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世田谷233 しあわせのしずく展
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世田谷233で開催中の「しあわせのしずく展」に行ってきました!
世田谷233さんを知ったのは、2005年10月に行われた
「ウルトラボックス:vol.3」という企画展に、
にこにこネットでお世話になっている、みやもとせいこさんの作品が、
はるばる山口から飛んで東京で展示されるというので、
初めて行ったのがきっかけでした。このとき、2回行って、
233の居心地いい雰囲気に、すっかり気に入ってしまいました!

それから、ずいぶんご無沙汰してしまい、
1年と8ヶ月ぶり3度目の来店となりました。
しずく展の、とみさんは夜、お仕事が終ってから
取材させてもらうことになっていたので、午後から入り、
写真撮影と、オーナーの中根大輔さんにお話を伺ってきました。

じつは、そのまえに。
中根さんにお話伺った後、世田谷フリマ開催のため中根さんは外出、
その後ずっと写真を撮っていたのですが、たくさんお客様がいらしてました。

Tシャツ専門ブランド「KAI-T shop」のDMやHPのTOPにも映っている、
存在感ある素敵な女性の方・・がご来店!!233のギャラリーで以前、
個展もされたことがあるそうです。目が大きくて、モデルさん、
芸能界に向いてるんじゃないかと思わせるようなオーラがあり、
見てるだけで嬉しくなってきました*
また今年か近いうちに個展をされるそうなので、楽しみにしています!

それから、小さな女の子とお父さんの親子がいらっしゃいまして、
後にお母様も合流されるのですが、この女の子が、まだ6歳で、
カメラを持って、街の中をいろいろ撮ってるのです!!
233のボックススペースにばっちり、その写真の数々が展示されています。
6歳でこんな面白い、わくわくするような写真が撮れるなんて
凄いな~と思いました!

そして、昭和女子大地域福祉課のじゅんこりんと、けいこりんのお2人。
このお2人と、233のつながりというのは、
毎週木曜に233をスタジオとして提供し、生放送される
『世田谷Webテレビ』のお手伝いをしたり、
学校で課題として提出した「もよよ(韓国語で集合の意味)」で、
中根さんに、世田谷についていろいろ教えてもらったりしたそうです。
この「もよよ」は先生にも大変好評だったとか。

233のどんなところが好きですか?とたずねると

「いろんな方とお話できて楽しいし勉強になる」
「あたたかく迎えてくれて、居心地がいい」
「もともと東京出身ではないのですが、駅から歩くこの狭い道のりなんかは、
東京なのに東京とは思えない長閑さで好きです」
「そろそろ卒業の事もあるので、あと1年くらいしかこれませんが、
これからも宜しくお願いします」

じゅんこりんと、けいこりん、若さと明るさできらきらしてました。眩しいー。
こんなふうに、繋がりある方達から、人気のある233と中根さんです。
中根さんから、どんなお話が聞けるか、楽しみです!

中根さんは、もともと、サラリーマンでしたが、
会社勤めを辞め、その後ウェブ制作、ライターを2年程やって、
2002年12月23日に233がOPENしました。今年で5年になるそうです。

あるとき、大学時代の友達から、大阪神戸元町の高架下にある
ボックスギャラリーを見て、自分もやってみたいと相談をもちかけられます。
中根さんは、大阪より東京のほうがいいだろうと、
ご自分が三軒茶屋に住んでいるので、近いところで物件を探しはじめます。
家賃の金額、近距離、7~10畳くらいの広さという希望で
1階を事務所として貸していた、現在の場所をみつけます。
当時、都内にギャラリーボックスが何店舗かあったので、参考にしつつ、
みんなで協力し合い、手作りでギャラリーにしていったそうです。

「つくるにあたって、基本コンセプトは
 “自分のやりたいことをやれる場所”であるということだけ。
 いろんな人がお店に来やすいように、アートや、写真、音楽、
 アクセサリーなどなど、ミルフィーユのように、
 幾重にも重なった層=レイヤーを、いっぱいつくっていきたい」

現在、毎月第2水曜日に「233落語ナイト」という
真打の手前、修行中の落語家さんによる落語会が開催されています。
いままで、落語を知らなかった人も、落語好きの方も
気軽に楽しめることができます。これも、もともと落語が好きだった中根さんが、
233で落語の寄席をつくりたいなーと考えていたところに、
東京満喫倶楽部という落語の関係者の方が233にいらして、
気に入って下さったことから話が繋がり、実現されていきました。
これが、すなわち、中根さんのいう「レイヤー」ですね。

「常日頃から、233や出展者の方を盛り上げるアイディアや、
 誰とどういう繋がりを持てるかを考え続けている。
 233がどれだけ役に立てかは別として、5年の間に、
 この233で出展、関わった人の中で実際にお店を持った人が5人いる」

これを聞いてびっくりしました。おそらく、夢を持っている作家さんたちが、
233で作品を出したり、作家さん同士の繋がり、活躍などを見ることによって
刺激を受け、願いを実現しようと努力する。その過程を、中根さんは、
相談に乗って、見守ってきている。中根さんだから、相談できるのでしょう。
中根さんには、人や企画を結びつけるなにかがあるなと思っていました。

