にこにこネット
作家さん・アーティストさん・クリエーターさんをご紹介・応援します
姉妹サイト♪
クラフト縁 杜の奏 とてちてた やっち~ず ぽるる
新着記事
浅野陽 大原はだか祭り絵画展 北土舎
浅野陽(みなみ)さん個展 cafe & galerie NAJA
房総のむら 組紐ストラップ作りを体験をしてきました♪
房総のむら 畳コースター、ちよ紙ろうそく体験をしてきました♪
御宿のGallery カッテンマさんに行って来ました☆
佐原 River Way 正上さんで、とんぼ玉制作体験!
8月末に、STAGE銀座さんに行ってきました!
工房ガレ木さん。工房村を作ります!山や廃屋などを貸してくださる方、募集中!
道の駅くりもと紅小町の郷 第二回かかし祭りと、鴨川シーワールドのナイトアドベンチャーと、白浜フラワーパーク
道の駅 三芳村 鄙の里 やきもの くりはら工房さん♪
野島埼灯台で、ストラップ作りをしてきました♪♪♪
いすみ市第五回かかし祭りと、砂の彫刻美術展と、ポッポの丘
休暇村館山で、キラキラ貝磨き貝の宝石作り体験をしてきました♪
ギフトなタレント展2012summer に行って来ました!
皆さんの投稿レポート 野沢竹志 個展
大泉学園 アートスペースSさんに行ってきました♪
岩瀬まゆみさんに、婚約指輪を作っていただきました♪
木村ひとみさんに、結婚指輪を作っていただきました♪
STAGE銀座工芸展 彫金 木村ひとみさん
STAGE銀座工芸展 ステンドグラス 石井香さん
コーナーのトップ
カテゴリ
LGG会員のギャラリー紹介
ミニレポート
杜の奏(作品展示)
皆さんの投稿レポート
行ってきた/2005
行ってきた/2006
カテゴリ一覧
新着記事
2014年4月
2013年3月
2012年11月
2012年10月
2012年9月
2012年8月
2012年7月
2012年6月
2011年12月
2011年10月
2011年8月
2011年7月
2011年5月
2011年4月
2011年3月
2011年1月
2010年12月
2010年11月
2010年9月
2010年8月
2010年7月
2010年1月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年9月
2009年8月
2009年7月
2009年6月
2009年5月
バックナンバー一覧
当サイトについて
お問い合わせ

ギャラリー喫茶ゾーエーさん いとう良一さん個展
このエントリーを含むはてなブックマーク

━━━━━ いとうさんとの出会い ━━━━━

にこにこネット、とてちてたでも、ご紹介している、いとう良一さん。
「いちびりTOWN」という絵と工作、雑記のサイトと、
「ペンギンの達人」という、ペンギンについて詳しくご紹介している
ペンギンの生態を知るためのサイトを運営されています。

ペンギンが空を飛んでいる絵。初めてweb上でこの絵を観たときから
惚れました*そして、いとうさんの絵を実際に観たのは、2006年春。
小田急線梅ヶ丘駅にある、ギャラリー喫茶ゾーエーさんで開催された
個展を見に行ったのが初めでした。そのときは、お会いできなくて、
ゾーエーさんの雰囲気のよさにひたりながら、
ただただ、作品と作品集をどっぷり鑑賞して帰ってきました。

同年、初夏に改めてゾーエーさんで初対面し、とてちてたで展示販売する為の
作品を何点かお預かりしました。この時は、お会い出来て大興奮*
同年・秋には、飯田橋のギャラリー スペースパウゼさんで開催された
個展に伺い、新作を拝見・お会いする事ができました。

こうしてみると、今回お会いするのは3度目になりますね。3度目の正直で、
めでたく取材となりました*わたしが、いとうさんの絵が好きな理由は、

「どうやったら、こんな素敵な絵が描けるんだろう」
自分が今まで生きてきた、たった30数年のあいだで、
「自分はこういうのがすき」「こういうふうに描きたい」
というポイントが全て凝縮されていたこと。
憧れにも似たきらきらした気持ちです。

