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2007年6月28日 (木)

寺田佳代さん「~はたらくにゃんこ達展~ひみつのねこのまち」

6月22日、高円寺の猫の額さんで寺田佳代さんの個展
「~はたらくにゃんこ達展~ひみつのねこのまち」に行ってきました!

実は、今年初め、猫の額の店主木村さんに
・うちの作家さんで、たぶん、ちてなさんと同じ沿線沿いの人がいる
・その作家さんは、なんだか、ちてなさんに感じが似ている
・多分、会えば「ああ~」ってわかると思う、連絡とってみては?

と、言われたのでした。それが寺田佳代さんでした!
わたしは、HPなども、少し拝見したのですが
「きっと、いつか、会うことになるだろう」と
特に急いで連絡を取ったりしていませんでした。
そこへ寺田さんが個展をされる!というので、
取材依頼のメールをしました。すると、ご本人も
「奇遇だと思いました。どのような方か気になっていましたので
 お会いできるのを楽しみにしております。」と、気になっていたご様子w

どんな方だろう!と胸わくわく踊りつつも
もし、会って「冗談じゃないわよ、わたし、こんな人に似てないわよ~!」
と思われたら、どうしよう・・・という、一抹の不安も少しありました。。。

当日、雨でした。でもなぜかちっとも「困った」「うっとおしい」感はありませんでした。
まあ、なるようになるだろう、楽しんでこよう♪といった、
ひらきなおりというか、リラックスモードで向かいました。

猫の額さんに行って、寺田佳代さんに初ご対面した瞬間に
「ちてなさんですか?!」「寺田さんですね?!」
そのあとは、なぜか、嬉しはずかし大笑い。
顔がほころんでしまって、止まりません。

「確かに、似てる~☆」寺田さんから、そういわれて、嬉しかったです♪

さて、寺田さんは、今回が猫の額さんでの個展は2回目。
前回、絵本を3冊出しています。全て手作りというから凄いです!

今回の個展では、新作2冊でているのですが、
まずは、先にこの3冊を拝見しましたが、とにかく、
でてくる食べ物の絵が美味しそうに描かれていて
見てて嬉しくなってきます。しあわせな気持ちになります。
ほんとに、美味しいものがすきなんだな~と感じました。

また、3冊とも、お話が素晴らしいです。
「ひみつのねこのまち」で、ねこが繰り広げるお話ですが、
最後には、きちんと、彼らは、自分の居場所に戻っているのです。
そう、飼い主のもとです。ねこたちには、ねこたちの時間、
町があって、生きていますが、最終的に、
猫として飼い主のそばに、自分の居る家へと戻るのです。
人間(飼い主)は出てきますが、はっきり顔や
表情が見て取れるものではなく、ひみつのねこのまちのお話から、
すっと違和感無く繋がり、その結びは、ほっとします。

ひみつのねこのまちシリーズ、第1弾
『ポムさんのパンやさん』。
猫たちが集まる不思議な町にあるパン屋さんのお話です。
いちごジャムや、いちごパンがでてきます。
その絵がまた、とても美味しそうなのです!!
しかも、作り方のページまで巻末に載っています!
そう、寺田さんは、ご自分でもきちんと作られているのです。
表紙のピンク色は、このいちごのピンクからきているのですね。

第2弾は『ふくさんの わがしやさん 』。
今日はお月見。お腹がペコペコなのにご飯も食べないで
せっせとおだんごを作る和菓子やさんのお話です。
こちらは、だいふく、紫色のあんこが、とっても美味しそう!!
表紙の紫色は、このあんこの色ですね。
おつきみだんご、つぶあんの作り方もしっかり載っています。
「あんこはこころこめて」のことばが素敵です。
ふくさんが、こころこめて作った、ちょっとしたいいもののオチも泣かせます。

第3弾は『おおきな なつみかんのき 』。
お母さんがもらってきた大きな夏みかん。
種を埋めたら小さなふたばが顔を出し、すくすく育っていきます。
なつみかんゼリー、なつみかんマーマレードがご登場。
表紙は、夏みかんの、元気いっぱいの、オレンジ色。
絵本の中で、なかなか実をつけない夏みかんの木に
「とおくみたけりゃおおきくなあれ」と皆で歌います。
この言葉、とってもいいですね。

3冊それぞれ、ねこの可愛さ、
美味しそうな食べ物の絵に幸福感でいっぱいになりながら、
忘れかけていたことに、はっとさせられるものがあります。

今回の個展での新作絵本2冊は

『しろさんの うえきやさん』
これは、『おおきな なつみかんのき 』の続編にあたり、
表紙は緑色。
もう1冊は
『さくらくんとボロンゴさんの たっきゅうびん』
で、これも『おおきな なつみかんのき 』の最後に出てきた
宅急便の2人組みが、そのまま登場。表紙は、2人の帽子の赤色。

続編と言っても、はじめてこの絵本を手にしたかたも楽しめる
つくりかたになっていますので、安心して読めます。

『しろさんの うえきやさん』は、
ひみつのねこのまちで働くうえきやさんのお話。
最後、未来に続く素敵な贈物が届きます。
この話も、終わりは、ねこと、その飼い主がでてきます。
そして、飼い主は飼い主なりに希望を見出します。
その見せ方が、眩しくて温かくて、
社会にでて働きはじめた頃の自分を思い出したりして
甘酸っぱい気持ちになります。最後、ねこはしっかり
飼い主にぬくもりをゆだね、励ましているかのようで、ぐっときます。

『さくらくんとボロンゴさんの たっきゅうびん』では、
社会人になると、ありがちな、必ずぶつかることが、
ひみつのねこのまちでも、おこります。こわ~い、陶芸家の「ジッキーさん」は
「つちにもこころをこめて」が信条です。さあ、このピンチをどう切り抜けるか?!
奥さんのパムさんの夏野菜ピザが、とっても美味しそう。
たっきゅうびんの仕事を終えたふたりは、飼い主の元へ戻ります。
そして、とびきりのサプライズが・・・!読み終わる頃には
「自分もこうだったよなあ」「こんなことあったなあ」
と懐かしく振り返りつつ、「こんなだったら、いいのになあ」
「なんで、実社会って、このひみつのねこのまちみたいに、
素朴で素直でそのままじゃないんだろう・・・」と、
とひみつのねこのまちが、うらやましく思えてなりませんでした。

「今までは、油、アクリルと、いろいろ描いてきましたが、
 今は、水彩で、猫の部分はパステルを使っています」

寺田さんの絵は、食べ物や、背景、ねこなど、
とってもやわらかくて、ふんわりふわふわしていて、やさしいです。

「絵本は、たまたま好きな色を並べてみたら、こうなりました。
 ポムさんのパンやさん→いちご→ピンク
 ふくさんの わがしやさん→あんこ→むらさき
 おおきな なつみかんのき→夏みかん→きいろ
 しろさんの うえきやさん→木→みどり 
 さくらくんとボロンゴさんの→帽子→あか・・・などです。
 
『ふくさんの わがしやさん』では、猫が本当に、上から見ると
大福のようだったのと、近所にお団子の美味しい和菓子やさんがあって、
それらが繋がって、できました。

『おおきな なつみかんのき』は、
ひいおばあちゃんが植えた、60年現役の夏みかんの木が実在していまして、
去年、私のおばあちゃんから聞いた話などから、この絵本ができました。
実はそのお話は生まれて初めてきいたお話だったんです。」

