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2008年10月24日 (金)

poco*moco・junさん 『ぽたり~展』可愛い陶器と雑貨たち に行ってきました!

2008年10月9日(木)、高円寺のGalerie Juilletさんで
maroさんの「パーティー会場へようこそ!」の取材&鑑賞のあと、
同じ高円寺の、たまごの工房さんで開催されていた、
poco*moco・junさんの初個展にお邪魔してきました。
両方の個展に行き、用紙に記入し応募すると、お2人のコラボ作品が
抽選で頂けるというプレゼント企画があったので、いそいそと応募してきました♪

maroさんの個展に飾ってあったのが、こちらで、

poco*moco・junさんの個展に飾ってあったのが、こちらです。
う~ん、これ、凄い貴重な品だと思う!当たった方、おめでとうございま~す☆

この日は、たまごの工房の富永さんはいらっしゃらなくて、
作家さんである、poco*mocoのjunさんが在廊されていたので、ラッキーでした☆ 
鑑賞させて頂きながら、お話伺ってきました♪

とにかく、すっごい、可愛い絵なんですよ~☆ もう「来て良かった~!」の一言*
しかも、「売約済み」がいっぱい~★ いや~ん、欲しいもの沢山あるけど、
全部売れてるしー!でも、ほんと、可愛い! もう、うるうる瞳孔開きっぱなし!
気分はまさに、デパートの屋上の小さな遊園地でコインを握り締めて順番待ち、
もしくは、着ぐるみのうさぎさんの腰周りにじゃれて、ハイタッチする子ども状態♪

実は、わたし、「ぱぴぷぺぽ」が好きで、「ぽたり~展」という語呂、響きが好きで、
この文字を見ただけでも 「ぽ・・ぽた・・ぽたり~?! はうううっ♪♪」と興奮し、
なおかつ、DMになった、この作品

を見て、「ぽ・ぽたり~♪かばぁいぃいぃいぃい~☆」と、即座に脳ショート(笑)
行く気満々でございましたw

もともと、junさんのお母様が10年位前から、ポタリーの教室をされているそうです。
オランダのデルフト焼きが専門で、junさんも、たまに描いているのだとか。

こちらを見ると、すっごく、写実的で、緻密で根気の要る作業、かなりの技術が
ないと出来ないんじゃないかなと思いますが

「絵の勉強はしていなくて、落書き程度。気合で描けるようなものじゃないので、
 下手ですが、猫が好きなので、かなり長く時間をかけて、丁寧に、
 可愛くなるように描いてます」

そのうち、絵本作家さんに憧れるなどもあり、行き詰まりを感じ、
可愛い系統のものが描きたいなと、2006年に「poco*moco」をはじめたそうです。
由来は、らくがきちょうの1ページに生まれた2匹のうさぎの姉妹。名前は、
自然と浮かんできた音の響きと可愛らしさで「ぽこ」と「もこ」と決めたそうです。

ポタリーは食器として勿論使えるので、使って頂きたいですが、junさんは、
描いている絵を見て楽しんで頂く、季節に応じて好きなものを飾ってもらうなど、
展示鑑賞を主に考えているそうで

「お皿って、こうやって飾れるんですね~!と、いらした皆さんにびっくりされますが、
 そうなんです。意外と普通に、こんなふうに飾れるんですよ」と、笑顔のjunさん。

「poco*moco」のショップでは、junさんが描きたい物を描き、
結婚、出産、新築などのお祝いに、お名前を入れてプレゼントとして贈るお皿などが、
人気・メインとなっているそうです。ポタリーの他に、手芸もお好きで、
あみぐるみや刺繍なども、独学で続けられているそうです。

「日本人は、好きに描いてくださいと言っても、描けない、
 どうやって描いたらよいわからなくて、型紙を下さいという方が多いです。
 どうやったら描けるんですか? という質問も多いのですが、
 私自身は、勉強をしたわけではなく、
 見たまんま、思いつきで、描きたい物を描いています」

笑顔のjunさん。その笑顔が、また、ほっこりしていて
なんだか、肩の力が抜けてしまいます。

それにしても、この日、わたしのあとも、何人かのお教室関係の
お知り合いの方でしょうか? ひっきりなしにいらっしゃってましたが、
皆さん、いちよう「すごい~、さすが」と、ひとつひとつ鑑賞し、
「やっぱり、才能だね」と頷かれている方が多かったように思います。

わたしも、ぱっとみて、すごく可愛い絵が多くて、絵だけじゃなくて、
お皿やカップなどは、持ち手やお皿のふちなどの色柄デザインも可愛くいて、
ここまでトータルで描けるのは、凄いなあと思うんですよ。
バランス感覚って真似したくても真似できない、
その方が培ったものですから。それを、junさんは、
とても楽しそうに描きたいものを描いているとおっしゃっている、
それを形にしてるのが、また、とても神々しい。

「勿論、中が決まっていて、外側に悩むことも
 外が決まっていて、中が描けないということもありますよ。
 でも、maroさんには、いつも助けられてます。
 maroさんとは、maroさんが、海外から日本に帰ってきて、
 ご自分でポタリーの教室を開かれるのに、いろいろ調べていて、
 うちの母親の教室に見学に来てくださったのがきっかけで
 初めてお会いしたんです。同じ年だったということもあり、
 一目で、お友達になりたい! と思いました。

