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2007年9月20日 (木)

かぶらぎみなこさん「SHIMOKITA STYLE Exihibition*2」

下北沢は、若者の街。お洒落な街・・・というイメージが強く、
わたしのような田舎者は行く機会など、全く無いと思っていました。
そんなわたしが、躊躇せず、下北沢に初上陸することに!!お目当ては、
グループ展に参加される、イラストレーター、かぶらぎみなこさんです。

偶然、ネットサーフィンしててサイトをみつけたのですが、
イラストレーターとしての10年間の活動記や、
装画塾に通った記録、初めての挑戦事を綴る奮闘記
(乗馬教室、陶芸教室、メイク教室、茶道教室など、
 わたしもいきたい!興味あるものばかり!)などなど読み物どっさり。
その読み物に一緒にあるイラストも、わたしが好きな絵柄で、
ふにゃふにゃとした、ゆるいキャラクターというんでしょうか。
絵も文章も、すっかり、隠れファンになったのでした。
なんといっても一番のおススメは「パレット奮闘録」。
2004年5月から12月まで、
イラストの学校パレットクラブ・スクールに通ったときの記録です。
絵(イラスト)に関連した学校に通いたい・・・と、ずっと憧れていたわたし。
かぶりつくように夢中になって読みました。そして・・・燃え尽きました(笑)
かなり印象に残るものだったんです!

その、かぶらぎさんが展示会に参加される。
ここで行かずして、いつ行くのか。かぶらぎさんの原画を見たい!
かぶらぎさんにお会いして、お話をお聞きしたい!!
ただその一心で、下北沢、参上です!じゅわっち!
(今回、ハイテンションです*)

かぶらぎさんの参加されたグループ展というのは、
下北沢のGALLERY FREESTYLEで行われた、
「SHIMOKITA STYLE Exihibition*2」。
下北沢のフリーペーパー「SHIMOKITA STYLE」で集まった、
8人のイラストレーターのグループ展であります。

もともと、パレットクラブ・スクールの講師の森本美由紀さんが声をかけて
集まった7人のイラストレーターで「SHIMOKITA STYLE」を作るようになり、
今年の1月にこのメンバーでグループ展を開き、
今回、2回目にあたるそうです。

当日は、日曜日で晴天だったこともあり、大賑わいでした!
外で、フリーマーケットをやっていたこともあり、
男女問わず、カップルも、若い人が沢山見に来てくださって
ギャラリーの中も、外も、お客様でいっぱいに!


憧れだった、かぶらぎさんは、お優しい声で、
ショウロンポウのようなあったかい笑顔、
ホットミルクのような穏やかさをたたえて、
迎えてくださいました。感激だ~!(泣*)

初めて下北沢、来たんですけど、なんか、吉祥寺みたいですね
とお伝えすると、
「そうですね、井の頭沿線沿いなので、
 吉祥寺に似てるといえば、似てるかも。
 吉祥寺と違って、高い建物、高層ビルが無いのが特徴でしょうか。
 若者が多くて、お洒落ですね。
 洗練されれば、自由が丘みたくなるかもしれません。
 でも今風の新しいお店と、昔ながらの下町の風景が
 うまい具合に合わさっていて、ちょっと懐かしさもある、
 他にはない町ですね。」

「SHIMOKITA STYLEでは、町をぶらぶらして、町のルポを書いています。
 一人でフラフラするのが好きで、気分転換になって面白いです。
 下北沢のお店は残るお店は長く残りますが、
 早いお店は早く撤退してしまいますので、
 入れ代わりが激しく、極端ですね。ごちゃごちゃしてて賑やかで、
 いろんなものが混ざってるので、歩いてても、ネタがつきません。
 今回、下北マップを作成してみました。意外と、トイレが無いんですよ。
 なので、トイレが借りれる所がわかったら便利だよなあとか、
 わたしの目線、独断と偏見で楽しく作らせていただきました」

かぶらぎさんの作品の前に、まずは、他に参加されている、
7人の作家さんの作品も少しだけ、ご紹介させていただきますね。

入って、まず一番奥。こちらはMayumiさん。
「SIMOKITA STYLE」では、「マユミと空の下北沢デート」を担当。
60年代のファッション、カルチャーに魅かれて描いているそうです。
記念に購入したポスカは、こんな可愛いものを選ばせて頂きました♪