寺田さんのひいおばあちゃんは、夏みかんの木は育ったものの、
最初の頃はなかなか実を付けず、どうしたんだろうと心配し、
ある日子供たちが、果物屋さんから、夏みかんをひとつ買ってきます。
それを、夏みかんの木に「ほら、こうなるんだよ」と見せてあげたそうです。
すると、翌年から、たくさん実を付けたのだそうです。

そんな夏みかんの木も、あるとき、近所の農園の方から
「うちで育てたほうがもっと育つから、譲ってください」と
お声をかけられたのだとか。

でもひいおじいちゃん達は「うちの家族だから譲れない」と頑なに拒否。
それ以来、60年、ずっと夏みかんを実らせ、
ご近所さんに、夏みかんができたとおすそわけし、
それでジャムを作った人が、持ち寄ってくれたり、
なにか作ったといえば、配られ、形を変えて、
夏みかんは、家族、親族、ご近所や、
たくさんの人に喜ばれているそうです。

今でも、寺田さんのところには、毎年夏みかんが届き、
その夏みかんで、天然酵母のパンやマーマレードを作っていらっしゃいます。
このお話が、『おおきな なつみかんのき』『しろさんの うえきやさん』
と続きます。

「あのとき、拒否していなかったら、農園に譲っていたら、
 この話はできなかったと思うし、
私は夏みかんの木を見て育つことはなかったでしょう。」

こうして、前回の絵本3冊と、新作2冊を拝見してきましたが、
とてもいい絵本なので、是非このまま、
シリーズ物で描いていって欲しい!と、期待します!

どういいのか・・・ということですが、
ただ、可愛い猫が、美味しそうな食べ物を作って食べて幸せだ~♪
だけではないんです。寺田さんが、育った環境、育ってきた、
お世話になってきた家族や人の中でかんじ、文字通り育んできた
「つながり」「思いやり」の気持ちがちゃんと流れているんです。
とかく、失われがちで、軽視されがちですが、ほんとは、
そういうことが一番大切じゃないかと思います。

しばらく、絵本の余韻にひたってしまいましたが、
でてくる食べ物も非常に美味しそうなのです!
実際に、寺田さんがお作りになっているというのも魅力的。
日にち限定、時間限定、個数限定でもいいから、
何処かお店で、実際に、この絵本に出てくるパンやジャム、
和菓子などを作って販売してもらいたい、と思いましたね!
そのお店では、同時に、寺田さんの絵や絵本、雑貨なんかも
置いて飾って販売しても素敵♪(夢ふくらみます~*)

実は、開店すぐに行ったのですが、同時に入ってきたお客様が、
「前回の3冊は販売されないのですか?」
「あ、ここでは販売はしてないんです。ご注文いただければ、
 お作りしますが、手作りなので、1~2ヶ月、お時間いただきます」
と寺田さんが説明。

「1冊5万円でも買います。全作揃えたい。いいお話なんで。
 わたしの母親もとても気に入っているんです。」
とご注文されていました。嬉しいですね!!

寺田さんは、絵本や雑貨は、ひとつひとつ手作りで
オーダー生産がほとんどなので、作りおきができませんが、
ほんとうに気に入って喜んでくださる方は、
お時間など気になさらないものです。
寺田さんが描いた絵本が、また人を結び、つなげ、
嬉しさや、温かい気持ちをもたらせてくれる。
これって、とっても、ありがたくて、しあわせなことですよね。

そんな寺田さんから、今日までを振り返って頂きました。

「高校の時から美術系の学校で、デッサンをたくさんしました。
 デザイン、日本画、油と学んで、2年生から油絵専門になり、
 その後、多摩美術大学に進学し、ここでも4年間油絵を学びました。」

 ところが、入学してすぐに、先生から
 ”美大に入る為に、予備校などに通い、美大に受かる為の描き方を取得した、
  いわゆる「受験なれ」から抜け出せない人がいっぱいいる。
  この4年間で、自分の描き方を見つけ、
  自分の感情をぶつけて描けるようになって欲しい”
と言われ、衝撃を受けます。入学できてうかれているわけです、
突然、受験なれだ、自分の描き方じゃないといわれ、混乱してしまいます。

「このときは、なんでそんなことを言われたのか、わかりませんでした。」

大学時代もずっと油絵を専攻しましたが
「うまく表現できない」「なにを描いたらいいのかわからない」
教授からも指摘され、自分でも悩んでいきます。

「油絵の技術は勉強をして、描けるようになっていても、
 なにを描きたいのか、対象物が定まらない、
 つきすすめられない自分が居て、
 パワーはあるのに、思い通りに描けなくて
 ただ、うまく描く、かっこつけるのは嫌だったから、
 納得できず、卒業制作でも、ずっと悩みました。」

憧れの美大に入り、ずっとこれだと思っていた油絵であったのに、
悩み続ける日々を過ごします。

「自分が納得いかないものは、だせなかった」

寺田さんは、とても自分に正直で素直で、
妥協できない、まっすぐな人なんだろうと思いました。

「大学を卒業して就職を視野に入れたとき、
 自分は、甘えているのではないだろうか、と思いました。
 ずっと油絵でやっていくというところまでは、最終的に、考え切れませんでした。」

大学では、4つの科があって、学年が上がるたびに、
抽象画を描いていた人が立体科に移ったり、立体の人が、具象に移行したりと、
学生さんの中でも積極的に模索している人が多かったそうです。
そんな中で、寺田さんは、一度も何処にも移ること無く4年間を終えます。

卒業後、銀座の画廊で、絵を見てもらう機会がありました。
大学時代、ダンス部に所属していた寺田さん。
校内に猫がたくさん居て、学生当時はそれほど好きではなかったものの、
その存在は、いつしかゆっくりと寺田さんの中に
こころを打ち解けられる存在として浸透していったようです。

画廊の方に絵を見せたところ、
「あなた、猫好きなんじゃない。猫を描けばいいんじゃないの?」

このひとことに「そうなんだ・・・」と目が覚めたような印象を受けます。
意識せず描いた猫の絵を、「いい」といってもらえたことが、
おぼろげながらに、寺田さんの創作意欲が膨らむきっかけとなったのでした。

その後、「ゴンフレナ」というギャラリーで絵を委託、
閉店となり、そのときに、猫の額さんを紹介されます。
すすめられるまま、絵を持って行ったところ、承諾を頂き、今日に至っているそうです。

寺田さんは、絵の他に立体作品も手がけられ、大好評です。
猫のお人形「ねこぐるみ」では、オーダーメイドで、いってんいってん、
飼い猫ちゃんや、以前飼っていた猫ちゃんの写真をもとに、
その猫ちゃんの毛並みにあわせた人形をつくります。首や手足、尻尾も動きます。

「自分が欲しいと思ったものを作っています。
 どれだけ、欲しいものに近づけるか。
 今年で絵本製作は3回目なので、製本の仕方も手際がよくなってきました。
 ものをつくることが好きなので、作っている段階で、
 いろいろな問題がでてきますが、そこをちょっとがんばって乗り越えながら、
 楽しく作っていくことをこころがけています。」

