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2007年10月19日 (金)

「The Look of Love 森本美由紀スタイル画展」に行ってきました

9月に取材した、かぶらぎみなこさんが参加された、
「SHIMOKITA STYLE Exihibition*2」ですが、このとき、
パレットクラブ・スクールの講師の森本美由紀さんが声をかけて
集まったイラストレーター8人でのグループ展だ、ということは、
かぶらぎさんから、お聞きしていました。

当日、会場で、森本さんに初めてお会いしご挨拶したのですが
「六本木で新しくギャラリーがOPENして、そこで個展するから、
 絶対きてくださいね」とDMを頂戴しました。
そのとき、わたしだけでなく、森本さんのお知りあいの方数人、
いらっしゃってたと思うんですが、目の前にいた女性を
ギャラリーの方だと思っていました。
帰宅後、クラフト縁で個展情報をご紹介し、
六本木のGALLERY TOKYO BAMBOOさんにメールを送りました。
すると、ご丁寧なお返事が来ました。頭の中で、あの、
目の前にいたギャラリーの方であろう女性の顔が浮かび、
「これはいかないとまずいかな」と思いました*

その後、かぶらぎさんや、猫の額さんなどでお知り合いになった、
作家さん数人から、森本さんのお話を聞くことが続きました。

わたしは、な~んにも知らないでいたのですが、
●森本美由紀さんは、実はイラスト界の大御所である。
●特にセツ・モードセミナーではカリスマ的な人気である。
●セツ・モードセミナー、パレット・スクールで講師として、
授業を受けた作家さんによると、デパートで使われるファッションイラストを
描いていて、他にもいろいろなグッズに使われたりしている。

ということで、知らないのはわたしだけ??なんだか凄い方なの??
「行きたいけど、行かれないから、是非行ってきて、
 取材レポで見せて下さい。楽しみにしています!」
と、ある作家さんに言われたこともあり、
六本木なんて大都会に、初めて行ってまいりました!!

さて、これを読んでる方で
「セツって何?パレットって何?」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
ネットで調べてみたところ、
「セツ」=「セツ・モードセミナー」http://www.setsu-mode.com/
長沢節(ながさわせつ・1917-1999)さんという方が創設者で、
「みんなが楽しく、本当の絵の勉強ができる独特の場、
貧しい画学生でも気兼ねなく学べる場ーそんな場を作りたいという願いを実現した」
のが、セツ・モードセミナーだそうです。スタイル画を勉強する為に、
服飾の学校や美大、美術学校を卒業した人が入学することも多いようです。
卒業生の中から、たくさんの、イラストレーター、広告、出版、
ファッション、写真家、俳優、モデル、美術に携わる方が世に出て活躍されています。
(わたしが知ってるのは、ペーター佐藤さん、葉詳明さん、
安野モヨコさん、料理研究家のケンタロウさんくらいですが、他にもたっっくさん。)

そして、「パレット」=「パレットクラブスクール」http://www.pale.tv/
こちらは、イラストレーター、デザイナー、編集者など各界のプロ、
第一線で活躍中のたくさんのクリエイターから、直接学ぶことができる、
アドバイスや講評、指摘などを頂ける、非常に貴重な授業内容のようです。
これからプロをめざす方々を応援し、フリーランスの方を育成するスクールです。

わたし自身のことですが、大人になって、上京してから初めてできた、
絵を描くお友達が、セツに行っていた方でした。
在学中に描いたという絵を見せてもらいながら、どんなに楽しかったか、
また、絵が描ける様になるまで苦労もしたし努力もしたけど
生きる目標が見つかってよかったと話すお友達を見て、とても憧れました。
わたしは、お友達の絵がとてもいいと思っていたので
描き続けることを応援していたのですが、ご事情があって違う道に行きました。
もしかして、絵を描き続ける事って、実はとっても大変な事なのかな?
そんな、とっても大変な、普通の人には手が届かない、
プロとしての第一線で活躍されている森本美由紀さん。
みなさんから「先生」「先生」と呼ばれている森本さん。