 私は普通の主婦ですから、個展なんて夢だと思っていました。
 でも、maroさんに、高円寺で個展を開催するという話を伺って、
 私もやりたいなと思い、maroさんに誘っていただけて、
 いろいろアドバイス頂き、同時期に開催することになりました。

 一緒に高円寺を回って下さって、二人で決めて、
 いろいろ教えてもらい、こうして初個展開催に辿り着けました。

 maroさんとは、ポタリーのことで、いろいろお話しさせてもらって、勉強になるし、
 行動力があって、とても素敵な人です。同じ年だけど、憧れています。

 maroさんのポタリーは、「アート」だと思うんです。私の場合は、
 どちらかというと、「アート」というより「可愛い雑貨」の感じが強いですが、


 
 大人になっても、可愛いものが好き! その気持ちに変わりありません。
 私だけじゃないと思うんです。同じように、可愛いものが好きな大人の方に、
 陶器の持つ素朴さや手描きのやさしさを、大切な人への贈り物として届けたい、
 ちょっぴり大切なイベントや、特別なプレゼントをしたい、そう思ったときに、
 思い出してもらえる、見た方が、暖かい気持ちになれるよう願いをこめて、
 ひとつひとつ、絵を描き、作っています。

 将来の夢は、お店を開くこと。まさに、この、たまごの工房さんのような、
 こんなかんじの、このくらいの広さがいいです。ここに住みたいくらいです*」

「今回、初めての個展でしたが、個展って、大変だなーと思うんです。
 今まで、デザインフェスタなどに参加したことがあるんですが
 広い会場の中で、たくさんの出品者の中で、たまたま偶然通りかかって、
 見かけて、なんとなく気づいて、気になって寄って下さる、
 来てくださる方が、ほとんどだと思うんです。

 でも、個展というのは、個展を見に行くという目的の方が、いらっしゃる。
 そのために、時間をかけて、時間をさいて、お金をかけて、来てくださる。
 ほんとの、自分の「今」が、わかる、いい勉強だなと思いました」

junさんのお話を聞いて、junさんだったら、きっと、自分の理想のお店が
開けるんじゃないかなと思いました。きっと、夢は叶いますよ! と、思います。
junさんが、過去から今現在まで、やっている、手掛けている、ひとつひとつのことが、
いつか、人の手を経て、人を介して、繋がり、戻ってくるような気がします。

わたしは、同じ日に、maroさんという、
ポタリーペインティングの教室を開講して、ポタリーの楽しさを広め、
ご自分で作ったポタリーの食器などを通して、家族や大切な人と、
楽しい時間を過ごしてもらいたいと願っている方の個展を鑑賞しました。

そして、同じ日に、junさんという、ポタリーペインティングで
ご自分が好きな絵を描き、大切な人へのプレゼント・贈り物として
飾って頂けたら、喜んで頂けたら、温かい気持ちがお届けできたら、
と願っている方の個展を鑑賞しました。

わたしは、この日、とっても満ち足りた気持ちになりました。
そして、誰かのことを思って、大切な人のことを考えて、
気持ちを表現する、何かをつくることの尊さを感じました。わたしもそうでありたい。

ここからは、わたしが(中でも)好きな作品をご紹介していきます。
こちらは、お皿やタイルではなく、絵画として展示されているもの。
う~ん、色がいい!*

くまさんの親子。きゅう~♪ ぞうさんの積み木。青い色がいい。

黒猫と海の色が好き。雲が立体的なのがいい♪ 釣り糸動きそうねw

時計シリーズと丸皿。お花とうさぎさん。キュート♪
クマさんとドーナツとカップ。ホット♪
丸皿のクマさんとウサギさんが、内股なのが、ツボ♪

ピンクのうさちゃんは、ぽこちゃん。もこちゃんはご不在・・*
「よく売ってくださいって言われるんですが、在庫がこの子だけなので
 非売品なんです。また作らないと・・・」と、junさん。

左の籠に入ったぞうさんは、マグネット。この青いぞうさんで
お皿か小タイルなんかがあったら、買います! とjunさんに宣言するわたし(笑)
右の、ぞうさんの絵の大きいれんげみたいなものも、かなり好みです!

お皿。うさぎさん、クマさん。見れば見るほど、可愛いわ~***

額入り布刺繍作品も、かなりツボ!お土産で買うかどうしようか凄く迷った・・・。

お皿。読書中のうさぎさんと、雪だるまと一緒のうさぎさん。
このチョコレートのような濃い茶色がたまらん! 美味しそうや~☆
junさんに「美味しそうって、初めて言われました」と驚かれました(^-^;)*
あ、それだけじゃなくてね。無表情の中に、何かを待っていそうな気がしてね。
誰かが、今すぐじゃないけど、いつか、ここに、来るんじゃないかなって。

右側の、紫ピンクのお皿が一番気に入りました!
紫好きだし、紫陽花かな? すみれ色のお花に囲まれて可愛い!
でもね、入れ違いで先にいらした方が買われたそうです。
あらあ~残念! タッチの差ですね! でも、ほんと、すっごく可愛かった。
大事にしてもらうんだよ~。わたしは見れただけで嬉しかった。満足です♪