同時に、どんな思いでこの絵を描いたかはわからないし、知る由もない。
けれども、絵を観たときにこれはどういうことなんだろうと、
自分の気持ちに照らし合わせたり、沿って観ることが出来る。
絵は、とてもさっぱりしていて、すんなりと入ってきて、
浸透していくような感じがするのです。
あたりまえに、生と死、動と静が交差する日常に、わたしたちは生きている。
日々、人は、いろいろな苦労や悩みを抱えているであろうとして、
それを微塵とも感じさない、それも生きるということだと。


━━━━━  いとうさんの絵の歴史 ━━━━━

1994年から毎年必ず個展を開催し、もう40回以上になるそうです。
最近では、秋に飯田橋のギャラリー スペースパウゼさんで
新作お披露目の個展。春にギャラリー喫茶ゾーエーさんで個展。
毎年1回、名古屋のネット展での参加と、年3回ペースで、
あとはそのときどき、変則的に参加・開催しているそうです。

東京出身のいとうさん。就職したソフトウエア開発会社の大阪支店に
配属され、大阪で3年暮らします。その後、関東に戻り、
印刷製版の会社に就職。この頃は、仕事がとてもあっていて、
会社に行くのが非常に楽しかったとか。
少しでも、難しい、面白いものをやろうと心がけたそうです。
その後、2年で独立、フリーに。印刷製版職人として技術も単価も
どんどん向上していきましたが、効率よくこなしていても、
疲労はピーク・最高潮。10時間もライトにさらされる目。
いやでも、限界を感じます。折りしも、バブルがはじけた頃。
こうして、職人としての製版業が終わりを迎えます。

子供の頃は漫画家志望で、よく赤塚不二夫の模写をしていた。
大人になってからは、趣味で描く程度で、旅先で知り合った人に
額入りの絵を送っていたりした。製版の仕事を辞めてから、
今の画風になり、ひたすら描いた絵が50点以上になった頃、
ひょんな事で画廊を借りることになり、福祉作業所に勤める旅友達を誘って、
作業所の人達の陶芸作品とのグループ展を開催。
こうして、以降、いとうさんの絵の展示の歴史がはじまったのでした。


━━━━━ ペンギン本を出版 ━━━━━

2002年に、「いちびりTOWN」をOPENし、
2003年に、ペンギンのサイト「ペンギンの達人」をOPENされています。

いとうさんは、1996年に空を飛ぶペンギンの絵を描きます。
ペンギンが好きとかグッズを集めてるとかそういうことは全くなく、
ただ、リアルにペンギンを描きたいという思いから、ペンギンについて
詳しく調べだします。ただ可愛いだけなら、皆、知っている。
でもペンギンの生態をほとんどの人は知らない。
調べてみると、おもしろいことだらけ。調べた膨大な量の資料を
葬るのは勿体無いと、サイトをOPENされたそうです。
この「ペンギンの達人」は2007年3月に技術評論社より
『やっぱりペンギンは飛んでいる!!』として出版されました!
東京大学海洋研究所国際沿岸海洋研究センター助教授の
佐藤克文さん監修で、イラストや挿絵もいとうさんが描いてらっしゃいます!

この『やっぱりペンギンは飛んでいる!!』は、技術評論社の
「知りたい!サイエンスシリーズ」の中の1冊。
他に、くらげや、薬、毒、相対理論、などいろいろ出ていますが、
全て「疑問形式」で「謎をときあかす」ことを趣旨としたシリーズ本だそうです。

しかし、いとうさんは、ペンギンは、いまだに、わからない部分が多く、
観察できる行動はあるが、その理由はわからない、将来的には、わかったり、
今の通説を覆すような事も出てくるかもしれない。仮説を立てることは
出来るけれど、わからないものはわからないんだよと、疑問を投石しましょうと、
監修の佐藤克文さんと考え方が合致し、謎は謎のまま「こんな謎もあるよ」と、
興味を持ってもらうような作りにしたそうです。

本が発売されて、読者の皆様から
「いままで、たくさんペンギン本を読んできたけど、今まで知らなかった、
わかったことがたくさんありました」という感想を頂いたそうです。
これって、嬉しいですね!