そして、なにをかくそう、わたくし、ファッション関係って興味ありません。
デザイナーさんが描くような、すらっとしたモデルさんの絵、
スタイル画というんでしょうか?そういうものに興味が無いわたしが、
森本さんの個展を見てどう思うんだろうか。
少し、ざわざわしたものもありましたが、せっかくの機会ですから、
是非原画を見てこよう!行ってから考えれば良いや!
こうして、ギャラリーへ向ったのでした。

六本木、はじめての土地です。六本木は、外国人が多い、大使館が多い、
企業が多い、森ビルがあるくらいの情報しか知りませんでしたので、
自分には縁がないと思っていた六本木にギャラリー鑑賞で来るとは、びっくりです。
とはいえ、銀座、下北沢、六本木と取材で来ていますので、少しは慣れてきたかな。
と思っていましたが、甘かった。地下鉄を乗り継いで大いに迷子なりまくり。

へろへろになって着きました。GALLERY TOKYO BAMBOOさん。
1階は「Biscuit」という雑貨屋さん。2階がギャラリーになっています。
「こんにちは~・・・」と入ると、真っ白い壁、眩しい光の中で
女性が数人集まって、楽しそうにご歓談されています。
カメラマンさんみたいな男性もいらっしゃいました。
大汗かきまくりで、田舎から土つけたまま出てきたじゃが芋のような
わたしにとって、その「都会の綺麗な人たちが集まって楽しそうに
お喋りしているときに出るオーラ」は、眩しすぎました。
とたんに恥ずかしくなり帰りたくなってしまいました。

でも、ギャラリーの方が声をかけて下さって、救われました。
なんとか、ご挨拶をして、お名刺をお渡しできました。
でもギャラリーの方は男性でした。あれ?女性だとばかり思っていたのに?

そこで、後ろを振り向くと、女性の方が
「お会いしましたよね?かぶらぎさんの・・・」と
声をかけてくださったので、
「ああ、どうも、あのときはありがとうございました」とご挨拶。
すっかり、ギャラリーの女性の方だと思い込んだまま
(なんか顔が違うなとは思ったのですが・・・)

「あ、お名刺を・・・」
「あ、わたし、引っ越すから、名刺無いのよね、ごめんなさいね」
と言われたときに、
あれっ?!もしかして・・・!?

「えっ?!森本・・・森・・・森本美由紀・・さん・・・ですか?!」
たどたどしくも、お伺いすると
「そうですよ」
「きゃ~!!ごめんなさい!ギャラリーの方かと思ってました!!」

その時、周りにいた綺麗な方たちが皆さん、どっと大爆笑されました。
こんなに目の前にいるのに、本人に気がつかないってどういうことよ?です。
再び、さーっと汗が出ましたよ。冷や汗ですね。
足が地に着かないってこのことをいうんでしょうか。
やばすぎて、ふわふわです(><)
前にお会いした時と髪型が違うから、全然気がつきませんでした。
ほんとうに失礼致しました。ごめんなさい!

ひたすら平謝りをして、とにかく、お名刺をお渡しし、ご挨拶を済ませ、
展示されている絵を見ていきました。

この、すっとぼけ大ポカをやったせいで、肩の力が抜けたのか、
いつもの調子で観賞することができました。

絵を見ると、とてもスタイルの良い、細い華奢な女性ばかりです。
お洒落な洋服を着て、お洒落なポーズをとっています。
なんでこんなに細くて綺麗な女性ばかりなんだろう?
本人が綺麗でスタイルがいいからか、
よっぽど、モデルがいいからか??と謎の気分でいると、
この日、Nickeyさんという、モデルさんがいらっしゃっていて、
ジュースやお菓子を出してくださいました。

この、Nickeyさんが、実際の絵のモデルをされている方だと
お聞きし、びっくりしました!とても綺麗な方なんですよ!
お人形さんみたいに、すらっとした長身で手も足も長くて
お肌もつるつる、お化粧も綺麗で、お目目ぱっちりこ、
お洋服も可愛くて、スタイルよくって、髪の毛もつやつや。
歩くそばから、自然に蝶々が飛んで舞うような、もう世俗を超えてます!
「すごく、きれいですー!!」とたまげていると、
大きなお目目をさらに大きくして恥ずかしそうに笑ってらっしゃいました。
いやはや、こんなにお美しい女性を間近に見たのは初めてだったので
興奮しましたよ。同じ人間でも、こうも違うものかと・・・・。