風船。子どもの時、大好きだった。いつも持ち歩く時、嬉しかった。誇らしかった。
子どもの特権だと思っていた。持ち帰ると、いつの間にか小さく萎んでしまう風船。
最後、しゅなしゅなになってしまう。現実はさびしかった。
でも、だからこそ、風船の魅力なのかな。いつか空へと飛んでゆく。
虹の彼方へ消えてゆく。誰かの元へと舞い降りることもあるかもしれない。

poco*moco のjunさん、このたびは、どうもありがとうございました!
すっごく、楽しかったです♪ いつか遊びに行きたいです~☆

●junさんのサイト poco*moco  ⇒●http://www7a.biglobe.ne.jp/~poco_moco/

この日、お土産でGETしたのは、こちら。
売約済みが多かったので、結構迷いましたが、やっぱ、これかな☆
うさぎさんが、お絵描きしてるの♪ 気に入っていま~す♪

2008年10月17日 (金)

maroさんの個展「パーティー会場へようこそ!」に行ってきました

2008年10月9日(木)、高円寺のGalerie Juilletさんの企画展である、
maroさんの「パーティー会場へようこそ!」に行ってきました。

昨年、取材で伺ったときに、ギャラリーの福田さんに
「来年、maroさんの個展を企画してるんで、是非、どうぞ!きっと好きだと思う」
とイチオシされていて、わたしも楽しみにしていました。
先に、4日(土)に取材に行ったのですが、画像が壊れて使えなかったため、
再度撮影に行くというトラブルも、「逆に2度見れて嬉しい♪」とうきうき♪で
鑑賞させて頂きました。

今回は、全部わたしの感想のみになります。途中で、会場に張ってあった
プロフィールをご紹介させて頂きながら、それでは、見ていきますよ~☆

会場にまず入ると、絵も印象的ですが、中央にある色とりどりの食器に目が行きます!
maroさんは、ポタリーペインティングをされていて、ご自分でお教室もされています。
ポタリーペインティングってなんぞや? まだまだ知らない方も多いと思います。
実際に、いらした方、みなさん、「これって、なんなんですか?」と質問される方も
多かったです。手にとってご覧になってくださいと言われて、初めて、
あ、触ってもいいんだとわかり、実際に触ってみると、結構凹凸がはっきりしていました。

カラフルな太陽シリーズと、対照的にシンプルな黒白の動物のお皿。

この牛さんが、ずっと気になってました。牛さん、好きや~♪
最後まで、自分のお土産に買おうか迷ったお皿です。

このカラフルさ。こんなにカラフルな食器やカップって、
普段使わないような気がします。自分はいたって地味な暮らしの子供時代で、
キャラクターもののお箸やお皿もすぐに使わくなり、
食器は質素な色柄ばかりで、とにかくご飯を食べるもの、何かを飲むものという意識だけ。
使えればいいわけで、これといって、食器やカップの絵柄などに思い入れは無かったです。
唯一、お箸に描いてあった、お茄子や兎さんがたまらなく気に入ったとか、
お菓子入れや御盆が風流な柄で光沢があって好きだったとか、その程度でした。
今の時代のお子さんは恵まれてるなと、ちょっとばかり思いますよ。
お母さんが、こういうのが好きだったら、生まれたときから、目にするんですものね。
常日頃から使うんですよ。影響力大きいだろうな~と思ってしまいます。

ハロウィン~♪ 色がいろんな色が出せるのが凄いです。

うわ~! 可愛い!! 思わず何度も何度も周回してしまいます。
この、ランチョマット(?)や林檎やお花の演出もかわゆい~☆

さてさて、ポタリーペインティングって何?ですが、maroさん曰く
「日本ではあまり馴染みの無い、知らない方も多いですが、
 アメリカや欧米などでは『ポタリーバー』なるものがあって、
 自分で好きな時に行って、気軽に絵を描けるんです。
 出来上がれば、それを使って、また行きたくなったら、立ち寄れる。
 手軽に出来る陶芸として親しまれ、人気なんですよ」

そうなんですか~! 知りませんでした!
なんでも、maroさんはアメリカにいらっしゃっていたんだとか。

「その頃にはまったんです。こんな楽しいものがあるのかと。
 それで、日本に帰ってきてから、日本で広めたい、
 一人でも多くの方にこの魅力をお裾分けしたいという思いで
 アメリカからビスクや絵の具などを輸入して、
 ポタリーペインティングの教室を開きました。

 ポタリーペインティングは、1050度で絞め焼きした、
 釉薬をかける前の、素焼きのお皿、カップ、ポットなどの陶器(ビスク)に
 陶器専用の絵の具でお好きなように絵を描いてもらいます。
 お客様のすることは、これだけです。
 あとは、お預かりしたお皿などを、釉薬を塗って乾燥させます。
 釜に入れて約1000度の熱で1日かけて焼成し、釜から出して出来上がり。
 お客様には、描いて頂いてから約1週間ほどでお渡しできます。

 出来上がったお皿は、全く同じものが無い、
 この世界でたった一枚だけ、の、オリジナルいってんものです。
 インテリアとしてお使い頂けますし、食器としても使えるのが、
 ポタリーペインティングの大きな魅力です。
 絵の具は、小さなお子様のお口に入っても安全なものを使用しています。

 私自身、子育てに追われながら、日々奮闘中ですが、お子さんと一緒に
 お母様にポタリーペインティングを楽しんでいただけたら嬉しいです。
 お母さんと一緒に手作りする喜び、親子で一緒に作ったポタリーの食器が
 食卓に並ぶ、ご飯が美味しい、会話も弾む楽しい時間になると思います。
 自分で作ったものだからこそ、使うほどに愛着も湧いてきます。