また、動物園の飼育係の方や、動物園の獣医さんなど、
専門的なお仕事の方も広く買って読まれているようです。

海洋研究・海洋生物の観察の第一人者、佐藤克文さんは
イラスト、挿絵にもこだわり、
「みなさんは、こう思われているけども、ただ泳ぐだけでも、
ひれの動き方は、観察した結果、実際はこうなんです。」
と、イラスト・挿絵・図解にも細心の注意を払ってご意見くださったそうです。

「イラストは簡単な中にも、情報が集約されているから、
わかりやすいぶん、とても大事」と、いとうさん。何気ないカットひとつでも、
こだわりが違います。お話を伺っていると、いとうさんも、佐藤さんも
「職人気質」という意味で、同じなんでしょうね。

『やっぱりペンギンは飛んでいる!!』はわたしも読みましたが、
わかりやすいです!学校の図書館に是非置いてもらいたいですね☆
ペンギン好きな方、是非、「ただ可愛いから好き」から一歩、進みましょう!
面白いですよ☆

本を出版するにあたって、本の作り方がだいたいわかったので、次は、
絵の本を出したいそうです。いい本と、売れる本は違う。
自分が面白いと思った本を出したいとおっしゃる、いとうさん。
こちらも、楽しみです♪


━━━━━ 絵とイラストと━━━━━

毎年個展をやって、毎年新作が描けるなんて凄いですね、と感心していると、

「怠け者で、必要がないと描かなかったりする。
 個展を設定して描くようにしている。」と、いとうさん。

「イラストというのは、挿絵、目的があって説明するための絵。
ただ、自分の好きなように自由に描いてと言われると、限界がある。
自分では思いつかない、絶対描かないようなものが、
いろいろな設定を依頼され、制約があるからこそ、描けたりする。
自分は、こういうのも描けるんだ、と、新たな発見になる。それが面白い」

「絵を難しく考えすぎ。絵も料理も音楽も、
表現するという事を、もっと簡単に考えていいと思う。
『芸術』みたいに高尚な雰囲気にしてしまって、肩肘張るようなものではない。 」

1980年代、やなせたかしさんがやっていた「イラスト入門講座」で
ゲストで来ていた、黒井健さんの絵を観て、その技法を学習したそうです。

いとうさんは
「学習する為の模倣は追体験が出来る大事な勉強」と仰います。

「絵の描き方というのは、手段に過ぎない。
自分の描きたいものにあわせて、技術・手段を選べばよい。
最近、絵を描いて、行き詰っている人の多くは、
技術・手段を使うことを目的としているから。
たとえば、透明水彩の特徴のひとつである「ぼかし」を綺麗に描こうとして、
それを描くのが目的みたいになってしまい、綺麗なぼかしが描けるモチーフを
探して描く、という本末転倒なやり方になってしまったり。
水彩画の技法は上手いけど、対象を描きたかったから描いた
というのとは全く違うわけで、その辺で行き詰まってしまう人が多いのだと思う。」

この話を聞いて、使う・使われるの意識の差を感じました。
知らず知らずのうちに、道具に使われてしまっているのですね。

いとうさんは、自身のHPで、「絵を描きたい貴方へ」というコラムを
掲載しています。細かくお話されているので、
もっと詳しくお聞きになりたい方は、どうぞ御読みください!
http://homepage2.nifty.com/1b-town/for-drow/toraware.htm


━━━━━ これから━━━━━

いとうさん曰く、
「毎年毎回、展示会をしてますが、ただ売れればいいのではない。
売れたら、そこで終ってしまう。展示会は、知ってもらうためのもの。」

毎回来る人がいる。毎回買う人がいる。なんで、そんなにいつも買うの?
と聞くと、『いとうさんの美術館を作りたいから』

わかる!!その気持ち、わかりますぞ♪♪わたしも、いとうさんの個展に
行った時は、必ずポストカード買ってますもん♪

「人がいるから、できる、やれることです。
自分は、振り返ってみれば、タイミングがよかった。
展示会をしているうちに、いろいろな出会いや繋がりが行き来してきた。
将来的には、大阪で個展をやりたい。」

いとうさんにとって、3年住んだ、大阪は、今でも忘れられない、
特別な場所のようです。大阪で個展できる日がくるといいですね!
これからも、いとうさんファンとして、毎年更なる発展がありますように、
応援しています!今日は、どうもありがとうございました(^0^)/☆