女性は男性に恋をしても、愛を経て子供を産んで母になっても
綺麗でいられるんだな、役得だな~っと、ふと思いました。

ree*roseeさん。「SIMOKITA STYLE」では、
お気に入りの映画のファッションをテーマにイラストコラムを担当。
わたし、この左の女の子の絵がすごく気に入りました!!
お名刺も、この絵柄だったので嬉しい♪
記念ポスカは、紫色と、きらきらに魅かれてこちらをGET♪

右脇。morocco45さん。
「SIMOKITA STYLE」では、カレンダーのイラストデザイン担当。
とくに、猿の絵がほのぼのしてて、可愛かったです。
記念に購入したポスカは、椿のしっとりしたものを♪

森シホカさん。「SIMOKITA STYLE」では、VOICEページのカット担当。
10月1日~31日まで、
市ヶ谷レストラン・カシーヌで「家族展」予定だそうです。
展示されている絵柄のポストカードがあり、どれにしようか迷って
選んだ挙句、買い忘れていました!森さん、ごめんなさい!
いつか機会がございましたら、記念に購入させていただきますね!

金川かもめさん。「SIMOKITA STYLE」では、「かもめ書店」で本の紹介を担当。
いつもは、クレヨンで描かれているそうですが、
今回は、アイロンプリントだそうです。雰囲気があっていいですね!
記念のポスカは、オウムさんを選んでみました♪

森本美由紀さん。わたし、知らなかったのですが、
有名な方なんですね、失礼しました。セツ・モードセミナー卒業後、
フリーランスのイラストレーターとして活躍。
墨と筆のシンプルなドローイングで普遍的な女性のスタイル画を描き続ける。
と、説明に書いてありました。
「SIMOKITA STYLE」では表紙を描かれています!
9月28日~10月14日まで、六本木のGALLERY TOKYO BAMBOOさんで
個展を開催されるそうです。(※後日、取材に行ってきました。その模様はこちらをどうぞ。↓)
http://report.2525.net/2007/10/the_look_of_lov_09b1.html

イナガキマコさん。
「SIMOKITA STYLE」では、「イナガキマコの絵本の世界」の絵本を連載。
いや~、色がいいですねえ、ぱっと魅かれます。
お客様が、作品集のパンフレット見てらしたのですが、
わたしも、見たかった~!寒い冬でも、ココアを飲んで、毛布を被って、
お母さんの温もりに抱かれながら、絵本を読み聞かせてくれて、
すやすや寝てしまいたくなる、そんな絵ですね~。
今回、ゆっくりお話しなどできなかったのですが、
いつかまたじっくり鑑賞したいです!
イナガキさんには、取材の日、いろいろ親切に教えて頂いたりと、
お世話になりました。ありがとうございました!
さて、イナガキさんの記念には、レターセットを購入しました。


あ~ん。可愛すぎて、出したくない!(笑*)

ところで、8人の作家さんのグループ展ですので、その数の倍、
ギャラリーにお客様や作家さんのお知り合いの方がいらっしゃるわけです。
日曜日の下北沢なので、入ってくるお客様は、プラスアルファー!
邪魔にならないよう作家さんの説明文をメモし、名刺やポストカードを選び、
人の出入りの合間をぬって写真を撮り・・・・大汗かいてました。

この間、いらしてる作家さんはお客様の対応で、ずっと立ちっぱなし。
動きっぱなし、喋りっぱなし。なんというか、もう、
わたしも、いろんな意味でテンション高めでした。

さて、肝心な!!かぶらぎさんの絵で~す♪♪

下北沢の地図、合計6枚です。
あづま通り(北東方面)界隈トコトコMAP、
鎌倉通りわくわくMAP、一番街てくてくMAP、
南口トキメキMAP、北口どきどきMAP、茶沢通りうきうきMAP。
名前の音感も、わたし好み♪下北沢って、こんなに広くて、
いっぱいお店あるんですね!びっくりしました!!