 よく、お皿を前にして、何をどう描いたらいいか、わからない、
 という方がいらっしゃいます。でも、皆さん、描き始めると黙々と集中し、
 描きあがると、ご自分の描いたものを眺めて、感動されています。
 お子さんも、大人に成長した方も、皆さん、自分の中に
 『アーティストな自分』を秘めていらっしゃると思うんです。
 そんな自分の一面を発見できる、形にできる、それを使うことが出来る。
 ひとつひとつ、時間をかけて生まれた”その人それぞれの温かみ”は、
 機械で安く大量生産されたものからは伝わらない、
 かけがえのない味わいだと思います。

 そのポタリーペインティングの食器を通して、ご家族で、
 また、お友達を招いて、ちょっとしたパーティーで、
 自分の作った食器から、笑顔が生まれる、繋がる、育まれる。
 笑顔の食卓が広がることが、私の願いです。

 ポタリーペインティングの教室の他に、今人気のアーティストさんに声をかけ、
 絵付けをお願いして「ポタリーショップ Maroarts」というSHOPも始めました。
 マグカップや、ティーカップ&ソーサー、モーニングプレート、パスタボール、
 サラダプレート、ディナープレート、タイルなどからお選び頂き、
 オーダーメイドも承っています。打ち合わせから製作、出来上がり迄
 1~2ヶ月かかります。ご結婚、ご出産、お誕生祝いなど、
 お名前、記念日入りのプレゼントなどできます。

 「ポタリーって楽しいよ!」 ということを皆さんにお伝えしたい、
 もっと、ポタリーを広く皆さんに知って頂きたい、そんな気持ちでいっぱいです。
 これからも、ポタリーペインティングを楽しくお届けして行こうと思っています。
 体験教室などの実施も考えています。ご興味ある方は、是非、
 サイトをご覧頂いて、お気軽にお問合せ下さい!」

maroさんのお話を伺っていて、わたしが、社会人になりたての頃、
職場でわたしと同じ年の娘さんを持つ上司から
「親が作ったものを子どもが食べる。なんだかんだいって、家族は『食』で繋がっている」
と言われたのが、思い出されてきました。

maroさんのポタリーペインティングの食器を見ていると、
気持ちがわくわく・うきうきしてきます。これからピクニックに行く気分になります。
どんなお弁当だろう。おやつは何を持っていこうか、ジュースはぶどうがいいの。
明日の天気はどうだろう、洋服は何着て行こう、靴はズックがいいかしら。
楽しくて嬉しくて。音符マークやお星様マーク、おてんとさまマーク。
浮かんで弾んで。今日、初めて知った、ポタリーペインティング。
いつか、わたしも体験してみたいです!

こちら側の壁には、手作り絵本の原画が展示されていました。
原色に近いような色のイメージが強い絵をぐるりと見た後で、
こちらの原画を拝見すると、繊細でやわらかな一枚一枚に、
こういうのも作られてたんだ~、人に歴史アリだなあとおもいます。
(トイレにも、過去の作品が展示されてましたが、
 ビックリするくらい違ってました。言われないとわからないです)

ふと、わたしたちが見えている事柄って、全部、千代紙の繋ぎ合せのような、
偶然と必然の重ね合わせだったりしてねと思ったり。

ここからは、maroさんの絵画作品を見ていきますよ。
maroさんのプロフィールと共に、ご紹介していきますね。

小学生のころの夢は、少女漫画家。
しかし、同じ人物を何度も描くということが出来ず、挫折。

中学生のころの夢は映画監督。
当時ひそかに外国はコワイところ、
将来行くことは無いだろうと心に決めたにも関わらず、
高校1年生でカリフォルニアに短期ホームスティを経験。
映画の都、ハリウッド、ユニバーサルスタジオなどを見学。
人をまとめるということが出来ない性格だと気付き、
たくさんの人と関わらないといけない映画監督も挫折。

行くことは無いだろうと思っていたアメリカ生活を経験し
ひそかに留学の夢を膨らませ、高校3年で、再び渡米。

アメリカは楽しいところだが、ニューヨークはコワイところだから
絶対に行くまいと誓ったにも関わらず、
高校卒業後、ニューヨークの美大に入学。

絶対に4年で卒業してやる!という野望を元に、
無事、ニューヨークの美大、イラスト科を4年で卒業。
卒業後もニューヨーク暮らしを希望、
パソコンで絵を描くと温かみが失われる!と勝手に思い、
将来使うことなんて無いだろうと
学校でもパソコンのクラスは取ってなかったので、パソコンの知識はゼロ。

なのに、人生とは何があるか分からないもので、
カリフォルニアで就職が決まり、フラッシュアニメーションを製作担当することに。
その後、アメリカ各地でイベントや個展を開催。

どうしてもニューヨークに戻りたいという夢が捨てられず
アーティストピザを取り、会社を辞め再びニューヨークへ、
1年間、ニューヨークで活動。

ニューヨークにいたころ、東京は疲れるから住みたくないと
思っていたのにも関わらず、現在東京在住。

アメリカにいたころにはまっていたポタリーペインティングを
日本でも広めようと材料を輸入して教室を開講。
現在は育児をしながらイラストレーター兼アニメーターとして活躍中。

このプロフィールを読んで「なんて面白いんだろう!」と思いました*
同時に、若いとき、思春期で海外に行き、経験していることが
凄いなあと思いますし、行動力あるなあと思いました。

あと、常に、ご自身の向き、不向き、物事の特性などを
冷静に客観的に見てますよね。最初の自分の思い込みなどにとらわれず、
縛られず、執着せず、その状況を受け入れている。でも結果的に、
どうしても好きなこと、譲れないことは守って立ち動かれている。