━━━━━ ギャラリー喫茶ゾーエーさん━━━━━

ゾーエーさんに行くのは、これで3回目。月曜日でも、お客様はひっきりなし。
マスターの、高木博美さんに、少しだけ、お話伺ってきました。

お店自体は、昭和63年OPEN。ちょうど19年目で
来年で20周年になります!おめでとうございます☆

高木さんは、舞台美術の仕事や、住宅情報誌のデザインの仕事などを
手がけられた後、40歳で「定年退職」とすっぱり、お辞めになられ、
珈琲が飲めて音楽が聴けるお店を持とうと、店舗探しをします。
しかし、バブルがはじける前、なかなかいいお店があいていません。

やっと、みつけたのが、梅ヶ丘駅近辺でした。
ところが、梅ヶ丘というのは、北口は静かで閑散としています。
不動産屋さんが「北口はやめたほうがいい」と言うくらい。
梅ヶ丘は、当時学生街。通り過ぎる人が多いことに気付きます。
しかし、あたりを歩いてみると、羽根木公園がありました。

もともと、高木さんは、国立に10年住んでいて、
その国立の印象と似ていると感じたのでした。
「公園のある町が好き」 「公園があるところは、いいところ」
高木さんは、この公園と、町の雰囲気に太鼓判を押して
いざ、喫茶店をOPENします。

5年いて、近所に引越しをしましたが、OPEN当時は、
写真家、彫刻家、絵描きなど、ポテンシャルな人々が多かった。
これは面白い、と思った高木さん、年4回、春夏秋冬でコンサートを開催。
展覧会は、2週で1回の期間で開催していたそうです。

しかし、2週間で展示が交代となると、準備が忙しい。
そこで、1ヶ月ごとにすることに。すると、ゆっくりできることと、
お客様も1ヶ月かけて何度も観る事が出来、好評となり、
現在に至っているそうです。

コンサートのほうは、最初は奥様がピアノをやっていたので、
クラシックのコンサート専門にやっていたのを、民族音楽や、
ジャズと出会い、聞きに来た人や、紹介などで
「ここでやりたい」というミュージシャンが増えてきた。
そこで、年4回ではなく、月1回にすることになったそうです。

ベース王、低音王として世界で有名な藤原清登さんは、
日本ではあまり知られていませんでした。ニューヨーク在住の藤原さんが
日本で御披露目したい、日本で演奏したい、場所は何処でもいい、
というので、ゾーエーさんでコンサートをしてもらったそうです。
そのときのコンサートは、ベース2本のデュオ。おもしろいから録音しよう、
という話になり、録音しCDとして発売。そのCDは大変好評で、
以来、毎年、ゾーエーさんでは藤原さんのコンサートが開催されます。

ゾーエーのカウンターには、常連のお客さんが
いつも吸い寄せられるように座って、マスターの高木さんと、
思い思いのお喋りをして珈琲を飲んで帰ってゆきます。
テーブル席でも、かかっているジャズを聴きながら、
壁に掛かっている展示の絵を静かに楽しめる。
この日頂いた、ランチのカレーは美味しゅうございました。

「お金も必要だけど、無理してやらない。いいものしかやらない。
19年やってきたけど、まだまだこれからです。」

高木さんとゾーエーの歴史は、まだまだ続く。嬉しい事です。


最後に、ギャラリー喫茶ゾーエーさんでは、
作品を展示したい作家さんを募集中!4週(日曜休み)で、3、5万円。
絵画、写真、タペストリーなどなど。
作者1名様はその月のコンサートにご招待という嬉しい特典つきです!!
お問い合わせは、ゾーエーさんまで!

5月28日(月)は藤原清登さんと
ダヴィデサントルソラさんのピアノのコンサートです

ギャラリー喫茶ゾーエー 
東京都世田谷区梅ヶ丘1-16-4  
TEL 03-3706-7905
小田急線梅ヶ丘駅南口より徒歩3分

2007-5月-17 トップ 前の記事 次の記事
このページのTOPへ
Copyright(C)1LDO All rights reserved.