんから、たくさん作品を飾って下さい、描いて下さいと言われていたので、
 少ないかなと思い、童画や、猫のスケッチを足しました」

「木戸さんからお話しいただいて、ミニ額を選ばせていただき、
 その額にあわせて何点か描かせていただきましたが、
 額のおかげで、額に描かせてもらった、
 額に導かれて描くことができました。ミニ額のおかげで、
 バリエーションが増え、今までに比べて、少し発展したように思います。
 今回の個展で、作品をたくさん揃えるというのは、大変でしたけど、
 普段から対応できるように、描き続けることの大切さを、とても感じました」

ここで、木戸さんからお話しが。
「イラストにしても、絵画にしても、
 量を描けるということは、長く続けられる条件だと思います。
 量を揃えられる力があるということは、ベースがあるということ。
 仕事が立て込んで忙しくなっても、
 こなせるパワーがあれば生き残れる力になります。 
 集中していい作品を生み出す素地になりますね」

このお話を伺って、続けていくことって、とっても難しくて、
辛くてキツクて大変だけど、だからこそ、大事なんだなと思いました。
続けることによって、いろんなことに対応していく力になる。
続けなければ、ベースができていかない。
諦めれば、今以上に芽は伸びない。そこから先が、見えてこない。
思い描くものや、来るべきであろう段階に到達しない。
続けていくことというのは、大きいですね。。。

川村さんの、青々とした緑いっぱいの、伸びゆく生命力と、
華やかで、お花屋さんにいるような、お花の一番いい表情を、
いろんな角度から眺め仰ぐような、夢のようなひととき。
まったりと落ち着いてしまう雰囲気の中で
長閑な青空に、ひとすじ消えゆく、飛行機雲のように
お2人の言葉が、こころに映った気がします。

もしかしたら、普段から何気なく思っていることも
感じていることも、百も承知だと思い込んでいても
今日、ここで、この場所で、このようにお話しをお伺いできたことは、
とってもしみいるものがあります。忘れちゃいけないなと思いました。

「グループ展が多かったので、個展でどうなるかなと思ったのですが、
 見に来てくださった方に喜んでいただけて(?)嬉しいです。
 これからも、グリーンを中心に、季節の変化を丁寧に感じ取って、
 更に絵として形にすること、描き続けていけたら幸せです」

川村さんが、とっても落ち着いた温かい雰囲気の方で、
木戸さんともお話ししたりと、結局閉店時間まで寛いでしまいました*

そうそう、わたくし、記念に絵を買ってきたんですが、最後まで迷いました。
そんな、ベスト3をご紹介!まずは3位!

こちら、小さいんです。額にあってて、素朴な感じがいいな~♪と思いました。
コテージとかあいそう♪次、第2位は2枚です。

この、溢れ出そうな緑色!!
すごいですよね~。なんか、この絵を見ちゃうと、
何かで悩んでたりするのが勿体無く感じてしまいます。
なせばなると思えてしまう、不思議な誕生感があります。

もう1枚は、DMにもなった絵ですね。
壁の高いところにかかっていたので、まじまじと見れなかったのですが、
この光景を見に行きたいです。何処に行ったら見れるんだろう。
遠く遥かな憧れの地です。さて、第一位は3枚あります(笑)

天井近くにあった黄色いお花は、なんか魅かれましたね。
額が黒くて太かったのが気になったのですが、可愛くて。

赤いお花のは、「太陽」という題名なのですが、ほんとその通り。
額がかっこよくて素敵なのですが、自分の家の壁に飾るとなると
ワンルームマンションの真っ白な無機質な壁に飾るのが、
なんか勿体無い気がしてしまうんですよね・・・。

こちら、紫色の「ビロード」という題名の絵も、額が素敵で!
しっとりとお淑やかで。ギリギリ最後まで買っちゃおうかな~と悩みました。
閉店時間まで考えて、最終的に買ったのが・・・こちら。

ふっふっふ♪普段、猫を描かない川村さんが描いたという、
猫の絵を購入させて頂きました♪ この顔が~!見ると安堵します~♪
川村さん曰く、
「猫好きではないんですが、なぜか猫好きな人が周りに多く、
 作家さんも猫好きな方が多いので、よく高円寺の猫の額さんに行きます。
 猫の絵は描かないの?とよく聞かれるのですが、描きませんって答えてたんです。
 でも今回、たまたま家によく来る猫が、動かないで止まってくれていたので、
 これも縁、と思い、描く決心をしました」
これは!またとない、貴重ないっぴんでしょう(喜*)

今日一日、とっても楽しかったです。ゆっくりとお話しもお伺いできて、
川村さんの描く、お花や植物の、生き生きとした表情が鮮やかで。
木戸さんのご用意された額も素敵なものばかりで、普段見ていなかった、
見ようとしていなかった知らなかった一面をたくさん、見ることができました。

ギルドアートスペース游の木戸さん、川村千夏さん、どうもありがとうございました!


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