わたしもそうですが、観た方はきっと「可愛いだけじゃない何か」
に、こころを奪われるんだと思います。近くで見ると、目が青色だったり、
ちょっと怖かったりする。でも遠くから引いて見ると、途端に存在が可愛い。
そして、色も強烈で、ただただ、目が奪われる。

あまりに「強烈な色」が頭にあったのか
「色とカタチと、どちらがさきなんですか?」と質問してしまいました。
「カタチですね!」と答えてくださいましたが、
あとで考えたら、恥ずかしいですよね、あたりまえでしょうかね。
でも、この時は、そうか!やっぱ、カタチなんだなあ。
先に構図、バランス、ありきなんだなあと妙に感動してしまった。
これは、わたしが、切り貼り絵にいきずまっているからで、
頭の中に浮かぶものを形に出来ないことに苛立っている。
でもそれは凄く簡単なことで、形にしようと努力していないから。
デッサンもスケッチも下書きもしていない。
ちょっとは下書きして色を宛ててから作ったほうがいいよなと
最近思うようになっている。

それと、とても不思議に思ったのが 「ちてなさん、好きでしょ、こういうの」
そういわれて、確かに好きなのですが、いつもとちょっと違う気がします。

いつもは「可愛い~♪はふ~ん♪」と鼻息荒く、
子犬のように尻尾ぶんぶん、よだれたらたらの野生の状態で見ています。
絵の中に自分がワープします。誰かに自分が置き換わったりします。
自分がその中の主人公になったりします。
ところが、maroさんの絵を観ているとすごく、言葉にするのは難しいのですが、
人と人もしくは、絵の中の対象物との距離を感じます。
でもこれは、普通、当たり前なのかもしれません?
といって、何が普通で何が当たり前かもわかりません。
わたしが、安易に入り込みすぎなのかもしれません。
maroさんの絵の中に熊さんが何頭かいたら、
果たして、自分はどれだろう、どの立場だろうかと思う。
もしくは自分の目の前で、絵の中の彼らが動いていて、
わたしはそれを額のガラスの向こうから見ている感じ。

盲目に溶け込む、一体となるのは嬉しく楽しい気がする。
でも、なんだろう。それだけでいいのかという気もする。
それって自己満足にすぎないのではないか、今までは何も思ってこなかった。
いつも自分は絵を描く時、絵の中の誰かが
多分自分そのものだったりするのだと思う。もしくは分散されて
ひっくるめて自分の世界だったりする。自分は自分の描きたいように
もしくは描ける範囲でそのとき描けるものを描く。
だから、出来上がったものを見ても、どれもが自分だから、
容易に何処にでも入りこめる。どれにでもなれる。
ある意味、自分の感情のみで描いているのかもしれない。
あんまり他人のことは考えていない、そこまでいっていないのだと思う。
今までは「可愛い~!」と感じる、思うものすべてを
目に、心にとどめたくて、背中をかがめ丸め、くっつく勢いで観ていた。
maroさんの絵を観る時、背筋が伸びる。(ような気がする)
そして、想像もするけど、絵を前に珍しく思考しているような気がする。
そんないつもと違う自分の感覚に気がつけたことは、
初めてきた街で、勇気を出して初めて入った喫茶店で
緊張しながら注文したお茶が美味しくて、お店の雰囲気も気に入って
「いいところ来たな、自分」とちょっぴり嬉しい。そんな新鮮な気分☆

はい、わたしのベスト5です。散々迷いましたが、5位はこちら。
この大きなクマさんと黒い小さな兎さんの関係性が謎です。
ドーナツかな? このドーナツを食べることでどんな展開があるのでしょうか。
音も立てず食べるのでしょうか。突然兎がクマのドーナツをぶすりと
横取りするかもしれない?? 二人のかぶってる帽子がキュート♪

第4位♪ これめっちゃいい~♪ 赤色が好き。そして
犬の模様なのか、黒いなんかが、ぶあーっと風に乗って動きそうな。
この犬が、耳をなびかせ走り出しそうな(笑)
きゅいきゅいきゅい♪効果音も絶妙に角を曲がり曲がり何処に行くのか。
そんな小さな物語が浮かんできます。

第3位♪ これも、いい~! もう観たとき、たまらんかった。
胸がきゅーーーっとした。赤い壁と黄色の床。赤いドアが開いている。
クマが出てきたのか、男の子が出て行こうとするのか。
二人は再開に喜んでいるのか、はたまた喧嘩をしているのか。
男の子が振り払おうとしているのか。クマが待ったをかけているのか。
会いたかったよと胸に顔をうずめているのか。よしよしクマさんなのか。
自分だったら、どれだろう。どうしてわかってくれないのと胸に飛び込むだろうか。
何も言わず、ただ、黙って、どんなことも、じっと受け止められるだろうか。

第2位♪ 入ってスグ掛かっていた絵で、一目見て、すごく好き~☆
むきゅ。むぎゅ。この絵を観てると、抱きしめられたいのはやまやまだけど、
誰かを精神的に抱きとめてあげられる人になりたい。
よしよし、いい子いい子、ぽんぽん。みたいな。自分で自分にもそうしたい。
自分自身の中で、自分を肯定できるのは自分だけで、
無理しないで、辛かったら、辛いって言っていいんだよっていうのを
自分で自分にする。我慢しなくていいんだよ。無理しなくていいんだよ。
よくやったよ、大丈夫。誰かの為でなくていいの、
あなたは、あなたのために、あなたのままで、生きて欲しいの。