「レイヤーを増やしたい」とおっしゃる中根さんご自身は、とくに若い頃など、
アートに興味感心・作成していたというような話はでてきません。
5年で5人の方が自分のお店を持つという出発をした、
その背中を押してくれた、見守ってくれた、
頼もしい中根さんご自身の魅力はどこからくるのでしょうか。

「僕自身はアーティストではないけれど、
 若いころに映画、音楽、小説など、アートに救われてきた、という思いはある。
 また実家が商売をやっていたことや、金融業界に就職したことで、
 ビジネスについてはいろんなことを学んできたし、
 特にサラリーマンを11年やった経験は大きかった。どんなことでも
 一生懸命10年続ければある程度物事の本質が見えてくるからね。
 それがアートであれ、ビジネスであれ。」

中根さんは、世の中のいろんな格差が広がっていく風潮の中で
「個人、ひとりひとりが、もっとタフにならなければならないし、
 もっと個人個人の想いが大切にされるべき」と考えます。

そして、小さな個人商店の弱さを知っている中根さんは、
さらに直接個人をサポートしたいとの想いから、会社組織を去り、
フリーライターとして、ライターの仕事や、web制作の仕事をするようになります。
この頃、ネットで通販が始まります。
「個を大切にしたい」個人個人の繋がりを大事にしたい中根さんは
このネット通販に興味を持ちますが、
もともと、商売人の家庭で育った中根さんから見てみると、
とてもとても、相手のことを思いやっていない、
相手の立場に立っていないものばかりで、がっかりします。

実際、今現在のネットショップでも、ひとりよがりの、情報垂れ流し、
人じゃなくて物しか見ていない傾向が多いです。
残念ながら、そういう人にはそういう人しか集まりません。

「個人、ひとりひとりを大切にするといっても、個を追求していくと、
 一人では生きていけないという、矛盾に到達する。
 この233は、そんな個人個人の集積の場所。
 ひとりひとりが発信できる場所。
 レイヤーを増やすということは、入り口を増やすということ。
 たとえば、アートに興味があったけど落語を知らない人が、
 233に出入りすることで落語に興味を持つようになるかもしれない。
 いろんな人を繋ぐきっかけづくりになるはず。」

実際に、233では、音楽をやっている方が、CDを出すときに
写真家の方にジャケットを撮ってもらったり、
Tシャツを作る方と、手芸をする方が一緒に創り上げたりなど、
作家さん同士の繋がりが増えています。

「BOXギャラリーは、箱を借りていただいて成り立っている商売。
 借りてくれた人に何を返せるかが問われると思う。
 もちろん作家さんの作品が売れることも大事だし、
 作家さんの宣伝になることも大事。
 でもそれと同じように、個人では出来ない、
 ギャラリーを通すからこそ出来るいろんなきっかけづくりを大切にしている」

中根さんは、233の作家さんの作品のファイルを作成していました。
いつどんな企画や要望がくるかわかりません。
いざ、なにかチャンスがあったときに、主催者側、企画の方に、
作品をお見せしたり、作家さんを紹介したりできるよう、
しっかりアンテナを張っているのでした。

「ギャラリーの仕事は、プロデュース。
 いかにコーディネートできるか、提案できるかが勝負。
 作家さんが大変な時間や労力をかけて作品作りをするのと同じで、
 いろんな人脈やアイディアや提案や営業を総動員して、
 自分に何ができるか、ギャラリーに何が出来るか、
 それがいつも頭の中を駆け巡っています」

この話を聞いて、おぼろげながらも
「将来はギャラリーをやりたい・・」なんて思っていたわたしは、
うわ~!!いま、すごい話を聞いちゃったよ~!!と鳥肌立ちました!
そうだよね、ギャラリーってそうだよねえと汗かきまくりでした。

個を大切にしたい、その想いから、
ひとりひとりを結びつけ繋がりを広げていこうとする、
中根さんの気持ち、姿勢が、そのまま、
この233の魅力になっているのだとわかりました。

半年後に、いよいよ5年目を迎える、世田谷233ですが
記念企画が催されるようです。サイトで告知されるそうですので、
楽しみにまっていましょう!

最後に、中根さんより皆さんへメッセージです。

「世田谷233は、BOXと個展スペースのレンタルギャラリーです。
 審査はありません。あなたのやりたいことをやってください。
 是非、積極的に、行動を起してください。
 できる限りサポートします。
 まず一歩を踏み出してみてください。」

力強いメッセージ、ためになるお話、
たくさん聞けて、嬉しくて、感無量でした。
中根さん、お忙しい中、どうもありがとうございました!