また、フェルトの原毛から作った「にゃんころん」も
猫の雑誌に掲載され、ある声優さんが買って下さったという、人気作品です。

「最近、コンセプトが決まってきました。
 大学入学時に言われた言葉、当時はわかりませんでしたが、
 年月が経って、やっとわかることがあるんだなと実感します。
 大学時代にやりたかったことを、今やっているのかもしれません。」

 

今回の個展での新作の
『しろさんの うえきやさん』
『さくらくんとボロンゴさんの たっきゅうびん』
の2冊で、気をつけたところ、
みなさんにお伝えしたい事などありますか?とお聞きしたところ、

「外はかっちり。中は、力を抜いてゆったり読んでもらえるように作りました。
 説教臭くならないよう、第三者、中間の立場の人もいれてみました。

 『しろさんの うえきやさん』では、
 小出信久さんが昔飼っていた猫のエピソードを承諾を頂いて、
 ストーリーのもとにさせていただきました。
 白い猫で、高いところが大好きなのですが、
 あるとき、植木屋さんが来て、高いところにどんどん上がっていくのを見て、
 猫ちゃん、目の色がみるみる変化、るんるんと潤み、
 ハイテンションになったそうです。」

このエピソードは、わたしも聞いてて、面白くて目に浮かぶようでした。

「『さくらくんとボロンゴさんの たっきゅうびん』も、
 モデルの猫ちゃんがいて、描かせてもらいました。
 実際の社会は、疲れ、悩んでいる人が多い。
 がんばっているのを認めてもらいたいけど、うまくいかない、
 人との係わり合いの中で、苦労している人は多いと思います。
 この絵本でも、ジッキーさんという、ちょっと怖い陶芸家がでてきます。
 自分だったら、どうするだろう。怒るだろうけど、フォローする、
 ふところの大きい大人の人が居てもいい、そんな人がいたらいいな、
 と考えます。手伝ってくれて、一生懸命してくれたことに対して
 きちんと見てくれる、心の広い人がいてくれたらと。」

 

「よく、わたしの絵本を読んで『泣ける』という感想を頂きます。
 泣かそうと思って描いているわけではないのですが、
 猫が猫の世界のままで終らない、飼い主の世界に戻っている、
 飼い主のそばにいる、安心、充足感に満たされた丸い背中などに
 『そばにいるしあわせ』を感じてくださっているようです。」

確かに、実は、寺田さんが席を外された時に、
猫の額の店主木村さんが、
「寺田さんの絵本は泣けるんだよね。いいお話なんだ」
としみじみとおっしゃってたのを思い出します。

「ひみつのねこのまちでは、いいと思うことはいいといい、
 いけないと思うことはいけないといい、
 どんなことがおこっても、今日はいろいろあったねと
 のんびり暮らしています。
 "はたらくこと"って、なんだろうと考えます。
 『しろさんの うえきやさん』では、自分を信じることが
 生きがいとなり、未来に続くことだと、気がつきます。
 『さくらくんとボロンゴさんの たっきゅうびん』では、
 相手を信じることが、人と助け合い、信頼に繋がることを体験します。」

 

寺田さんの話を伺って、はたらくことってなんだろう。と考えてみました。
とても素朴でかつ永遠に続く問いかけかもしれません。
結局、働くときも、人は人と一緒なのです。自分ひとりではありません。
思ったことを言っているようでも、言った後で
「言わなければよかった」と後悔してみたり
最近、どうもしっくりこない相手に
「なんでこの頃冷たいんだろう、なんでかな」と
寂しく思いつつも、一言勇気を出して聞けなかったり、
「こんなこと、言わなくてもわかるだろう」と言わないでいたら
「なんでいってくれなかった」と怒られてみたり、
とかく、ささいな気持ちのすれちがいを補う言葉の不足、
コミニュケーション不足で、相手に伝わらず、ぎくしゃくしてゆきます。
そこに、仕事もしなければならないとなると、負担も大きいです。

わたしは昔から
「はたらくことは、はたはたをらくにすること」と聞いて育ちました。
これは、ずっと、
「周りのために自分が働いて、周りの人を楽ちんにすること」だと
思っていました。自分が人のために苦労を背負う事だと疑いませんでした。

でも、きょう、寺田さんの絵本を読んで、勘違いしていたことに気がつきました。
自分が苦労して無理して潰れそうになりながら背負い続けることで、
相手に「楽ちん」になってもらうのではなく、
「楽しい(嬉しい・喜びの)気持ちにさせる」こと。与えることなのだと。

 

「猫だけの世界がある。
 でも人間も猫となにかしらかかわっている。
 猫も人とかかわっている。猫は人を信じ、
 ひとのやさしさを引き出し、安らぎを与えてくれる。
 自分も癒されてきました。その恩返しです。
 自分もやさしい気持ちを忘れたくない。
 
 絵本を見て、やさしさ、思いやりを思い出してください。
 猫は、そばにいてくれます。いてくれるしあわせを感じてください」

この日、取材の後、喫茶店で2時間もお話してしまいました☆
それだけ、楽しく「仕事」とは思えない、プライベートな時間のように
感じました。寺田さん、どうもありがとうございました!

また、頂いた、ジャム、とっても美味しかったです♪
甘すぎず、落ち着いた味でした。お伝えしたら、
「毎年味が変るんですよ、自然って面白いですね」とお返事が。
思わず、ジャムを見て、ほろっときてしまいました・・・*

 

寺田佳代さんの個展
「~はたらくにゃんこ達展~ひみつのねこのまち」は、
7月4日(水)まで開催中です☆
7月1日(日)の13:00から、
絵本「しろさんのうえきやさん」の中に出てくる
ビスコッティ(硬めのクッキー・105円)が販売されるそうです!
また、絵本に出てくる「料理レシピ」は無料でお持ち帰り頂けます。 
どうぞ、遊びに行って観てくださいね!

寺田佳代さんHP fuwatera
http://www.geocities.jp/fuwamaro_k/index.html


★開催場所
猫雑貨&猫ギャラリー 猫の額
http://www6.speednet.ne.jp/~nekojarasi/
〒166-0003 東京都杉並区高円寺3-20-11 1階
TEL&FAX:03-3317-3115
丸の内線新高円寺駅徒歩2分/JR高円寺駅南口徒歩9分
詳しい地図は以下
http://www6.speednet.ne.jp/~nekojarasi/hpdeta/newpage18.html

2007年6月24日 (日)

世田谷233 しあわせのしずく展

世田谷233で開催中の「しあわせのしずく展」に行ってきました!
世田谷233さんを知ったのは、2005年10月に行われた
「ウルトラボックス:vol.3」という企画展に、
にこにこネットでお世話になっている、みやもとせいこさんの作品が、
はるばる山口から飛んで東京で展示されるというので、
初めて行ったのがきっかけでした。このとき、2回行って、
233の居心地いい雰囲気に、すっかり気に入ってしまいました!

それから、ずいぶんご無沙汰してしまい、
1年と8ヶ月ぶり3度目の来店となりました。
しずく展の、とみさんは夜、お仕事が終ってから
取材させてもらうことになっていたので、午後から入り、
写真撮影と、オーナーの中根大輔さんにお話を伺ってきました。

じつは、そのまえに。
中根さんにお話伺った後、世田谷フリマ開催のため中根さんは外出、
その後ずっと写真を撮っていたのですが、たくさんお客様がいらしてました。

Tシャツ専門ブランド「KAI-T shop」のDMやHPのTOPにも映っている、
存在感ある素敵な女性の方・・がご来店!!233のギャラリーで以前、
個展もされたことがあるそうです。目が大きくて、モデルさん、
芸能界に向いてるんじゃないかと思わせるようなオーラがあり、
見てるだけで嬉しくなってきました*
また今年か近いうちに個展をされるそうなので、楽しみにしています!