はい、こちらの絵がマイ・ランキング第1位!
この濃い緑色の背景に、色とりどりの視力検査マーク!
面白い♪ 想像する。このあと、それぞれのマークが
ぐるぐる回ったり上がったり下がったりブレイクダンスしたり。
一列にもなるし、汽車ぽっぽにもなる。クマさん、もう、困っちゃう。
そんなコミカルな動きになったら面白そう!わくわくする☆

同時に、人は二つの眼で物を観るけれども、見えすぎて考えすぎて
自分の思い通りにならなくて、煮詰ってしまうことがある。
自分の理想をかぶせてダブらせてみてしまうことがある。
片目をつぶるくらいのほうが、調度良いこともあるかもしれない。
そして、二つの目だけでは見えないことも、たくさん、ある。

maroさんの絵は、止まってないんだと思う。
映画のワンシーンのように、続きがあって、
その続きは皆のもので、見た人の数だけあるんだと思う。
完結していない。ちょっと映画に似てるかなあとも思う。
映画は人それぞれの人生模様や現象が描かれていて、
観ているほうは、どういう意味があるんだろうと考えたりするから、
入り込む余地はないんだけども、重ね合わせたり、
感じたり思ったりすることが出来る。
演じる人がいて、脚本家がいて、監督がいて、音楽の人がいる。
maroさんは、絵の中で、描こうとしているものを
プロデュースしている。そんな感じがしました。

以上、わたしの勝手な感想を長々と書いてしまいました。
この日お会いしたmaroさんは、初ご対面でしたが、
第一印象は「ニュースキャスター」。目力があって、とても印象的でした。
なんとなく、大衆や世の中に、ご自分の思っていることや、やっていることを、
どんどん伝えていくことが出来る人、ではないかなと感じました。

いずれご本を出すとか、テレビに出るとか、
それこそポタリーペインティングの番組に講師で出演されるかも♪

maroさん、すっごく楽しかったです☆
これからも、ご活躍楽しみに、応援しています!
今日は、どうも、ありがとうございました~(^0^)/☆

●maroさんのサイト maroarts.com ⇒ ●http://www.maroarts.com/

同時期に、同じ高円寺のたまごの工房さんで開催中の
poco*moco・junさんの個展も鑑賞し、コラボ作品の応募も、
ばっちり、してきました♪ こちらの模様は、次週UPしま~す☆

●ちなみに、今回、ちてながお土産でGETしたのは、こちら。

黄色の牛さんで~す♪ うふうふ♪すっごく、気に入っていま~す☆


2008年10月16日 (木)

【ミニレポート】花信風さんで、モラ展行ってきました

クラフト縁、にこにこネットのちてなです。
花信風さんで開催されている、「モラ展」を
にゃんぎょうの幹佳菜子さんと一緒に、鑑賞してきました。
今回、コレクターさんのコレクション展ということで、
取材(撮影)無しだったのですが、携帯カメラならいいわよと
花信風さんからお許し頂いたので、携帯カメラで
数枚撮って参りました。本格的な取材レポートではない
ミニ版ですが、ご紹介させていただきますね。

えーーーまず、初めて「モラ」を拝見しましたが
兎に角「凄い…!」の一言に尽きます!
見るまでははっきりいって、漠然としてて、よくわかりませんでした。
でも一目見て驚愕。
モラとは、パナマ共和国のクナ族の女性の手芸・刺繍です。

081010_154917

昔、クナ族は服を纏わず、日頃から、ボディペイントをたしなんでいたそうです。
そのボディペイントの感性や技術などが、そのまま布に縫いつけ胸当て、
日頃着るお洋服として、今現在残る、「モラ」となったそうです。

クナ族の女性達は、子どもの時から、祖母や母がそうしたように、
朝日が昇れば目覚め、日が暮れれば寝る生活の中で、
当たり前のように布を裂き、重ねながら、長さを均等に測るでもなく、
下書き無しで切って縫い付ける(まつって)いくそうです。
親から子へ受け継がれていくモラ。
モラが上手だと、いいお嫁さんになれると言われているそうです。
見ると、鋭角の三角模様が目につきますが、その三角も、
上手にまつれないかただと、まるっこくなってしまうのだそうです。

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花信風さんでは、製作途中の作品が見せてもらえます。
そうか、こうやって重ねているのかと驚きます。
実際に手にとって、日にかざしてすかしてみたりもしました。
まったくの対照ではないけれども、ちょっとずつ色や
こまいところなんかは微妙に違っても、
色の補色関係などを誰に教わったわけでもなく
生まれ持った、備わったものとして
どこをどうあけると、どこにくるか、迷うことなく
バランスよく配置し、切り抜いたものなどは満遍なく
別のところで使うなど、工夫されています。

モラには、観光用に売るものと、普段、自分達が着る
身につける洋服と二通りあるそうです。
だいたいが、胸の部分と背中の部分とで対になっていて、
展示されているように、取り外しが可能なようです。

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その緻密でぎっしりとした縫い目に、息を飲み、
ほんとうに全部手でまつっていったのか
見てるだけで、非常に気が遠くなるようなものもあれば、
ちょっと不器用な方もいたのでしょうか。
中には、縫いがおおらかな、ざっぱりとしたモラもありました。
そういうのを見ると、逆にほっとします*