こっ、こまかい!!こんなに、こまかくて、面白くて、
丁寧に楽しく可愛く描いて下さってるんだから、
もっと、下北沢の商店街やお店の方に知ってもらいたい!
全店に置いて貰っていいんじゃなかろうか。

中でも、「ぷぷ♪」と笑っちゃう”お気に入りポイント”を
そこここにみつけ、めっちゃ楽しいです♪例えば・・・

「この辺一帯住宅街なのです。こんな所でくらしてみたいなーかせぐか・・・」
と、亀のカメタを連れて散歩しています。暮らしてみたいなーのあとに、
「かせぐか・・・」がわたしの思考回路と一緒で、嬉しい(笑)

やかんの影から、「昭和がちらり」の表情が素敵♪
その下、「酒がのめる酒がのめる酒がのめるぞ~」と
「うい~♪」とハートマーク出して歌ってるのが、わたしと思考回路一緒(笑)
亀のカメタの背中には、赤ワインの入ったワイングラス☆
とことことこ・・・と歩いてる姿は、むっちゃタイプ!

はい、こちらも「ちら」繋がりで、「ネグリジェもあったわよ ちら」が好き!(笑)
きらきらダイヤマークも好き~♪

「麺はやっぱり愛情だよ愛・・・」と、ずず~っと麺を食べてるのが激しく同感。
ハートマークでてるし♪なにかを食べてるところや食べ物
(ケーキやパンとか)をほんとに美味しそうに描ける方って、憧れます!
「イベント、展示もできます」額を自分の顔に持ってくる仕草が、好き♪
この仕草は結構たくさんありました。うまいな~♪っと、感心しきり*

やっぱ、究極はこれでしょうかね。自分がえびふりゃ~♪になっちゃう!
エビフライになったイラストレーターが地図に登場ってすごい!(笑)
着ぐるみも真っ青。しかも、恍惚の表情。うっとり。なにをかいわんや。
下の、びっくり顔のマネキン「うひょー」も目を引き、面白いです☆

と、これはもう、ほんとの一部分です。
6枚の地図を見ていると、宝探しじゃないけど、
「あ!これおもしろい!ぶぶw」と笑っちゃうポイントがいっぱい。
ひとり、大興奮で魅入ってしまいましたが、
こちらの、「シモキタかぶマップ」(全ての地図が入った6枚1組セット)
展示会期間中、大好評で増刷分も含め、延べ50部販売されたそうです。

地図としても、わかりやすいし、色が可愛くて、見てるだけで
うきうきワクワクしてくるんですよね~。見てて楽しい!
こう書いてあるけど、それが気になるから、そこに行きたくなる、
実際に行って見なくては・・・という気になる、
すてきで立派な「観光名所」になってると思います!
かぶらぎさん、この勢いで、高円寺のマップなんか、どうですか?(笑)

ギャラリー前、フリマの横で、かぶらぎさんと、立ったまま、
お話しをお伺ってきました。フリマにくるお客様の対応、接客もしながらなので、
かぶらぎさんには、ほんとにお忙しいところ、申し訳なかったです・・・(-_-;)
こうして、テンション高めの中、残された時間内で聞きたい事を聞いてきました。
でも、かなり核心をつかれたんです。ある意味、しびれました。

かぶらぎさんは、フリーのイラストレーターとして、
編集プロダクションから2年間、仕事を貰っていました。
この2年間で、イラストの描き方、ライターとしての原稿の書き方や、
構成の仕方など、仕事の基本、基礎というものを、教えてもらったそうです。

その後、自分で仕事を取るために、営業周りにでます。
かなり辛い苦言を浴びることになります。
「こんなんじゃだめ」「見込み無い」
「今すぐ頼める仕事は無いです、期待しないで下さい」
「うちとはタッチが合いませんね」などなど、厳しい意見の嵐。
出版社に売り込みに行けばスグ仕事がもらえる、そんな甘い事はまったく無く、
一生懸命作った、ファイル一冊分描きためたイラストも
「アマチュアだったらいいけど、プロでこれじゃあ・・・」
「今の状態の作品では何ともコメントしようがない」と、斬り捨てられる日々。
そこまで言わなくても!!とカッときたり、頭にきても、あとで振り返ると、
もっともなことを言われてることに気がつき、身に染みる連続。
たくさんの編集者の方と面接し、話をし、説明を受け、
ときには激しく熱く厳しい助言を頂き、苦しみ試行錯誤を繰り返しながら、