それから、小さな女の子とお父さんの親子がいらっしゃいまして、
後にお母様も合流されるのですが、この女の子が、まだ6歳で、
カメラを持って、街の中をいろいろ撮ってるのです!!
233のボックススペースにばっちり、その写真の数々が展示されています。
6歳でこんな面白い、わくわくするような写真が撮れるなんて
凄いな~と思いました!

そして、昭和女子大地域福祉課のじゅんこりんと、けいこりんのお2人。
このお2人と、233のつながりというのは、
毎週木曜に233をスタジオとして提供し、生放送される
『世田谷Webテレビ』のお手伝いをしたり、
学校で課題として提出した「もよよ(韓国語で集合の意味)」で、
中根さんに、世田谷についていろいろ教えてもらったりしたそうです。
この「もよよ」は先生にも大変好評だったとか。

233のどんなところが好きですか?とたずねると

「いろんな方とお話できて楽しいし勉強になる」
「あたたかく迎えてくれて、居心地がいい」
「もともと東京出身ではないのですが、駅から歩くこの狭い道のりなんかは、
東京なのに東京とは思えない長閑さで好きです」
「そろそろ卒業の事もあるので、あと1年くらいしかこれませんが、
これからも宜しくお願いします」

じゅんこりんと、けいこりん、若さと明るさできらきらしてました。眩しいー。
こんなふうに、繋がりある方達から、人気のある233と中根さんです。
中根さんから、どんなお話が聞けるか、楽しみです!

中根さんは、もともと、サラリーマンでしたが、
会社勤めを辞め、その後ウェブ制作、ライターを2年程やって、
2002年12月23日に233がOPENしました。今年で5年になるそうです。

あるとき、大学時代の友達から、大阪神戸元町の高架下にある
ボックスギャラリーを見て、自分もやってみたいと相談をもちかけられます。
中根さんは、大阪より東京のほうがいいだろうと、
ご自分が三軒茶屋に住んでいるので、近いところで物件を探しはじめます。
家賃の金額、近距離、7~10畳くらいの広さという希望で
1階を事務所として貸していた、現在の場所をみつけます。
当時、都内にギャラリーボックスが何店舗かあったので、参考にしつつ、
みんなで協力し合い、手作りでギャラリーにしていったそうです。

「つくるにあたって、基本コンセプトは
 “自分のやりたいことをやれる場所”であるということだけ。
 いろんな人がお店に来やすいように、アートや、写真、音楽、
 アクセサリーなどなど、ミルフィーユのように、
 幾重にも重なった層=レイヤーを、いっぱいつくっていきたい」

現在、毎月第2水曜日に「233落語ナイト」という
真打の手前、修行中の落語家さんによる落語会が開催されています。
いままで、落語を知らなかった人も、落語好きの方も
気軽に楽しめることができます。これも、もともと落語が好きだった中根さんが、
233で落語の寄席をつくりたいなーと考えていたところに、
東京満喫倶楽部という落語の関係者の方が233にいらして、
気に入って下さったことから話が繋がり、実現されていきました。
これが、すなわち、中根さんのいう「レイヤー」ですね。

「常日頃から、233や出展者の方を盛り上げるアイディアや、
 誰とどういう繋がりを持てるかを考え続けている。
 233がどれだけ役に立てかは別として、5年の間に、
 この233で出展、関わった人の中で実際にお店を持った人が5人いる」

これを聞いてびっくりしました。おそらく、夢を持っている作家さんたちが、
233で作品を出したり、作家さん同士の繋がり、活躍などを見ることによって
刺激を受け、願いを実現しようと努力する。その過程を、中根さんは、
相談に乗って、見守ってきている。中根さんだから、相談できるのでしょう。
中根さんには、人や企画を結びつけるなにかがあるなと思っていました。

「レイヤーを増やしたい」とおっしゃる中根さんご自身は、とくに若い頃など、
アートに興味感心・作成していたというような話はでてきません。
5年で5人の方が自分のお店を持つという出発をした、
その背中を押してくれた、見守ってくれた、
頼もしい中根さんご自身の魅力はどこからくるのでしょうか。

「僕自身はアーティストではないけれど、
 若いころに映画、音楽、小説など、アートに救われてきた、という思いはある。
 また実家が商売をやっていたことや、金融業界に就職したことで、
 ビジネスについてはいろんなことを学んできたし、
 特にサラリーマンを11年やった経験は大きかった。どんなことでも
 一生懸命10年続ければある程度物事の本質が見えてくるからね。
 それがアートであれ、ビジネスであれ。」

中根さんは、世の中のいろんな格差が広がっていく風潮の中で
「個人、ひとりひとりが、もっとタフにならなければならないし、
 もっと個人個人の想いが大切にされるべき」と考えます。

そして、小さな個人商店の弱さを知っている中根さんは、
さらに直接個人をサポートしたいとの想いから、会社組織を去り、
フリーライターとして、ライターの仕事や、web制作の仕事をするようになります。
この頃、ネットで通販が始まります。
「個を大切にしたい」個人個人の繋がりを大事にしたい中根さんは
このネット通販に興味を持ちますが、
もともと、商売人の家庭で育った中根さんから見てみると、
とてもとても、相手のことを思いやっていない、
相手の立場に立っていないものばかりで、がっかりします。

実際、今現在のネットショップでも、ひとりよがりの、情報垂れ流し、
人じゃなくて物しか見ていない傾向が多いです。
残念ながら、そういう人にはそういう人しか集まりません。

「個人、ひとりひとりを大切にするといっても、個を追求していくと、
 一人では生きていけないという、矛盾に到達する。
 この233は、そんな個人個人の集積の場所。
 ひとりひとりが発信できる場所。
 レイヤーを増やすということは、入り口を増やすということ。
 たとえば、アートに興味があったけど落語を知らない人が、
 233に出入りすることで落語に興味を持つようになるかもしれない。
 いろんな人を繋ぐきっかけづくりになるはず。」

実際に、233では、音楽をやっている方が、CDを出すときに
写真家の方にジャケットを撮ってもらったり、
Tシャツを作る方と、手芸をする方が一緒に創り上げたりなど、
作家さん同士の繋がりが増えています。

「BOXギャラリーは、箱を借りていただいて成り立っている商売。
 借りてくれた人に何を返せるかが問われると思う。
 もちろん作家さんの作品が売れることも大事だし、
 作家さんの宣伝になることも大事。
 でもそれと同じように、個人では出来ない、
 ギャラリーを通すからこそ出来るいろんなきっかけづくりを大切にしている」

中根さんは、233の作家さんの作品のファイルを作成していました。
いつどんな企画や要望がくるかわかりません。
いざ、なにかチャンスがあったときに、主催者側、企画の方に、
作品をお見せしたり、作家さんを紹介したりできるよう、
しっかりアンテナを張っているのでした。

「ギャラリーの仕事は、プロデュース。
 いかにコーディネートできるか、提案できるかが勝負。
 作家さんが大変な時間や労力をかけて作品作りをするのと同じで、
 いろんな人脈やアイディアや提案や営業を総動員して、
 自分に何ができるか、ギャラリーに何が出来るか、
 それがいつも頭の中を駆け巡っています」

この話を聞いて、おぼろげながらも
「将来はギャラリーをやりたい・・」なんて思っていたわたしは、
うわ~!!いま、すごい話を聞いちゃったよ~!!と鳥肌立ちました!
そうだよね、ギャラリーってそうだよねえと汗かきまくりでした。

個を大切にしたい、その想いから、
ひとりひとりを結びつけ繋がりを広げていこうとする、
中根さんの気持ち、姿勢が、そのまま、
この233の魅力になっているのだとわかりました。

半年後に、いよいよ5年目を迎える、世田谷233ですが
記念企画が催されるようです。サイトで告知されるそうですので、
楽しみにまっていましょう!