森本さんのお話では、いいモデルさんがいるよと紹介され、
Nickeyさんとお会いし7年になるそうです。その間、ずっと、
モデルとしてデッサンし、イラストを起されてきたそうです。

7年?!わたしは、その長さを聞いてびっくりしました。
7年なんていったら、18歳か19歳からだったとしても
じゅうぶんに20代中盤になるし、
20代中ばならば30代になってしまう。
10代から20代、20代から30代へと女性の体は
確実に変貌していくと思うのですが、そういう変化は関係ないのかな。
それとも、Nickeyさんが7年前から、7年経っても、
ずっと変らない「美しさ」を保っているから、
描き続けられるということなのか?!

喉元まででかかった質問ですが、出す必要は無くなりました。

「Nickeyさんはね、いつも好きな服を着てくれるの。
 いろんな服で。ポーズをとれば、足が綺麗でね。
 筋肉が程よくついててポーズも綺麗。
 だから、デッサンのほうが描きやすいの」

と、今さっき描いたというデッサンを見せて下さいました。
デッサンしたものを元にして、イラストを起すようですが、
見たまま描いたデッサンでじゅうぶん、ばっちり作品になる。
森本さんにとって、Nickeyさんというモデルさんの存在は
7年という月日の長さなぞ、微塵も感じさせない、
「次はどんな服を着てくるんだろう」
「次はどんなスタイルでくるかしら」
「次はどんなポーズかしら」
と毎回毎回、楽しみで、楽しくて、描きたくてしょうが無い、
といったご様子なのかな、と思いました。

Nickeyさんに
「7年も森本さんに描いて頂いて、どうですか?」とお伺いすると、

「先生に描いてもらうと、楽しいし、新鮮なんです。
 どんな仕上がりになるのか、とても楽しみですし、
 描いた絵を見せていただくたびに、
 こんなに可愛く描いてくれたんだって、とっても嬉しいんです。
 足とかも、すごく綺麗に描いてくださるから、
 それを見て、自分も、こういう人になりたいって
 もっと綺麗になろうって、いつも刺激をもらっています」

ほへ~。話を伺って、凄い相乗効果だなあと嬉しくなりました。
森本さんに綺麗に可愛く描いてもらえて嬉しいから、
ファッションやお洒落に磨きがかかる。
美しさを保つには、それ相応の人には言えない努力がおありでしょう。
その努力があるから、7年経っても、今現在も、きっとこれからも、
モデルとして美しいNickeyさんであり続けることができる。
そして、森本さんは、可愛い綺麗な洋服を纏い、女性としての
生まれ持った美しいラインを衰えることなく余すことなく出すことができる、
体で表現できるNickeyさんをモデルとして描くからこそ、
森本さんの中でも、いろいろな細胞の活性化、アイディアやひらめき、
楽しさ、嬉しさなどが沸き続け、描き続けることができる。

ファッションやスタイル画って、興味も無かったし、わからなくて、
難しそうと勝手に思い込んでいた部分がありました。
でも、そういうことなのかなって、すこしだけ、知ることができました。
自分が見て、綺麗で可愛くて素敵なものを描きたいっていう気持ち、
好きなものを、さらに可愛く、愛しさ満載で描きたい気持ち、
この素晴らしさ、誇れる良さ、知らせたい機能、
見てもらいたいセンス、触れて欲しいデザイン、手にとってもらいたい色、
着てもらいたいスタイルなど、手探りで紡いで形にして見せてくれるものが
ファッション、スタイル画なのかもしれません。

こちらのソファースペースでは、
「Tamachan the onion」のコーナーになっていました。
タマちゃんというのは、80年代出されていた雑誌「mc.Sister」
の読者ページの、とっても小さい欄に連載された漫画だそうです。