さて、夜になって「しあわせのしずく展」の
とみさんご到着です。早速、お話をお伺いしましょう♪

とみさんは、今回の233での個展は2回目になります。
小さい頃から、絵を描いたり作ったりすることが好きで、
とにかく塗り絵が大好きだったそうです。
小学校のときの夢は「デザイナーになりたい」でした。

中学校は、運動部に所属していた事もあり、絵から離れますが、
高校生から、また描きだします。人物画、漫画よりも
動物のイラストを多く描いていました。
高校卒業後は、美術の専門学校に進みます。

今まで、好きなように好きなものを描いてきた、とみさんを
待っていたのは、専門学校からたくさん与えられる課題。

「課題は大変だった。算数と違って答えが無い。
 納得いかなくてぎりぎりまでいつも悩んでいた。
 与えられた課題の中で、自分を出していく、
 難しくもあり、面白く全然苦じゃなかったです。」

卒業後は、学校の推薦で、アパレルのデザイナーに就職。
小学校の夢の「デザイナーになりたい」が叶ったわけです!

「残業ばかりで毎日終電。体を壊して辞めましたが、
 そのあとも、アパレルのデザインの仕事をやっています」

デザイナーというと、華やかなイメージの反面
きつくて辛いという印象もあります。

「洋服のデザインというのは、売れなくちゃいけない。
 自由にはできない。流行をとりいれないといけない。
 でもデザインしたものが実際に形になって
 売れて使ってくれている人がいると、とても嬉しい」

ペットのお洋服のデザインも手がけられていたので、
道行くお散歩中のワンちゃんが、
自分のデザインした服を着ていたりすることもあり、
そういうときは、お声をかけるのだとか。

現在、お洋服のネットショップも担当、
運営を任せられていて、大忙しのとみさん。

「仕事のときは、頭をフル回転で考えなければなりません。
 そのぶん、好きに絵を描く事でバランスを保っているのかもしれません」

そんなとみさん、もともとは、10年位前、
銀座で10人ほどのグループ展に参加。
このグループ展は毎年1回、8年ずっとやってきたそうです。
グループ展ですので、ご自分の作品は2,3点しか出せませんが、
8年の間に、毎年来てくださるファンの方が増えていったそうです。

そんなグループ展を8年続けてきたとみさんは、日曜日に代々木公園で
手作り作品を売ったりしていました。そんなとき、世田谷233に出会います。

「雰囲気が良くて、居心地が良くて、BOXを見ても、個性が楽しくて、
 ものの表現の仕方、こういう展示の仕方もあるんだと知って
 自分もやりたくなりました」

とみさんは、BOXを借り、しずくののれんを作ります。
233の入り口にある名物です。個展をやらないかと声をかけられ、
グループ展もあったので、年2回展示会をするのは出来ないと判断、
8年続いたグループ展の参加を終らせます。

「昨年の6月に、はじめての個展をやって、達成感がありました。
 グループ展のときから見て下さる方が駆けつけてくれました。」

どうして、しずくなんですか?という素朴な質問をしたところ、
「高校生のとき、好きな歌手がいて『しあわせのしずく』という歌が
 すごくいいなと思って感動したんです。それからです。」

グループ展のときは、作品は売らず、欲しい人にあげていたそうですが
233での個展からは、販売をするようになります。

「グループ展、233の個展とあわせて、10年。
 この10年やってきて、とても楽しかった。自分の作品を見た方が、
 喜んでくれたり、気分良く、気持ちよくなってくれたら嬉しい。
 だから、見せ方は考えます。ここに雨を降らしたら、
 どんな反応するだろう、期待して作ります。
 やっていて、とても楽しいから、喜んで下さる、
 楽しみにしてくれる方のためにも、
 これからも、やらなきゃいけないと思ってます。」

個展を見た皆さんの喜ぶ姿を想像、イメージしながら、
相手を思う気持ちがこめられている。だから、とみさんのしずく展は
見る人に「しあわせな気持ち」をもたらしてくれるのですね。

この日、仕事帰りで遅かったのに、取材させていただき、
お疲れのところ申し訳ないなと思いつつ、話を伺っていて
とみさんと一緒にいる空間が、なんだか、のんびり、まったりとして
いつまでも、話していたい~!と思えてなりませんでした。
す~っと、なにかを吸収してくださる方のように感じました。

「233でずっと個展を続けていきたい。
 今後は写真ももっと挑戦して、しずくとからめていきたいと思ってます。
 これから、しずくがどんな進化をするのか、楽しみにしていてください」

とみさんのしずく展は世田谷233でしか見れません。
6月の梅雨時、雨とともに、とみさんのしずく展がお目見えです。
梅雨の晴れ間の虹を見つけられるかは、わたしたち次第。
また来年のしずく展で、とみさんの「しあわせなしずくたち」と
ご対面しましょう。とみさん、きょうはどうも、ありがとうございました!

とみさんHP ⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/tomixxx/

世田谷233(せたがやにーさんさん) ⇒ http://233.jp/
〒154-0023 東京都世田谷区若林1-11-10
電話 03-5430-8539 営業時間:12:00~20:00
定休日:毎週火曜日、第1・3水曜日
東急世田谷線「若林」駅より徒歩約3分
田園都市線「三軒茶屋」駅より徒歩約10分

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