最後に、中根さんより皆さんへメッセージです。

「世田谷233は、BOXと個展スペースのレンタルギャラリーです。
 審査はありません。あなたのやりたいことをやってください。
 是非、積極的に、行動を起してください。
 できる限りサポートします。
 まず一歩を踏み出してみてください。」

力強いメッセージ、ためになるお話、
たくさん聞けて、嬉しくて、感無量でした。
中根さん、お忙しい中、どうもありがとうございました!

さて、夜になって「しあわせのしずく展」の
とみさんご到着です。早速、お話をお伺いしましょう♪

とみさんは、今回の233での個展は2回目になります。
小さい頃から、絵を描いたり作ったりすることが好きで、
とにかく塗り絵が大好きだったそうです。
小学校のときの夢は「デザイナーになりたい」でした。

中学校は、運動部に所属していた事もあり、絵から離れますが、
高校生から、また描きだします。人物画、漫画よりも
動物のイラストを多く描いていました。
高校卒業後は、美術の専門学校に進みます。

今まで、好きなように好きなものを描いてきた、とみさんを
待っていたのは、専門学校からたくさん与えられる課題。

「課題は大変だった。算数と違って答えが無い。
 納得いかなくてぎりぎりまでいつも悩んでいた。
 与えられた課題の中で、自分を出していく、
 難しくもあり、面白く全然苦じゃなかったです。」

卒業後は、学校の推薦で、アパレルのデザイナーに就職。
小学校の夢の「デザイナーになりたい」が叶ったわけです!

「残業ばかりで毎日終電。体を壊して辞めましたが、
 そのあとも、アパレルのデザインの仕事をやっています」

デザイナーというと、華やかなイメージの反面
きつくて辛いという印象もあります。

「洋服のデザインというのは、売れなくちゃいけない。
 自由にはできない。流行をとりいれないといけない。
 でもデザインしたものが実際に形になって
 売れて使ってくれている人がいると、とても嬉しい」

ペットのお洋服のデザインも手がけられていたので、
道行くお散歩中のワンちゃんが、
自分のデザインした服を着ていたりすることもあり、
そういうときは、お声をかけるのだとか。

現在、お洋服のネットショップも担当、
運営を任せられていて、大忙しのとみさん。

「仕事のときは、頭をフル回転で考えなければなりません。
 そのぶん、好きに絵を描く事でバランスを保っているのかもしれません」

そんなとみさん、もともとは、10年位前、
銀座で10人ほどのグループ展に参加。
このグループ展は毎年1回、8年ずっとやってきたそうです。
グループ展ですので、ご自分の作品は2,3点しか出せませんが、
8年の間に、毎年来てくださるファンの方が増えていったそうです。

そんなグループ展を8年続けてきたとみさんは、日曜日に代々木公園で
手作り作品を売ったりしていました。そんなとき、世田谷233に出会います。

「雰囲気が良くて、居心地が良くて、BOXを見ても、個性が楽しくて、
 ものの表現の仕方、こういう展示の仕方もあるんだと知って
 自分もやりたくなりました」

とみさんは、BOXを借り、しずくののれんを作ります。
233の入り口にある名物です。個展をやらないかと声をかけられ、
グループ展もあったので、年2回展示会をするのは出来ないと判断、
8年続いたグループ展の参加を終らせます。

「昨年の6月に、はじめての個展をやって、達成感がありました。
 グループ展のときから見て下さる方が駆けつけてくれました。」

どうして、しずくなんですか?という素朴な質問をしたところ、
「高校生のとき、好きな歌手がいて『しあわせのしずく』という歌が
 すごくいいなと思って感動したんです。それからです。」

グループ展のときは、作品は売らず、欲しい人にあげていたそうですが
233での個展からは、販売をするようになります。

「グループ展、233の個展とあわせて、10年。
 この10年やってきて、とても楽しかった。自分の作品を見た方が、
 喜んでくれたり、気分良く、気持ちよくなってくれたら嬉しい。
 だから、見せ方は考えます。ここに雨を降らしたら、
 どんな反応するだろう、期待して作ります。
 やっていて、とても楽しいから、喜んで下さる、
 楽しみにしてくれる方のためにも、
 これからも、やらなきゃいけないと思ってます。」

個展を見た皆さんの喜ぶ姿を想像、イメージしながら、
相手を思う気持ちがこめられている。だから、とみさんのしずく展は
見る人に「しあわせな気持ち」をもたらしてくれるのですね。

この日、仕事帰りで遅かったのに、取材させていただき、
お疲れのところ申し訳ないなと思いつつ、話を伺っていて
とみさんと一緒にいる空間が、なんだか、のんびり、まったりとして
いつまでも、話していたい~!と思えてなりませんでした。
す~っと、なにかを吸収してくださる方のように感じました。

「233でずっと個展を続けていきたい。
 今後は写真ももっと挑戦して、しずくとからめていきたいと思ってます。
 これから、しずくがどんな進化をするのか、楽しみにしていてください」

とみさんのしずく展は世田谷233でしか見れません。
6月の梅雨時、雨とともに、とみさんのしずく展がお目見えです。
梅雨の晴れ間の虹を見つけられるかは、わたしたち次第。
また来年のしずく展で、とみさんの「しあわせなしずくたち」と
ご対面しましょう。とみさん、きょうはどうも、ありがとうございました!

とみさんHP ⇒ http://plaza.rakuten.co.jp/tomixxx/

世田谷233(せたがやにーさんさん) ⇒ http://233.jp/
〒154-0023 東京都世田谷区若林1-11-10
電話 03-5430-8539 営業時間:12:00~20:00
定休日:毎週火曜日、第1・3水曜日
東急世田谷線「若林」駅より徒歩約3分
田園都市線「三軒茶屋」駅より徒歩約10分

2007年6月19日 (火)

埼玉県川口市 木風堂さんに行ってきました!

注文家具を手がける、木香家さんにご案内していただいて、
埼玉県川口市にあります「くらしの工芸 木風堂」さんに行ってきました!

木風堂さんは、木の素材や、工芸品などを展示販売し、
年に数回、企画展や、ものつくり教室、自然講座など開催されています。

この、「木風堂」の看板ですが、栗の木で、店主の鈴木常久さんが書いて、
柴田重利さんが彫ったものだそうです!