仕事になる絵柄と、自分の絵柄がかけ離れているという事実、
ご飯が食べられる仕事と、自分がやりたい仕事が違うことなど、
両者の兼ね合い、折り合いがつかず、難しさを痛感します。

ずっとカットを描いてきたのを、イラストを描こうと、
アクリル画に転換しイラストレーター5年目にして、初個展を開きます。
その後も、モノクロの線画とアクリル画を描き溜めながら営業活動をし、
頂いた仕事をこなしますが、なかなか次の仕事に繋がりません。
8年目で、兼業していた仕事を辞めることになり、
2度目の個展も開催しますが、
「このままでは個展を繰り返すだけで先に進めないのではないか。
 自分の絵の限界なのではないか」と不安は最高潮に達します。

アクリル画で仕事が取れない現実。
アクリル画やポスター画は、基準が厳しく仕事が無いという事実。
もう1度勉強し直してみよう。
9年目の春、2004年からパレットクラブ・スクールに通いだします。

スクールでは、いろんな先生がいて、それ以上に、
沢山の絵を描ける人が集まる環境でした。
そんな状況に置かれることが初めてだった、
他の人がどんな絵を描いて、どんな活動をしているか、
全く知らなかった、かぶらぎさん。
みんなの作品、活動がとても参考に、刺激になったそうです。

「パレットに通ったこと、行ったことは大きかったです。
 友達ができたこと、展示会を見たり、助けてもらったり、
 横の繋がりができたことは、ほんとに、ありがたいです。
 友達に恵まれました。財産ですね。今まではずっと一人でしたから。
 イラストコース8期生なんですけど、みんな、仲が良いんです。
 自分が自分がというのではなく、
 人の才能を素直に認める穏やかな人が多いんです。
 今でも、皆でご飯食べたり遊んだりしています。

 パレットを卒業して3年目ですが、
 パレット繋がりで、いろんなお仕事や出会いがあって、
 この3年で、いっきに世界が変りました」

「今まで、やりたいようにやってきましたし、好きにやってきました。
 イラストレーターというのは、好きなだけじゃ無理ですが、
 好きじゃないとできないです。
 割が合わないというか、圧倒的に、量的、精神的、
 金銭的に苦労が多く、悔しい思いもいっぱいします。
 だけど、好きだったら頑張れる。無名の人は使わないといわれても、
 今に見てろよという強い気力、これがだいじです」

気力・・・。よく、イラストレーターの仕事の営業周りは
なかなか使ってもらえず、難しいと聞いたことがあります。

「よくあることだと思うんですが、一生懸命描いたイラストを持って
 出版社めぐりをして、編集の人に拒否されても、
 自分の存在、才能すべてを否定されたみたいな
 絶望感に打ちひしがれる人もいますが、
 そこでくじける必要は無いんです。
 編集の人が理解できるように、自分の絵が、どう使えるのか、
 あてはめてみると、わかりやすいです」

はたと気がつきます。想像してみました。
編集の方も仕事を山のように抱え大忙しです。
そこに、はじめて来たイラストレーターさんが、自分の描いた絵です!
使ってください!見てください!と資料を置いていっても、
目の前の仕事が優先ですから、
インパクトが無ければ、そこで終ってしまいます。
編集の方は、持ち込まれた、見せられたカットを見ただけで、
すぐにどこで使えるか、どの企画で任せられるか、
どの仕事で依頼できるかに直結できるわけではないのかもしれませんね。

そして、イラストレーターとして仕事の営業に行く場合は、
例えば、自分が好きな雑誌があったら、丸々1冊、
自分のやりたい企画や特集を考えてみて、
実際に自分だったらどんな絵を描くか、描いて渡してみる。
編集の方に、わかりやすい、イメージしやすい、
こんな企画だったら、こんな絵が描ける子なんだなと
伝わるような見せ方を工夫することも
イラストレーターの仕事なのかもしれない。
 