森本さんのお話では、原稿を渡す時、締め切りに遅れたお詫びに、
豆粒大の大きさの漫画を原稿袋にらくがきしたところ、
編集者の林新朗氏の目に留まったのがきっかけで、
読者ページに小さく連載が始まったそうです。
「タマちゃん」の名前は、編集部の矢崎由紀さんに
「このコはタマネギだからタマちゃんね」と命名されたそうです。
以後3年間、連載が続いた、このタマちゃん。

森本さんは、今でも少しでも空きがあると、すぐにタマちゃんを描いているそうです。
昔描いたものも、全部切り取って、とっているそうです。
「これでお金もらえると思っていなかったら、原稿料頂くたびに、
 『タマちゃん貯金だ』って、貯金してました」と笑ってらっしゃいました。

タマちゃんのお話は、リズムというかテンポが不思議で、
貧乏のお話が多い(森本さん談)ですが、
きっと、読者の皆さんは、恋やファッションや・・・
という夢溢れる盛り沢山の情報に目を通した後に、この非現実的であり、
非常に現実的な可愛いタマちゃんの一風変ったリズムの漫画を見ることで、
実際の日常にある「くすっ♪」と笑える現実を体験できたのかもしれないな~と思います。
(わたしは、「mc.Sister」は全く見ていないので、想像です。)

このとき、「昔は、いろいろ描いてたのよ。なんでも描いてた」
中のほうも見せて下さいました。
「こういうのも描かれてたんですか?」
「そう。描いてくれって言われたものは、全部描いてた」

どんな絵でも描けちゃうんだ・・・。
さらっと言われた一言ですが、
さすがだなあ、それがプロなんだなあと、思いました。

原画の他に、マグカップや、手帳、ポストカード、カレンダー、
Tシャツもありました。白黒の原画を見ていたので、
このように色が着くととても新鮮に見えますね。
さて、今回の展示会で、
わたしがいいなあ♪と思った絵をご紹介していきますね♪

そのカレンダーや手帳、Tシャツの棚の上にあった、浴衣姿の3枚。
下北沢の「SHIMOKITA STYLE Exihibition*2」でも拝見しましたが、
左のうちわをお顔の前にかざしているのは、初めて見ました。
なんだか、照れているようで、かわいい仕草です。

左側の贅沢チェアー(?)に座ってる女の子、飄々とした感じに目が釘付け*
右側、香水でしょうか?ぱふっといい香りがしそうな絵ですね*

左は、オードリーヘップバーンみたい?左下から見上げられてるような。
スカーフのなびきとスカートと足の位置が素敵。
このあと映画の1シーンみたいに台詞がでてきそうですね。
右のグラスを持ってる女性は、ついつい、絞り込まれたウェストで
目がとまっちゃいます。腕、肘が強い感じがしますね~。

モデルのNickeyさんは、洋服に合わせて立ち居地や足の組み方など
自然にポーズをとっているんだから、すごいですよねえ。
足が長くてお尻もしゅっとしてるから、振り向きざまがカッコいいです!
髪の毛のふくらみなんかも動きがあって可愛いですねえ。

この、左側の洋服はどんなんなってるんだろう!すごく気になる!
さすがに、このお洋服は、Nickeyさんの私服ではないそうです*
右側のドレス(?)も、実物をみてみたいです。背中の明き具合が綺麗で、
ほれぼれします~。腰に当ててる腕もいいですね。

なんとなく007のイメージ?
下のピアノと、まっすぐに曲げられた膝がかっこいい~。
これって実際にピアノの上に乗ったのかなとドキドキ・・・*

左側。あああ~こういう人、いそうですね!黒い長いブーツの足先が
きっちり上を向いてて。黒いミニスカートが可愛い!
なんか・・・・若い頃のアンルイスとか似合いそうじゃありません?
腰に手を当ててるところや、ばさばさした黒い髪の毛もかっこいい。

右の白いコート姿のご婦人も、こういう方、いそうですよね?
黒い手袋が細くて品がよろしくて。おでこが賢そう♪

あああ~こちらも、可愛い!黒いワンピースと白いワンピース。
黒いワンピースのほうは、わきの下、腕、肘がお綺麗で、うっとり。
髪の毛のふわっと動いた感じもすてき。
サンダル(ミュールというのか??)からちょっとかかとが
上がってるところも可愛いですね*