この日、実は、店主の鈴木さん、熱があって体調がすぐれないということで、
いらっしゃらないかと思っていたのですが、あとからいらして、
木香家さんとお仕事の話をされていました。
わたしは、そのあいまに、少しお話を伺ってきました。

まずは、鈴木さんがいらっしゃる前、柴田重利さんが
工房で作業する前だったので、ご挨拶!

柴田さんの作品。機関車は、レールも全部、木!精巧~!!
石に見えるのは、木の化石だそうです!
どちらにあったんですか?!とおたずねしたところ
「秋田の川にいけば、ごろごろある」
そうなんですか~!木とは思えませんでした!

こちらは、その木の化石を磨いたもの。素晴らしいですね・・・!
この色合い、自然そのものなんですよね、うつくしすぎます。

柴田さんは、小学校に上がる前から
ナイフで木を削ってなにかしら作っていたそうです。

「木はひとつとして同じものは無い。みな、表情が違う。
 趣味で40年以上つくってきた。人が作れないものを作りたい。
 ふくろうも作っているが、ふくろうは、ふっくらとかわいいものをつくりたい」

木香家さんから「滅多にあえない人と会えたんだよ、よかったね~!」
と言われ、目の前の大御所に、あまりたいした質問も出来ず、
見せられた化石や作品に「うわ~♪すご~い♪おもしろ~い☆」
と感激の連続で終ってしまいました・・・。

木風堂さんでは、柴田さんの作品がたくさん展示販売してあります。
詳しくは、こちらをどうぞ↓(木風堂さんのサイトより)
http://www.liqabell.co.jp/siba.html

木風堂さんですが、お店(ギャラリー)そのものが、
伝統的民家建築である軸組工法で創られた、ぎゃらりーでした。
木が組み立てられて、あわさって、できているこの建て方。
一歩中に入ると、柱、梁、天井から木の匂いに包まれ、
外からの光や風が感じられる、なんとも「懐かしさ」あふれる空間でした。

途中、ご夫婦のお客様が何組もいらっしゃいましたが、
みなさん、入り口から入ると「うわあ~・・・」と
天井や中を見渡し明らかに、外と違う空気感に表情がやわらぎ、
この木風堂さんの澄んだ居心地の良さを物語っていました。

わたしが物心ついたときから育ってきた住宅は
「機密性」がありすぎて、なにも逃げていかない、
湿気や空気がたまりこむ、というような構造のものばかりでした。

木風堂さんの建て方だと、暑いときは暑く、寒いときは寒いのでしょうが、
本来、自然はそういうものじゃないでしょうか。
暑くても寒くても、木そのものが、緩和・調和してくれるような気がします。
人と一緒に空気を吸って吐いて、ぬくもりを持っている。
コンクリートの壁だと、跳ね除ける、反射するような冷たさを感じてしまいます。
結露などが、壁をしたたるのを見ると、人がつくったもので
人が首を絞められるような錯覚におちいるときがあります。

「植木、盆栽、建築まで分類が細かく分かれすぎている。
 トータルで木を考えたとき、木がどれだけ、わたしたちの役に立っているか、
 わたしたちの生活に貢献しているか、どこでにも、あたりまえのように、
 ありふれている木のことを、ほんとうに、わかっている人は少ない」

熱が出てても、いらしてくださった、店主鈴木さん。

「木が好きという人を増やしたい。そうすれば、木を大切に、
 大事にする人が増え、環境もよくなる。ウィルスをばらまきたい」

独特の言い方ですが、鈴木さんがおっしゃるには、

「木を植え、育てる、緑を増やせば、二酸化炭素を吸収する。
切っても、家や家具になり、身近で役立つ。
化学物質塗料を使わない自然系塗料を使ったり、金具も出来るだけ
使わないようにすれば、廃棄、焼却しても有害物質が出ない。
こうして100年使える物を作って利用する。使い終わった木は、
焼却して灰になっても手が荒れない石鹸や洗剤として使え、肥料にもなる。
肥料になって土に還り、また植物を育ててくれる。
木は常に循環しているのです。」

目から鱗でした。あまりにも身近にありすぎる木。
ただ身近すぎて、
「木がこんなに、与え続けてくれていること」を知りませんでした。
また、それを知るきっかけも今までとくにありませんでした。

木でものをつくっている人を見ると「凄いな」と思うまでで
木の特製や、その育つ過程、どうやってここまできたかなどは
あまり深く知ろうとしていませんでした。

「自然の中で人間は生かされている。自然が全て。
 石ころに感動するような気持ちを忘れないで欲しい」

人も自然に生かされている。
木はずっと、一緒に生きてきたわたしたちに
どんな形になっても、与え続けてくれています。
わたしたちは、木になにができるでしょうか。
自分の気に入る形になった木を所有して鑑賞したり、
木や植物を植えて育てたり。同じことでも
「わかっていてすること」と「わからないですること」は違いがあります。

日本人は、ずっと突っ走って便利に発展してきたと思います。
周りにある、木や土、水や空気など、あたりまえにある
すばらしい恵みに振り返ることなく、自分のことばかり考えてきました。

ふと立ち止まって、気がつくときがもうきているのかもしれません。

便利はほんとに便利かい?気がついたときには
ほんとうに大切なものが、あなたの周りからなくなっちゃうよ
そんな声が、自分の頭の中でしました。

木風堂さんでは、このたび、「自然の美 木の美会」が発足されました。
木の好きな人、自然をこよなく愛する人、地域を大切にする人、
環境を考える人、手仕事が良いと感じる人を増やし、
それぞれの関心ごとについて自分の思いを語り合える場を
作ることを目的とされています。

年会費は1,000円。
入会記念として、木のさいころセットがもらえます!!
さっそく、わたしも加入してきました☆
(一緒に映っている廃材は、気に入ったので貰ってきちゃいました♪
 ありがとうございます♪)

この木のさいころは、3cm四方でひとつひとつに刻印が打ってあり
とっても可愛いです☆販売してある物は、4個セットで500円です。
ひそかに、数字を0から100まで揃えたい・・・と思ってしまいました*
中には木の一覧表があって、その4個がどの木かわかります。
わたしのは「かや」「せんだん」「はぜ」「にっき」でした☆
個々にひとつずつ、好きなのも買えます!
こういうのを見ると、子供さん、小さなうちから、木のさいころや、
積み木などで木と触れ合う、木で遊んで欲しいなと思いましたね。

この年会費や、木のさいころの収益の一部は、地球温暖化防止活動をしている
NPO法人川口市民環境会議に助成しているそうです。

「木は二酸化炭素を固定しています。木を使い、利用し、身近に置くことで
 地球温暖化防止に役立ち、自然環境を守ります。木に関心を持ち始め、
 木を好きになることは自然を愛し、人を愛することにつながると思います。
 木風堂は、木の好きな人が楽しむ、楽しめる場所です。
 見る楽しみ、使う楽しみ、作る楽しみ、くらす楽しみを提案、提供します。」

店主鈴木常久さん、お熱があって具合が悪いときに、
どうもすみませんでした、そして、ありがとうございました!
また改めて、オーナーと車で遊びに行きます!