ここまでしても、相手が『うちとは合わない』という結果を出すこともあるでしょう。
相手の求めているものと違う場合は、多々あるはず。
編集者は、その編集部が求める、欲しい、お願いしやすいイラストレーターを
探しているのは事実でしょうから、条件があうか、あわないか。
物凄くアバウトに客観的に見て、プロとしての依頼を受けられるかどうか。
全然知らなかった世界だけに、頭の中ぐるぐるです。

「イラストレーターというのは、わたしは、『商業絵描き』だと思ってるんです。
 クライアントから何を言われても、
 言われたとおりに描くのが、イラストレーターなんです。
 自分の絵を否定された・・・・わけではないんですね。
 好きな絵を描くのが、画家です。
 アーティストは、作品を描いてみせることで完結しますが、
 イラストレーターは、仕事の一貫、流れのひとつなんです。
 自分のイラストを、載せて下さい!というよりは、
 みんなで1冊の本を作っていく、ひとつのものを作っていく、
 それがイラストレーターだと思ってます」

それぞれに、立場、役割がある。文章を書く人、校正をする人、
デザインする人、写真を撮る人、イラストを描く人、編集の人。
ひとつの仕事の中で、与えられた役割に対して、判断する人がいて、
自分でも頑張って、いいと思って提出した作品に対して、
これは違うと言われてしまったとしたら。
それは、自分の絵や力量を否定されたわけではなく、
ひとつのプロジェクトの中では、あわない、ということ。
悲観的になったりショックを受けてしまいがちですが、
よく考えてみれば、自分の置かれてる役割を理解しておくと、
落ち込む暇はないのかもしれません。
じゃあ次を考えなきゃと進むしかない。
みんなで作っているのだから・・・!もっといいのを考えよう。
良いものを作りたい気持ちは、皆さん同じはずです。

「自分のことは、わからない、見えないものです。
 何年かやってみて、失敗したりして気がつくんです。
 イラストレーターは時代が読めないとダメだって言われてます。
 冷静に、客観的になること。
 なにを求められているのか。自分の絵や、回りに対して
 冷静に、客観的に、見る目、ですね。」

かぶらぎさんのお話を聞いて、かぶらぎさんは、それだけの、それなりの、
わたしには想像つかないほどの苦しいことや辛いことを経験してきて、
それを乗り越えているんだということ。その時間を経てきたからこそ、
痛みを知って、今、この時間にいるんだなと感じました。

「クライアントから、こういうのを描いて下さいと依頼を受ける、
 注文を受ける、イラストレーターの仕事の9割がこれです。
 たくさんの方が、イラストレーターを目指して頑張っています。
 イラストレーターは、才能のぶつかりあいです。
 いろいろな状況、環境の中で、それぞれの理由で続けられない場合、
 続けない選択をする人もいて様々です。
 どういうバランスをとるか、現実を深刻に受け止めることもあり、
 簡単に一言で言えるものではありません。
 イラスト活動を通じて、今でも覚えている忘れられない言葉は、
 『何とかして生き残ること』です。ほんとに、その通りだなと思いました」

なんとかして生き残れ。
イラストレーターを目指す、志す人は、何百人といます。
残念ながら、その全員がなれるものではありません。
たくさんの浮き沈みが漂う中で、さまざまな学校や、現場で、
先生や、プロの方から頂くアドバイス、メッセージ、
時に厳しい苦言も、その方が通過してきたであろう、
経験や実績からなる、生きた言葉です。
いつの日か迎え、通り過ぎるであろう岐路に、
その言葉に気が付く瞬間、よみがえる時が、きっとあるはずです。

損得勘定じゃない。なんとかして生き残ること。それに尽きる・・・・・・。
想像しただけで、ぞぞぞっと、鳥肌がたってきました。

同時に、厳しいけれども、決して甘くないけど、
生きてさえいれば、なんとかなる。という、
どんとかまえて受けて立つくらいの広さ、柔軟さを感じました。
誰が見ていなくても自分のために積み重ねること。
自分を信じて自分を捨てない。夢は離せば放れてしまう。
小鳥を掌で包み込むように潰すことなく胸に抱えよう。
人生、何処でどうなるか、わからない。
何処で、誰と繋がるかも、知りえない。
明日が、どうなるかなんて、
誰も、これっぽっちも、わかりゃしない。