右の白いワンピースのほうは、サンダルを脱いでいます。
これから脱いで試着でもするところかな?(妄想膨らみ過ぎか?)
髪の毛のストレートな感じが、動と静でいうと静でしょうか。
髪の毛の動きって、とっても大事なんだなあというのが、わかります。

う~ん!大地真央?!(がしそうなイメージ)
耳のイヤリングと、首のネックレス、さぞかしゴージャスなんだろうなと
思ってしまいます!持ってるのは煙草?葉巻?よくわかりませんが
なにやらたくらみげ(?)な感じも、かっこいいです。

左がわ。こちらも、街にいそうですね!
真正面で、この黒髪、かっこいいな~。なんか・・・昔の竹内まりやみたい?
(なんか、イメージが古くてすみません;)足元のワンちゃんも可愛い☆
右側、黒いブーツが光を浴びて白くなってます。
見てると、線を全部描かれてないんですよね。ところどころ、無かったりする。
でもそこがまたいいんでしょうね。あと、白いミニスカートの2本のシワ。
この2本があるだけで凄く体重移動してます!という感じが出てて
いいですねえ~*

あああ~♪この2点も可愛いです~♪右側は、DMにもなりましたね!
このハート型みたいなお尻が可愛くて可愛くて。猫がすりすりしてるのも
気持ちわかります♪(って、目線が親父でしょうか。)
手首から下がってる、点々の鎖が、また凄く可愛いんですよねえ~。
左側の絵は、座ってるところですね。わたし、この絵を最初一目見たとき
「ああ、一番好きかも」と思い、
Nickeyさんにお伝えしようかと思ったくらいでした。
なんか、なんとなく、素の部分も出てるんじゃないのかなと
勝手にそう思っただけなんですけどね。

これはすごいですね!下から写してるので、怖い表情に見えてしまいますが、
この、体の線の無さ!それでも、ちゃんと肩や腕や肘やらが、
ちゃんと見えてくるから不思議です。暫く立ちつくして見てしまいました。

小学校の時に、先生に言われた好きな言葉があります。
「本を読むときは、行間を読む。
 文字が書いていない空白の行間にこそ、大事なことが書いてある。
 いつも、この物語は、作者は何を言いたいんだろう、
 主題はなんだろうと考えて読んでいくと、自然と見えてくる」という言葉。
子供心に「ほんまかいな」と驚きつつも、
きっとそうかもしれないと漠然と思ってきました。
大人になって、漫画も本も、台詞が多いものが増えてきました。
漫画は、台詞以外に、文字で説明する部分も随分増えたように思います。
テレビは目で見て耳で聞こえるのに、テロップが丁寧に一字一句流れたりします。

美術では、勉強として、デッサンを学び、風景画や、人物画、
静物画など写実の技術を学んでいくんだと思うんですが、
ある程度まで綿密に精巧にそっくりそのまま描けるようになったら、
すべてを全部ありのままに描くという作業の次は何処へ行くのでしょう。

表現する人は、それぞれ考え方や方法も様々でしょうから、
答えはひとつではないでしょう。どこをどう抽出するか。
とらえ方、見せ方、取捨選択するのは、本人次第で、
もうこれは経験と積み重ねと自分の野生の感なんでしょうね。

冬は寒い。寒いのに女性はミニスカートなんですよね。
ブーツを履いて厚手のタイツをはいていたとしても。
締まった黒いコートの裾や手首が白いほわほわ。雪兎みたいです。

う~ん。すごくいいですねー。流れるような、止まったような視線。
ずっと見てきましたが、森本さんは、お顔も、お目目とか、
とっても綺麗なんですよね。唇も艶やかなんだろうなって感じます。
こんくらいに、ばっちりアイメイクとか決められたら、
さぞや気持ちよかろうにと思います。

はい、今回いちばん「おおお~♪」と思ったのは、こちらです☆
かっこいい~!二の腕ほっそーーい!(喜*)
涼しげな目、流れる髪と、舞う、首に巻いてるふわふわのなにか。
(こういうの、なんていうんでしょうね??ショール?)
ウエスト、腰のラインですね。ぷりっとしたお尻。
かっこいい!いってらっしゃ~い!颯爽とした爽快感に万歳です*