木風堂さんのお隣は、川口市立グリーンセンターという自然いっぱいの公園です。
地域の幼稚園や小学校のハイキングコースでも有名だそうです。
是非、ご家族皆様で、どうぞ遊びにいらしてください。


木風堂 http://www.liqabell.co.jp/
〒333-0834 埼玉県川口市安行領根岸2244-3  TEL048-299-9539 
営業時間  11時~日没まで 
営業日   金、土、日  
準営業   水、木
加工、木工講座、仕入れ等のため閉めている場合あり。
確認お問い合わせください。
月、火    休み
交通/鉄道
      地下鉄南北線直通 
      埼玉高速鉄道「新井宿駅」下車①番出口より徒歩15分
  /車  東北道浦和インターより約15分
      首都高速 新井宿インターより約2~3分
  /バス JR川口駅東川口から⑨番乗り場
      「戸塚安行駅」「東川口南口行」 グリーンセンター入口下車100m

2007年6月 6日 (水)

ギャルリー・ジュイエ「タカハシカオリ個展01 コウエンジアニマルストリート」

クラフト縁で、ご登録頂いている、高円寺にある「ギャルリー・ジュイエ」さん。
いつか、行かねばと年賀状にも書いたのですが、
ようやくお伺いする事ができました!

クラフト縁にご登録頂いている、ギャラリーさまを取材するのは
今回が初めてなので、気持ちは盛り上がります!
しかも、今回取材させていただく
「タカハシカオリ個展01 コウエンジアニマルストリート」は
DMを一目見たときから「面白そう♪」とわくわくするものでした。
さあ、張り切って行ってまいりま~す☆

ギャルリー・ジュイエさんの中に入ると、まず、
フィギュアがパッケージに入ってずらりと展示してあるのが
目に飛び込んできました。どのフィギュアも大変面白いです。

人間なんですけど、顔は動物です。その人間らしさを出す為に
的確な動物、表情、動作、洋服のデザイン、色合い、
全てがひとつを物語っていて「こんな人いるよね」
「いるいる、こういう若者!」と顔がいつまでも、にやけてしまいます。

フィギュアは一体5千円で売られてましたが、洋服デザイン、
パッケージの色、人の動きの特徴など、とても精巧に作られているので、
これはそれ以上の価値あるなと思いました。実際に、観に来たお客様は
楽しんで買って帰られています。このまま、ビッグになってしまうんだろうな~
と、憧れのまなざしで拝見させていただきました!

さて、このフィギュアだけではなく、このフィギュアを街角に連れ出して、
写真撮影し、ストーリーがパネルで展示されています。

この写真とストーリーを観て読むことで、また新しい楽しみが広がります。

冒頭に一体一体、パッケージに入った状態(ストップモーション)で
観ていたものが、街中の風景におさまっているのです。
全く違和感が無くびっくりです。合成写真のように、小さすぎて浮くこともなく、
ほんとに、そこに、そういう人がいるみたいにみえます。
逆に、人が被り物を被って立っているように見えます。
偶然映っているという人も自転車も通行人も、皆、わざとらしくなく、
こっちを見てるわけでもなく、普通にしているのです。
直接地面に置いて撮影しているようですが、
いったい、どうやって撮ってるんだろう?!あまりの自然さに、興奮です。

また、全く同じフィギュアなのに、その動きが、他のフィギュアと組む、
絡ませることで、より「動き」が生きてくるように見えます。

そうか!この体勢は、こういうロケーション、シチュエーション、
ストーリーだから、余計に面白いんだ!とようやく、わかります。

物語が何人も絡んでくると、写真上にいない人も登場します。
そういうときは「うん?ハクビシンの彼女ってなんだっけ?」と
また、さきほどの、フィギュアの壁に立ち戻り、確認します。
「そうか、これか」ひとり、ニヤニヤしながら、また続きへ舞い戻ります。

ひとつのフィギュアを作ることで、そこで終らない、
更なる物語が続き、それを見せられた私達は、
目で観るフィギュアと風景、物語の活字から、目で見る情報以上に、
想像をふくらませて人間関係、前後関係を連想することができます。
タカハシカオリさんは、どこからどこまでを、どのように考えて
制作しているんだろう??凡人には考えられないところです。

タカハシさんは、 武蔵野美術大学で、最初平面に主に取り組んでいました。
3年生のゼミで、LEDが点滅したりなどの電子工作の授業を
選んで受けます。そのとき、はんだごてを使うのが楽しかったそうです。
このゼミの恩師が、4年生のときに、作品のファイルなどを見て、
平面より立体のほうが向いてるんじゃないかとアドバイスを下さいます。
もともと、小さいものを作るのが好きだったタカハシさんは、
卒業制作で、人形を創り、ここから、立体造形に移っていきました。

卒業後は、プロの方のアシスタントをされているそうで、
「全く違う世界感なので、尊敬しています。制作や個展活動も、
充分ご理解頂けているので、ありがたいです」とのこと。
いい環境で、なによりです。得るものも大きいと思います。

もともと、3人のグループ展「アオキタカハシナカジマ展」で、
「アイスクリームロック序章」を展開。
その後、銀座のペッパーズギャラリーの企画展
「ART CROSS PROJECT 2006」で、十二支、干支をモチーフにした
作品を発表。これらをご覧になった、ギャルリー・ジュイエの福田さんが、
「是非、アイスクリームの続きを」と企画展を持ちかけたところ、
半年間のスパンしかなかったので、アイスクリームは次回にし、
フィギュアと写真とストーリーのある企画展になりました。

タカハシさんが作りたい、気になったキーワードの言葉などを
動物に当てはめて形を作り、色を決め、
出来上がったフィギュアを持って、写真を撮りに行き、
最後に文章を作りあげていったというので、驚きです。

撮影の時は、全く構図など決めずに場所を見つけては
撮っていたそうです。といっても容易なものではなく、
高円寺駅を挟み、早稲田通りと青梅街道の間を2往復されたとか。

それにしても意識しないで、絶好のポジションで撮れたという事も、
素晴らしいと思います。ほんとうに意識していないのか、そのときの
天候、場所や人の出具合を見計らって、調度良いタイミングで
撮っていたとしても、偶然や運も実力のうちですから、
カメラで展示風景を撮ってる、なんちゃってカメラマンの自分が
非常に恥ずかしくなってきます。写真であっても、フィギュアであっても
センス抜群だな~と感心します。以下は、わたしが好きな写真を
ご紹介していきます。(ストーリーは割愛させて頂きますね)

右側。うさぎの「したり顔」とカメの「・・・」感が絶妙。
また、空の雲の見え加減がすき!地面にさす、柱の影がまたいい具合に
街角の昼下がりを連想させます。左のたぬきさんの後ろの影が
またとてもいですね。光と影、あるとないとでは違うのかも。

たこといかがピースしてる。先に見える、通りを歩いてるおじさん、
左右に見えるお店の旗、自転車、看板がいい。
コウエンジって感じがして、すがすがしい。

お店のディスプレイと、後ろの赤いお店と赤いおねーさんが
全く違和感が無くておもしろい。ほんとに、ばったり、
この2人に会った様な気になってしまう。

ほんと、ごめんなさい。いるよ、いそう。このカップル。
ほほえましいというか、若さ万歳。
右のナマケモノも、笑ってぶらぶら感が憎めない。

日陰というシチュエーションがいい。ほっとする。
奥に見える歩いてる人のぼけ具合もいい。
子ども2人と、お父さん蛙の服の色バランスがいい。

マグロの女子高生とオカピの男子高校生。制服がすばらしい!
手の表情もいい!奥に見える洋服の売り物や、
背後のおねいさんと、おばちゃんが絶妙!