柄としては、抽象的なもの、幾何学的模様などもありますが、
動物や虫、魚など、自分達の身の回りにいる生き物が
モチーフになっていることも多いようです。
また、目を見張る、その独特な色鮮やかな色彩は、
パナマという国の風土、強い日差しの下で暮らす彼女達の習慣として、
生きていくための、理に叶った色なのかもしれませんね。

081010_154711

知らなかったのですが、日本でも、モラのお教室や、
実際に作ってる方も多いそうです。
花信風さんで開催している「モラ展」の
コレクターさんも、実際に現地で習い、作っているのだとか。

花信風さんの「モラ展」は、18日(土)までです。
まだ見ていない。見てみたいという方、是非どうぞ!必見です☆


●花信風  11:00~17:00
  http://homepage2.nifty.com/kashinfu/
  埼玉県所沢市旭町1-9 tel 050-3417-5437
  所沢駅より徒歩6分

幹さんのブログの写真のほうが鮮明です(^-^;)こちらもどうぞ*

2008年10月10日 (金)

皆さんの投稿レポート 貴志勉さん「貴志勉 陶展 土のしごと」

「皆さまからの投稿レポート」第7回目は、
2008年10月4日から19日(日)まで開催される、
貴志勉さんの「貴志勉 陶展 土のしごと 」です。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆

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「貴志勉 陶展 土のしごと」 貴志勉さんより。
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今回の開催会場は、高松市上天神町にある、
国道バイパスから一筋入った住宅街。昔農家だった家の納屋を改造した
ギャラリー「展示工房:納屋De手仕事 やまもと」です。

一年おきでたぶん4回目になるかなと思います。
6月のガラス張りのギャラリーと対照的な雰囲気です。

今回のDMが、こちらなんですが
このDMにあった、きっと訳の分からない画像の作品が、こちらの花器です。

がんばったのが、こちらのシリーズ。高さ50cm位まであるものです。

お気に入りは、この、掛け花入れです。小さい方で10cm程です。
ステンレス線のおかげで、僅かな振動や風にゆらゆら揺れて可愛いんです。
(自画自賛!)

実は、グループ展も控えており、一度考えていたものを作り直したり、
ちょっとしたスランプでもありました。そんなときに限って
プリンターが寿命になったりパソコンが壊れ、田舎の悲劇で、
一部のメジャーな会社の現物機種にしかお目にかかれず、
買いたい機種を求め必死でネット通販で探し、ドキドキで
メーカーを信じて購入したりと、ドタバタ続きでした。

そんなこととは関係なく、時はやってきて、始まった個展でしたが、
今回、サブタイトル「土のしごと」とし、音のする器シリーズをはじめ、
使って楽しい、話が始まる、そんな器の新作を展示しました。

イナカでこっそりやってる展覧会が、画像付きで公開できるなんて
10年、15年前には考えられなかったことです。
凄い時代になったものです。ありがとうございます。

会期は、10月19日(日)まで開催中です。
是非、お立ち寄り、ご鑑賞下さい。皆様のお越しを、お待ちしております。

■納屋De手仕事 展示工房 やまもと
  高松市上天神町445 電話・Fax 087-867-5689

●ちてなの感想●

貴志勉さん、どうもありがとうございます。
貴志さんには、6月に「四角の器展」で投稿レポートを頂き、
今回2回目になりますが、同じ年で、4ヵ月後に違うコンセプトで
個展を開催、というのも、凄いことだなあと思います!

6月の時は、四角い器たちが、光に当たって、その光が反射したり、
影を落とす中で、個々それぞれが、四つ角と四方ぐるりと供え持つ違う表情を
初夏の爽やかさとともに、清々しく照らして見せてくれたイメージが大きかったのですが、

今回は、展示会場が納屋を改造したギャラリーで、
踏んだら木のきしむ音が聴こえてきそうな、
木の匂いに包まれているような感覚が想像できるギャラリーのようです。

深い赤くて黒い、濃い茶色の木の床、壁、テーブルの中から、
貴志さんが土から作った器たちが、或いはキノコ、或いはエゾゴマナ、
或いはクズの花、或いは楓のように、ひとつの森の中に生きる植物のように。
なんとなく、目には見えない根っこが生えていて、このギャラリーさんに
繋がっているような、もしくは、このギャラリーさんから生えてるような感じがしました。

野原や森を歩き、気付かなかった花や草と出会い
草や土、葉の匂いをいっぱい吸い込んで、さわさわと風の音、
揺れる木々の葉の擦れる音、土や木肌を這う小さな命を耳に、
短い秋を感じられる、そんなひととき。

どんな音がするのか、どんな手触りなのか、どんな重たさなのか。
どんな冷たさ、温かさなのか。自分の掌に、どのくらいおさまるものなのか。
どんなふうに、目の前で、それは動いているのか。
ひとつひとつ触れることはできない、感じられないのが、
インターネットの歯痒いところであります。
そして、インターネットでは、ある程度止めて留めておくことができます。
何度も見ることができます、何度も振り返る事ができます。
でも、生きている、ということは、変わり続けるということです。
一分一秒、二度と同じ瞬間に戻らない、ということです。

そして、だからこそ、感じることの大切さが身に染みます。

まるい!・・・まるい・・・まる・・・たまらなく、触りたい!うう~(笑*)

貴志さん、このたびは、どうもありがとうございました(^0^)/☆

⇒ 今回、ご投稿いただいたのは・・・
   貴志勉さんです!ありがとうございました☆*

  ■貴志勉・Studio・P 
    http://www.d3.dion.ne.jp/~walama/p/index.htm


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2008年10月 3日 (金)