「いつも笑顔で、普通に平然としている人を見ると、
 くじけてるのは自分だけじゃないかと更に不安になったりしますが、
 人は、自分が思っている以上に、
 くじけたり、凹んだり、落ち込んだりしています。
 自分だけじゃないんです。同じなんです。
 イラスト活動を通じて出会った友達に、たくさん助けられました。

 今までは、アクリル画を描いてたんですが、
 今回、ペン画で下北マップを描くという、
 いつもと違うタッチの作品でしたが、好評で嬉しかったです。
 イラストレーターとしては、今後、本の装丁や、
 ポスターなどもやっていきたいですね。
 深く考えないで、描きたいものをいっぱい描きたい。
 これからも、ひとつひとつを、精一杯やっていきたいです」

かぶらぎさんの、始終、スポンジのような、
なんでも吸収してしまいそうな寛容さが、いつまでも、眩しかったです。

かぶらぎさんは、かぶらぎさんの人生の時間があって、
かぶらぎさんができることを、やって生きている。

わたしは、わたしのできることを、精一杯やって、
これからも生きていこう。そして生き残る。
それでいいんだ。

イラストレーターって、漠然と、いったい何なんだろう?
どうしたらなれるのか。技術と営業力が無いとダメなのか?
なるためには、どうすればいいんだろう?
よくわからない未知な部分が多かったのですが、
かぶらぎさんのお話を聞いて、わかったのは、
「これだ」という答えがひとつだけあるのではない。
どの道もその人が、その場所で、時間や人間関係、
やること、やりたいことを積み重ねてゆくうちに、
自身で体感、気がついて身につけていくものなのだということ。
そこに間違いも正解も無い。すべては、その人自身に繋がる。
いろんな方がいて、いろんな考え方、受け止め方がある。
その中でも、かぶらぎさんのお話を聞くことができて、
とてもよかったです。なんだか、明るい前向きな気持ちになりました。
ほんとに、来て良かった。

わたしは、かぶらぎさんの絵が好きです。
わたしが編集だったら、不動産の住宅展示場巡りルポとか、
浅草の、観光名所巡りとか、多摩のフリマ潜入ルポとか、
お願いしたい、描いてもらいたい企画、いっぱいでてくるのにな~♪

アクリル画は、HPに載ってるのしか見たことが無いのですが、
「あ!この色好き!」「このぺったり感、好き♪」
と、自分のHIT!に遭遇するツボが結構あって嬉しかったんです。
いつか実物をこの目で見てみたいです。
これからの、新しい作品など、楽しみにしています♪

そんな、かぶらぎさん、下北マップは買ったのですが、
ポストカードは今回、無いとのこと・・・・。フリマを出されていたので、
記念に買わせていただきましたが、フリマよりも、この・・・!

手描きの値札がいい!!いや~ん、可愛い♪
手描きですよ、原画ですよ、貴重ですよ~(喜*)
今回の展示会取材の、一番の収穫です♪♪
展示されてる手描きの値札、全部欲しかったですが、
さすがにそれはどうかと思いましたので、
買ったフリマの商品の値札だけ記念に頂いて帰ってきました。
きゃ~♪♪色使いとか、幼稚園・小学校・学童みたいですよね。
はっきりわかりやすくて、安心・安全・嬉しいな*

かぶらぎさん、フリマ、いっぱい買ったのに、
相当安くしていただいちゃってごめんなさい!
ほぼ半額になってましたよね・・・大丈夫だったんでしょうか;。

今度は、かぶらぎさんの個展の時に、取材させてくださいね!
短い時間に凝縮された貴重なお話し、どうもありがとうございました☆


●かぶらぎみなこさん
Radis Amusant !!
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~kabukabu/

●イナガキマコさん   
http://inagakimaco.hp.infoseek.co.jp/

●金川かもめさん
http://k-kamome.net/

●ree * roseeさん 
http://ameblo.jp/reerosee/
http://felicidade.blog.drecom.jp/

●森シホカさん   
http://nosmoking-cafe.net/shihoka/index.html

●morocco45さん   
http://www.step-45.com/

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