私の最高賞は、こちら。牛。わたし、丑年なので嬉しい~(笑)
牛がスマートに煙草吸っていて、いっさいがっさい我関せずみたいな
佇まいがすてき。服のセンスもいい。立ってる足がいい。
後ろの自転車おじさんがおいしい。青い屋根と店先の商品の洋服、
手前に見える自転車の車輪、地面の具合、全部マッチしてる。

以上、ほんの一部ですが、ご紹介でした。この他にも写真は沢山ありますし、
それぞれの物語も気が抜けないほど楽しめます。

物語があまりにも良く出来ているので、街行く若者にインタビューしたのかと
思ってしまうほど、リアルな設定、話の流れは、とにかく脱帽でした。
フィギュアの数だけの、人間関係、歴史。
散らばったジグゾーパズルが組み合わさって、ひとつになるように、
ところどころ面白く、時々ほろっとしたり、
頷いてみたくなるような繋がりを持ったストーリーが
当たり前のことのように展開されていました。
現実にあっても、ちっともおかしくない。あるんじゃないかとさえ、思えます。

「テーマは、日常です」

友達との世間話などを聞きながら、自分と重ねて
ストーリーを考えて行ったタカハシさん。
この展示会では、タカハシという主人公(ブルドッグ)が、
カメラを持ってコウエンジという街の中で、さまざまな友達、
知人、関係ある人たちに出会って話を聞きながら、
回想したり、思ったことを交えつつ、そんな彼らを、
自分のカメラで撮ってゆく様子が書かれています。

「人間観察がすきなんです」
これは、キャラクターの設定にもあるのですが、
タカハシさんご自身がそうなんでしょう。

洋服の色やデザインなどは、ついつい、好きな組み合わせとかを
使ってしまうこともあるので、注意したそうですが、
基本的に、全く同じものは創れないそうです。
丁寧なフィギュアの色見本(デザイン帳)がありました。
一瞬一瞬のひらめきを、逃さない几帳面な姿勢を感じました。

つくったり、色を塗っていると、次はこうしたい、次はこうやりたい、
と、いろいろ浮かび、こんなアングルで撮影したいなと
わくわくしてくるそうです。頭の中でイメージが湧いてくるのでしょうね。

フィギュアを作るうえで、体の動きをちゃんと伝える事に
重点を置いているそうです。確かに、指の動きや、足の動き、
洋服のしわ、体のひねり具合など、リアルに忠実です。
その非常に現実的な体が物語る人間性が
顔がインパクトある動物や表情の無いアイスクリームであることで
余計にクローズアップされていきます。

「造形上のこだわりよりも、平面では出来ない、
 立体で、空間に置いたことで、
 そのものが存在している価値感をデフォルメしていきたい」

タカハシさんは、人の持つ日常性と、人それぞれの価値感、
存在意義などを、フィギュアという立体を通して表現しようとしていた。
また、今回の企画展では、写真とストーリーと関連付け、
いわば、平面との融合で深めようとしたのでしょうか。

それにしても、つくづく思ったのは、
タカハシさんは、フィギュアもつくれて(腕はプロ級)
写真も撮れて(表現しようというイメージをきちんと形に出せる)
そのうえ、ストーリー、エピソードも書けるとなると、
近い将来、彼女自身が人形を創ってCM発表したり、
CGとあわせて、技術を駆使したら、雑誌やテレビなどで
どんどんご活躍されていきそうですね。楽しみです~!

タカハシさん、これからも、自分の目と腕、感性という技術の向上を、
続けていってください!そして、先にいる諸先輩方々の活動から
いいものを、どんどん吸収していって欲しいなと思います。
この時期に、タカハシさんの初めての個展を見ることが出来て
とても嬉しく、楽しかったです。ありがとうございました。
これからも、創作活動、頑張ってくださいね!


ギャルリージュイエの福田利恵子さんにも、お話伺ってきました!

2003年、9月にOPEN、4年になるそうです。
もともと、OL時代、設計事務所の秘書として
現場でいろいろな仕事をこなして多忙だったそうです。
その後、派遣会社のコーディネーターをし、雑務から営業、
人と職場のサポートなどに携わる仕事に就きました。

しかし、お母様の介護のこともあり、OLを辞め、
介護をしながら出来る仕事は無いかと探します。
調度、お母様と共有名義で土地を持っていたため、
その土地に建物を建て、貸すことで、
家賃収入を得ながら介護をしていこうと決心。

その矢先に、お母様は寿命を全うされ、天に召されてゆきました。
お母様の介護がなくなった今、なんの仕事をして生きていこうかと考えます。

2000年頃から、インターネットでなにかをやりたい、
という思いと、漠然と、ギャラリーって面白そうだなと思い始めます。

ギャラリーと言っても、アートの繋がりがあるわけではない、
どうやって作家さんを募集したらいいのか。
そこに、インターネットがつながります。
ホームページを作って、宣伝して募集すればいいんだ。

やりたいことをやっていこう、やってみたくなった以上、やってみようと、
無謀にもギャラリーOPENへの道はスタートを切ったのでした。

設計事務所に勤めていた関係で、建築関係のつてには困らなかったので、
まず、スケルトン状態だった1階を、デザイン、設計、施工まで全てお願いしたそうです。

高円寺と言っても、駅から少し離れていて、場所としてあまり向いていないぶん、
スペースをしっかり作ることを念頭に入れたそうです。

また、ホームページのほうは、見やすく、日本語表記を使い、
ワンクリックで見たいところに飛べるよう意識したそうです。

こうして、今に至りますが、
やっと昨年あたりから慣れてきました、と福田さん。

どうせ、素人がやることなので、月2回展示会が出来たら
いいんじゃないかと思ったそうです。
ギスギス急いでも仕方が無い。自分の充電の時間も大切にしたかった。
また、貸しっぱなしにもしたくなかった。搬入、搬出は手伝い、
作家さんと一緒に一生懸命、空間作りのための勉強をしているそうです。

結局、振り返れば、OL時代は仕事が大変でキツかったけど、
今となっては、全部自分ひとりでやらなければならないことばかりなので、
過去の仕事経験のおかげで、こなせているので、感謝の気持ちでいっぱい。

美術の造形に詳しくないところからのスタートなので、
敷居が高い、入り難いギャラリーにはしたくなかった。
借りる人も借りやすく、学生さんでも借りれる、
まったりとしたギャラリーにしたいと思っている。
でも、365日働いていて、365日遊んでるような仕事ですけどね。
そう言って、福田さんは笑ってらっしゃいました。

お話を伺っていて、努力を惜しまず経験を積んできた方は、
やがてそれが身となり糧となり余裕となって財産にもなる。
わたしも「365日働いて、365日遊んでる仕事です」
と言って笑い飛ばしたい!そのくらいの大人になりたいわ!と
まだまだ尻が青い自分を痛感しました。
ギャルリー・ジュイエの福田さん、お会い出来て、
お話伺えて嬉しかったです!!ありがとうございました!
これからも、よろしくお願いします!


タカハシカオリさんHP
http://www.takahashikaori.net/


ギャルリー・ジュイエ
http://www.juillet.jp/
東京都杉並区高円寺北3-41-10 メゾンジュイエ1階
JR高円寺駅北口徒歩9分(早稲田通り沿い)
地図 http://www.juillet.jp/gallery/map.html

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