皆さんの投稿レポート【佐薙陽子 My Favorite Fantasy】

「皆さまからの投稿レポート」第6回目は、
2008年9月11日~17日に開催された、
佐薙陽子さんの「My Favorite Fantasy」です。

それでは、皆様、どうぞご覧下さい☆

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「My Favorite Fantasy」 佐薙陽子さんより。
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クラフト縁、にこにこネットのみなさん、こんにちは!
クラフト縁で絵画の作家登録をさせていただいている佐薙陽子と申します。
9月11日から17日まで、吉祥寺のリベストギャラリーで個展を開きましたので、
そのご報告をしたいと思います。

去年の誕生日に絵を仕事にしたいと思い立ち、
このたびはじめての個展 ”My Favorite Fantasy” を開催しました。
1年間描きためた作品約20点は、主に透明水彩絵具を使い、
インスピレーションをもとに得たイメージを形にしました。


(“Give me a Rose”・・・初めて描いた心象的な絵です。)


(“透徹”・・・透明でおだやかな瞳に強い意志を込めました。)

現在はまだ絵とは関係ない仕事についているため、
二重生活のような感じでなかなか大変ですが、友人、知人をはじめとする
たくさんの方に観ていただくことができ、とても良い経験になりました。


(みなさんからいただいたお花・・・ありがとうございます。)


(夜12時までライトアップして頂きました。日替わりで毎日違う絵を飾りました。)

通りに面したガラス張りのギャラリーだったため、
通りすがりの方の目に触れることも多く、様々なご意見・ご感想をちょうだいするなかで、
自分の絵を新しい角度からみることもでき、新鮮な思いがしました。


(ポストカード、Tシャツ、タンブラー、ブックカバーなど)


(“きらきら”・・・Tシャツやブックカバーにプリントしたものも販売しました。 )

特にうれしかったのは、お客様の一人からイラストの掲載を依頼されたことと、
私が以前絵を習っていた先生から、なんとお祝いに原画をいただいたことです。


(“Spring Whistle”・・・掲載を依頼された作品。)

来年以降も作品数がたまり次第、
個展を開いていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
今後は、書籍の装画・挿絵やカレンダーに挑戦してみたいので、
勇気をだして営業? もがんばりたいです。
ホームページもご覧ください→アトリエ・レインボウ http://www.yokosanagi.com


(“虹のまち”・・・個展に来てくださった方たちに人気が高かった作品。)


●ちてなの感想●

佐薙さん、まずは、初個展、おめでとうございました!
そして、お疲れ様でした!
そんな記念すべき、初個展での投稿レポート、ありがとうございます☆

まず率直に思ったのが、絵の仕事をしたいと思い立って1年で
個展を開催したというのが、凄いなあと思いました。

一年で描き溜めて。
想像するに、凄まじいパワーとエネルギーだったのではないかな、と。
わかりませんが、きっと、もう、夢中だったのでしょうかね? 

絵を描く。作品を生みだしていくことは、
楽しくて、面白くて、やりがいがあって、幸せ。なことなんだと思います。
でも、必ずといっていいほど、苦しみがやってくる。
辛くて、しんどくて、逃げ出したくなる。
なんでこんなことやってるんだっけと、壁にぶつかって、
悩んだり自問自答するとき、とどのつまり
「やっぱり、好きだからなのかな」 と、思うのかも知れません。
それがお金を頂く、依頼された締め切りのある仕事であっても、
お金を頂かない、趣味のものであっても、描いている方は同じ「人」です。

そして、やっぱり、絵を見て何かを思ったり、語ってくれたり、
投げかけてくれる、返してくれるのも、誰でもない、「人」なんですよね。

佐薙陽子さん。全然関係無いのですが、わたしの妹も「陽子」なんです。
太陽の光や恵は、いつもあると当たり前だと思いがちです、
時に暑過ぎると、うらめしかったりもします。
でも、光の当たらない場所や、光の入らない暗い闇を知ると
光のありがたさが、身に染みることがあります。
そして、光の存在と同時に自身の存在が映る、影も、
自分の位置によって、時に後ろに伸び、時に前を行きます。

これから、たくさんの出会いがあると思います。
いろんな光を見て、受けて、吸収して、
眩しいほどに憧れて、これからも進んでいくことでしょう。
佐薙さんが、もし、光が一筋も見えない闇に
おちいるようなことがあったとしても、
たくさんどれだけ時間がかかっても、全然かまわない。

自分の中に、光があるということだけは、忘れないでいて欲しいなと思います。
そして、佐薙さんの光を、絵を通して、いろんな方に見て頂き、
お届けする、繋がっていけたら、すごく素敵だろうなあと思います。

佐薙陽子さん、これからも、頑張ってくださいね!
このたびは、どうもありがとうございました(^0^)/☆

⇒ 今回、ご投稿いただいたのは・・・
   佐薙陽子さんです!ありがとうございました☆*

  ■アトリエ・レインボウ
     http://www.yokosanagi.com

  ■佐薙陽子 略歴
    東京大学法学部卒業
    2005年    辻野典代先生(大調和会所属)に師事。
    2008年9月  吉祥寺リベストギャラリーにて個展"My Favorite Fantasy"を開催。
    2009年3月  「NEW Illustrators FILE2009」(ART BOX発行)に掲載予定。
    日本イラストレーター協会会員


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