いや~こうして見てみると、
「女性って、綺麗なんだなあ」と今更ながらに思いました。

森本さんは、これくらいの数の原画を展示するのは10年ぶりだそうです。
今後は、随分西の地域にお引越しなさるそうですが、
活動はどうされるんですか?とお聞きすると、

「今まで、東京にいたけど、東京から京都にデッサンに行ったりして、
 気分転換になって凄く楽しかったの。だから、引っ越しても、
 1年に10何回、東京にパレットスクールの授業などで来るから、
 そのたびに好きなデッサンができるから、
 リフレッシュできて、ちょうどいいの」
と、全然苦にならない、逆に楽しみというお話でした。

「じゃあ、会おうと思えば、またお会いできますね?」
うんうん、と笑顔でうなずいてくださった森本さん。
この明るさはなんだろうと、ますます肩の力が抜けそうでした。

絵を見ている間、ずっとひっきりなしにお客様がいらっしゃってました。
皆さん、森本さんがいるとわかると嬉しそうにご挨拶し、談笑します。
きゃらきゃらきゃら♪とビー玉が鳴りあうみたいに、賑やかになります。
皆さんでソファーの前で雑誌を見たり、昔の絵を見ながらお話に花が咲く。
お話しするのが楽しくて止まらない、女子高生の集まりみたいな華やかさ。

このように、賑やかでお忙しそうだったこともあり、
今回、いろいろお伺いすることはしませんでした。でも、なんとなく、
森本さんは、女性を元気にさせる能力をお持ちの方なのかなっと思いました。

今回、初めて、ちゃんと森本美由紀さんの絵を見た、感想は、
女性として・・というか、生まれてきた自分にもっと
自信を持っていいのかなという前向きな気持ちになれました。

わたしは、自分の体、容姿にコンプレックスがあります。
そのため、ファッションに興味ありませんでした。
どんな洋服が似合うのかがわからないのです。イメージがわかない。
自分がどんな服を着たいのかもわからない。
ただ、流行ものの既成の服が似合わないことだけはわかる。
そのうちめんどくさくなって考えるのを辞めてしまい、
洋服に気を使うのは辞めてしまいました。
でもたまに思うのです。自分に似合う服が着たいと。
わたしに似合う、わたしらしい服ってなんだろうと。
そのためには、自分がどんな人間か知らなくてはなりません。
どんな体型で、どんな顔の形で、どんな色が似合って、
どんな形があうのか。自分から目をそらしていては
何もわかりません。わかりっこないのです。

自堕落な生活習慣を重ねているので、肥えてだぶついた体は自業自得です。
いきなり、わたしが、Nickeyさんのような、森本さんの絵のような
スタイルの良い女性になれることはまずありません。
そうではなくて、30数年生きてきた、今の現時点のわたしを受け入れること、
わたしなんて、センスもないし、お洒落じゃないし・・・と
自分で自分を捨てることなく、堂々と、センスが無いなら無いらしく、
わたしはわたし。残りの5,60年をどうやって楽しく有意義に生きていくか。
年は必ずとっていく。とったなりに、「今の自分が好き」って言える様な、
自分に生まれてきてよかったと思えるような、心の使いかた、
じぶんのからだへの気遣い方をしようと気がつきました。
じぶんのからだは、いつだって、尽くしてくれている。
そんな自分のからだを、もっと好きになろう、と。

GALLERY TOKYO BAMBOOさん、Nickeyさん、
森本美由紀さん、このたびは、どうもありがとうございました!
これからも、ご活躍、応援しています!
(実は、この日、このあと、渋谷にも行ってきました!続きは来週♪)

★森本美由紀
セツ・モードセミナー卒業。以後、フリーランスのイラストレーター。

エディトリアルを中心に、広告、CDジャケット、ビデオ、
DVD、ダイアリー、カレンダー等も手がける。

墨と筆のシンプルなドローイングで普遍的な女性のスタイル画を描き続ける。
最近は、フランスやドイツの雑誌にもイラストを提供している。

作品集
「Systeme de la mode」「The look of love」(ブルースインターアクションズ刊)

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